この記事ではフランス・パリ⇔フランス・リヨン間の移動方法について移動手段別に詳しくご紹介します。
パリ⇔リヨン間は約500kmほどありますが最安約600円(4.99ユーロ)〜移動できます。
そこで気になる移動手段。
「パリ⇔リヨン間はどうやって移動したらいいの?」
という疑問に答えるべく、移動手段ごとの料金と所要時間、それぞれのメリット・デメリットを細かくご紹介します。
目次
パリ⇔リヨンへの行き方・アクセス方法
フランス・パリ(Paris)⇔フランス・リヨン(Lyon)間の移動手段は
- 飛行機:約1時間5分/約8,600円〜
- 電車:約2時間〜/リヨン市内まで約5,500円(45ユーロ)〜・リヨン空港まで約1,950円(16ユーロ)〜
- バス:約5時間30分〜/約600円〜(4.99ユーロ〜)
の3つの方法があります。
結論から先にどんな人に何がおすすめかを述べると
- 短時間で行きたい⇒電車がおすすめ
- 安く行きたい⇒バスがおすすめ
です。
一見すると、飛行機が一番所要時間が短いですが、空港⇔市内の移動やチェックインの時間を考えると、電車が一番所要時間が短いです。
それぞれの細かい部分についてメリット・デメリットを詳しくご紹介していきます。
飛行機でパリ⇔リヨン間を移動する方法
パリからリヨン、リヨンからパリ間は直行便が飛んでおり約1時間5分で行くことができます。
料金は安い時期で約8,600円〜、レガシーキャリアのエールフランスが就航しています。
上記はスカイスキャナーで検索した値段です。
公式ページ:スカイスキャナー
飛行機のメリット
早く予約すれば運賃が安いです。
スカイチームのマイルを貯めている場合はマイルが貯まります。
また、エールフランス航空はJALと提携しているため、JALマイルでエールフランスの飛行機を予約可能です。そうすれば飛行機代が無料になります。
関連:エールフランスマイルのおすすめの貯め方6つを徹底解説|JALマイルを貯めた方がお得?
飛行機のデメリット・注意点
それぞれの空港⇔市内までの移動にかかるお金を合わせると、最低でも10,000円弱はかかると思っておいた方がいいでしょう。電車やバスに比べると割高です。
また、空港⇔市内の移動とチェックイン時間を考慮すると、合計4時間くらいはみておきたいところ。
そのため、電車よりも所要時間が長くなり、料金も高くなります。
電車でパリ⇔リヨン間を移動する方法
パリ⇔リヨン間はフランスの国鉄が運営している電車(TGV)が運行しています。
所要時間が約2時間、料金はリヨン駅までだと片道約5,500円〜(45ユーロ〜)。リヨン空港までなら約1,950円〜(16ユーロ〜)です。
TGV
TGVの料金は最安値の時期で早めに予約すると2等席でリヨン駅までだと片道約5,500円〜(45ユーロ〜)。リヨン空港までなら約1,950円〜(16ユーロ〜)で、所要時間は約2時間です。
乗換が不要の直通列車です。
主な発着駅は以下です。
- 発着駅:パリ・リヨン駅(PARIS GARE DE LYON)⇔リヨン・パール=デュ駅(LYON PART DIEU)
電車のチケットは当日に駅で購入することも可能ですが、割高なことが多いので事前にネット予約するのがおすすめです。何より早めの予約が肝です。
公式ページ:TGV
英語での予約が難しいと感じる方やヨーロッパ周遊旅行を計画している方は、ヨーロッパ内の鉄道が乗り放題になるユーレイルグローバルパスという鉄道パスがあるので、購入を検討してみるのもありだと思います。
手数料が取られるのでやや割高になりますが、日本語サイトで予約できるだけではなく日本語でのカスタマーサポートもあります。英語でのやり取りにストレスを感じる場合は、以下の日本語公式ページをチェックしてみてください。
鉄道パスでなくても1区間から購入可能です。
公式ページ:レイルヨーロッパジャパン
・料金:リヨン市内まで約5,500円(45ユーロ)〜 / リヨン空港まで約1,950円(16ユーロ)〜
電車(TGV)のメリット
長距離電車の割に料金が安く、移動手段の中で最も合計所要時間が短いです。
そして、ヨーロッパ鉄道旅を味わうことが出来るので、憧れがある人にとってはたまらない経験になるでしょう。
電車(TGV)のデメリット・注意点
少なくとも1〜2ヶ月前に予約しないと料金が割高になります。
特にハイシーズンの直前購入だと100ユーロを超えることもあります。
もし電車(TGV)を利用する場合は、なるべく直前購入ではなく1〜2ヶ月前までには購入しておくとお得です。
なので、直前まで計画を立てることが出来ない人にとってはデメリットです。
そして、行き先がリヨン駅行きとリヨン空港行きがあるので、予約の際は行き先を間違わないようにしっかり確認しましょう。
バスでパリ⇔リヨン間を移動する方法
ヨーロッパでは定番のFlixBusのバスの場合だと片道約600円(4.99ユーロ)〜、所要時間は最短5時間30分です。
旅程が決まっている場合は、なるべく早めに購入したり、セールのタイミングが上手く噛み合えば上記料金よりも安価なチケットを購入できます。
主な発着地は以下です。
【パリ】
- ベルシー公園(Bercy Seine)
【リヨン】
- リヨン・ペラーシュ駅(Lyon Perrache)
パリ⇔リヨン間は1日約13本運行しています。ほぼ直通ですが、乗り換えのある路線だと時間がかかってしまうので、直通で行きたい場合は直通バスを選びましょう。
公式ページ:FlixBus
・料金:約600円(4.99ユーロ)〜
バスのメリット
パリ⇔リヨン間のバスは、移動手段の中で料金が圧倒的に安いです。便を選べば乗換の必要もありません。
そしてFlixBusの場合は、他の移動で1回乗車しておくと次回以降利用できるFlixBusのクーポンがもらえる事が多いです。
そのため、当区間に乗車する前にFlixBusを利用していると約600円(4.99ユーロ)以下で乗車することも可能です。
バスのデメリット・注意点
所要時間が電車と比べて倍以上かかる点です。
そして、バスに大きな荷物を預け入れる荷物サイズが80 x 50 x 30 cm合計20 kg1個までは無料ですが、それ以上の量と重さが超える場合は追加料金が発生します。
上記荷物とは別に、車内に荷物を無料で持ち込むことができ荷物サイズは42 x 30 x 18 cm合計7 kgです。
またバスチケットを予約する際は全て英語表記になっている点に難易度が高く感じる人もいるかもしれません。
もし英語表記が苦手で難しそうだと感じる方は、英語が苦手な方でもスムーズに予約できるように分かりやすく図解でまとめた記事を書いていますので、ぜひご参考ください。(パリからブリュッセル行きの路線での予約を図解していますが、要領は同じです。)
サイトの作りがシンプルなので予約は簡単ですし、予約後に送られてくるメールを提示すれば乗車できるので、チケットの印刷をする必要がなく乗車もスムーズです。
バス移動はあまりおすすめ出来ませんが、バスに乗ってみたい場合は予約方法も合わせてチェックしてみてください。
パリ⇔リヨン間の移動方法まとめ
- 飛行機:約1時間5分/約8,600円〜
- 電車:約2時間〜/リヨン市内まで約5,500円(45ユーロ)〜・リヨン空港まで約1,950円(16ユーロ)〜
- バス:約5時間30分〜/約600円〜(4.99ユーロ〜)
パリからリヨンもしくはリヨンからパリに行くには
- 所要時間が短い方法がいい!⇒電車
- 安い料金でお金を節約したい!⇒バス
という選び方をすれば間違いなしです。
ロマン溢れる電車も早く予約すれば安くチケットを購入できるので、旅程と目的、そして予算に合わせて選んでみてくださいね。
電車とバスの料金と運行日程を一括比較できるGOEUROというサイトもありますが、GOEURO経由で予約すると手数料が追加で請求されるので、GOEUROで比較しつつ、経由せずに公式サイトから予約するとお得にチケットを購入できます。
良きヨーロッパの旅を!
・料金:8,600円〜