イタリア旅行やヨーロッパ周遊旅行で
- ベネチアからフィレンツェ
- フィレンツェからベネチア
を移動する事があるかもしれませんが移動は簡単です。ベネチア⇔フィレンツェ間は約250kmですが、約1,450円(11.99ユーロ)〜移動できます。
そこで気になる移動手段。
「ベネチア⇔フィレンツェ間はどうやって移動したらいいの?」
という疑問に答えるべく、移動手段を細かくまとめておきますので、ご参考になれば幸いです。
目次
ベネチア⇔フィレンツェ間の行き方・アクセス方法
イタリア・ベネチア(Venice)⇔イタリア・フィレンツェ(Firenze)間の移動手段は
- 飛行機:約5時間/約14,800円〜
- 電車(トレニタリアorイタロ):約2〜4時間/約2,410円〜(19.9ユーロ〜)
- バス:約3〜4時間/約1,450円〜(11.99ユーロ〜)
の3つの方法があります。
結論から先にどんな人に何がおすすめかを述べると
- 短時間で行きたい⇒電車がおすすめ
- 安く行きたい⇒バスがおすすめ
です。
それぞれの細かい部分についてメリット・デメリットを詳しくご紹介していきます。
飛行機でベネチア⇔フィレンツェ間を移動する方法
ベネチア⇔フィレンツェ間は直行便が飛んでおらずローマで乗継となります。
フライト時間が約3時間、料金は約14,800円〜アリタリア航空が就航しています。
飛行機で行く場合の合計所要時間は、2都市の空港⇔市内の移動時間とチェックイン時間を踏まえて合計所要時間は最低でも約5時間くらいは見ておくべきです。
なので電車やバスより料金が高い上に、最も時間がかかってしまう方法となります。
上記はスカイスキャナーで検索した値段です。
公式ページ:スカイスキャナー
飛行機のメリット
特にありません。強いて言うならスカイチームのマイルが貯まるくらいです。
飛行機のデメリット・注意点
所要時間が最も長く、料金は最高値。
下記記事では、ベネチア市内のメストレからベネチア・マルコポーロ空港までバスで行く方法も細かく書いています。参考になれば幸いです。
関連:メストレからベネチア・マルコポーロ空港へバスでの行き方|ATVOがおすすめ
電車でベネチア⇔フィレンツェ間を移動する方法
ベネチア⇔フィレンツェ間は電車が2種類運行しており、イタロ(ITALO)、トレニタリア(TRENITALIA)が運行しています。
イタロの方が運行本数が多く所要時間が短いので、おすすめはイタロです。
- 所要時間:約2〜4時間
- 運行間隔:1時間に1本以上
- 料金:約2,410円〜(19.9ユーロ〜)
- 乗換:なし(トレニタリアの一部時間帯で乗換あり)
- 発着駅:ベネチア・メストレ駅(Venezia Mestre) ⇔ フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅(Firenze SMN)
電車のチケットは当日に駅で購入することも可能ですが、ネット予約よりも高くなることが多いので事前にネット予約するのがおすすめです。
英語での予約が難しいと感じる方やヨーロッパ周遊旅行を計画している方は、ヨーロッパ内の鉄道が乗り放題になるユーレイルグローバルパスという鉄道パスがあるので、購入を検討してみるのもありだと思います。
日本語サイトで予約できるだけではなく日本語でのカスタマーサポートもあります。ただし手数料が取られるので、やや割高になりますがとても便利です。
英語でのやり取りにストレスを感じる場合は、以下の日本語公式ページをチェックしてみてください。
公式ページ:レイルヨーロッパジャパン
電車のメリット
1日に運行している本数も多いので頑張れば日帰りも可能です。そしてヨーロッパ鉄道旅を味わうことが出来るので、憧れがある人にとってはたまらない経験になるでしょう。
電車のデメリット・注意点
トレニタリアとイタロどちらを選んでもバスよりも割高です。直前購入だとさらに高額になります。
バスでベネチア⇔フィレンツェ間を移動する方法
ヨーロッパでは定番のFlixBusのバスの場合だと片道11.99ユーロ(≒1,450円)〜、所要時間は約3〜4時間です。旅程が決まっている場合は、なるべく早めに購入したり、セールのタイミングが上手く噛み合えば上記料金よりも安価なチケットを購入できます。
ベネチア⇔フィレンツェ間は1日11本運行しています。ただし、夜便は到着が深夜になるため、安全を考慮して避けるべきです。
フィレンツェ・モンテルンゴ広場行きのバスを選べば、フィレンツェの中心駅であるフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に停まります。
しかし、Villa Costanza Tram T1行きのバスを選ぶと、フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅までトラムで20分くらいの場所に止まるので、都合が良い方を選びましょう。
ちなみにバス予約の際には「Firenze」ではなく「Florence」と検索すればフィレンツェを指定できます。
公式ページ:FlixBus
バスのメリット
移動手段の中で最安値です。バスからの景色も楽しめます。
またFlixBusの場合は、他の移動で1回乗車しておくと次回以降利用できるFlixBusのクーポンがもらえる事が多いです、そのため、当区間に乗車する前にFlixBusを利用していると片道11.99ユーロ(≒1,450円)以下で乗車することも可能です。
バスのデメリット・注意点
バスに大きな荷物を預け入れる荷物サイズが80 x 50 x 30 cm合計20 kg1個までは無料ですが、それ以上の量と重さが超える場合は追加料金が発生します。
上記荷物とは別に、車内に荷物を無料で持ち込むことができ荷物サイズは42 x 30 x 18 cm合計7 kgです。
もし1〜2泊の短期滞在で出発地に戻ってくる場合は、移動前日に宿泊したホテルに荷物を預けて移動すると身軽に動き回れるので上手に工夫すれば荷物のデメリットは解消されます。
またバスチケット予約をする際は全て英語表記になっている点に難易度が高く感じる人もいるかもしれません。
もし英語表記が苦手で難しそうだと感じる方は、英語が苦手な方でもスムーズに予約できるように分かりやすく図解でまとめた記事を書いていますので、ぜひご参考ください。(パリからブリュッセル行きの路線での予約を図解していますが、要領は同じです。)
サイトの作りがシンプルなので予約は簡単ですし、予約後に送られてくるメールを提示すれば乗車できるので、チケットの印刷をする必要がなく乗車もスムーズです。
安く行きたい場合はバスがおすすめです。
まとめ
- 飛行機:約5時間/約14,800円〜
- 電車(トレニタリアorイタロ):約2〜4時間/約2,410円〜(19.9ユーロ〜)
- バス:約3〜4時間/約1,450円〜(11.99ユーロ〜)
ベネチア⇔フィレンツェ間の移動は
- 所要時間が短い方法がいい!⇒電車
- とにかく安く移動したい!⇒バス
という選び方をすれば間違いなしです。飛行機は微妙です。旅程と目的、そして予算に合わせて選んでみてくださいね。
ちなみに、もし時間に余裕がある場合は、ベネチア⇔フィレンツェの中間地点くらいにボローニャがあるので、ふらっと立ち寄ってみるのも面白いと思いますよ!
電車とバスの料金と運行日程を一括比較できるomioというサイトもありますが、omio経由で予約すると手数料が追加で請求されるので、omioで比較しつつ、予約は公式サイトからにするとお得にチケットを購入できます。
電車:イタロ / トレニタリア / レイルヨーロッパジャパン
バス:FlixBus
良きヨーロッパの旅を!