超初心者のためのANAマイルの貯め方！世界一周経験者が分かりやすく徹底解説

20歳からの夢だった世界一周に出かけようと決めた2015年。行き方を色々模索しているとマイルというものにたどり着きました。

「世界一周に行くならマイルを貯めた方がいいよ。てかマイルで世界一周できるよ。」

「え？何その裏ワザ！？」

先輩からマイルの存在を教えてもらった日からマイルについて調べていくと、簡単にマイルを貯めれることを知りました。そして、そのおかげで今では累計100万マイル以上を貯めることができました。

そして、2019年6月には念願の夢だったANAマイルを使って夫婦でビジネスクラス世界一周の旅に出発。

そんな僕が

• 完全な初心者でも取り組み可能で
• 出来る限り専門用語を使わずに分かりやすく
• 迷いなく進められるように

どうやったらマイルを貯めればいいの？という疑問についてANAマイルの貯め方を詳しくご紹介していきます。

これを読んだその日から身近な友人にマイルの貯め方について熱く語れるようになるくらい解説していきますので、ぜひ最後までじっくり読んでみてください。

ANAマイルの貯め方｜初心者でも簡単に貯まる！

では早速、マイルの仕組みから話を進めていき、僕が実践しているマイルの貯め方まで詳しく解説していきます。その方法は簡単で、何も特別なことはありません。大富豪でも特別な人脈が必要でもありません。

基本的な知識をつけながら、今日からマイラーデビューを果たしましょう！

【初心者向け】ANAマイルを貯めてみよう！目標は年間20万マイル。そのためにすべきこと

ANAマイルを貯めている人の中では年間20万ANAマイルを貯めることを１つの目標に掲げている人が多いです。

でも、マイルを貯めると聞くと誰もが思い浮かべる

• クレジットカード決済で貯める
• 飛行機に乗って貯める

という方法だけでは難しいのが現実です。

じゃあ、どうすればいいのか？を結論から先に述べると

1. ポイントサイトを活用すること
2. クレジットカードの入会キャンペーンを活用すること

この2点です。

たったこれだけで年間20万マイルくらい貯めることが可能です。

難しいことを覚える必要はなく、マイルが貯まるポイントサイトを活用して実践。マイルが貯まるクレジットカードに入会。たったこの2つだけです。

ちょっとだけ工夫をして、あとはいつも通りの生活を送るだけでマイルがザクザク貯まっていきます。

20万ANAマイルあると何が出来るの？早見表をもとにシュミレーションしてみた

マイルを貯めることばかり話しても具体的に何が出来るのかイメージできないと貯める気になれないと思うので、20万マイルあると何にどう使えるのかをシュミレーションしてみました。

家族分の航空券も自分が保有するマイルで発券することが出来るので、マイルでの家族旅行も可能です。

きっと胸がときめいてワクワクが止まらなくなると思います。ぜひ想像を膨らませながらご覧ください。

海外航空券

下記が20万マイルを使って無料で乗れる目安です。もちろん保有マイルに応じて行き先は自由に選べます。

• 日本⇔韓国：13往復(15,000マイル/1往復)
• 日本⇔中国・香港・台湾・フィリピン：10往復(20,000マイル/1往復)
• 日本⇔シンガポール・マレーシア・タイ・カンボジア・ベトナム・インドネシア・ミャンマー・インド：5往復(35,000マイル/1往復)
• 日本⇔ハワイ：5往復(40,000マイル/1往復)
• 日本⇔オーストラリア：4往復(45,000マイル/1往復)
• 日本⇔カナダ・アメリカ・メキシコ：4往復(50,000マイル/1往復)
• 日本⇔ヨーロッパ：3往復(55,000マイル/1往復)

上記に挙げたのはエコノミークラスですが、実は、何十万円、何百万円もするビジネスクラス、ファーストクラスにも無料で乗ることができるんです。

じゃあ、20万マイルあると、ビジネスクラスやファーストクラスってどれくらい乗れるの？という部分なのですが

• 日本からどの国にもファーストクラスで1往復
• ファーストクラスの世界一周航空券1周分
• 日本からどの国にもビジネスクラスで2往復
• ビジネスクラスの世界一周航空券が1周分
• エコノミークラスの世界一周航空券が2周分

このどれかを選べる世界が待っています。ちなみにこれでもマイルが余るほどなんです。

例えば、新婚旅行で海外行きのビジネスクラス2名分が無料という使い方も可能ですし、エコノミークラスで夫婦で世界一周してもいいかもしれません。

少しマイルを足して23万マイルあればビジネスクラスで世界一周2名分が無料です。

最高の新婚旅行になるのではないでしょうか。

僕も夫婦でビジネスクラスを利用して世界一周に行ってきましたが、本当に最高でした。

関連記事：ANAビジネスクラス(B787 バンクーバー⇒羽田)搭乗記

国内航空券

下記が20万マイルを使って東京を出発することを前提に無料で乗れる目安です。

• 東京⇔秋田、庄内、仙台、新潟、大島、八丈島、富山、小松、能登、名古屋、大阪：16往復(12,000マイル/往復)
• 東京⇔沖縄：11往復(18,000マイル/往復)
• 東京⇔石垣、宮古：10往復(20,000マイル/往復)

1人で使おうと思うと国内旅行だけじゃ使いきれませんね。笑

世界一周航空券

マイルで世界一周航空券を発券することが可能です。しかも思っている以上にマイルが必要ありません。ルートや飛行機に乗る距離数によってマイル数が変わってきますが、目安として下記をご参考まで。

• エコノミークラス：75,000マイル
• ビジネスクラス：115,000マイル
• ファーストクラス：180,000マイル

いつかは世界一周をしてみたいと思っている人にとって、その夢がすごく近くなるのではないでしょうか。エコノミークラスなら世界二周してもマイルが余ります。思い切ってファーストクラスで世界一周というのも夢が広がりますよね。

上記のような事がたったの1年で実現できる。

1年後、見える世界が全く異なると思いませんか？

それが20万マイルの威力です。

それでは、1年で20万マイル貯めるにはどうすればいいのか具体的にステップバイステップで全てお話していますので、まずはマイルを貯める基礎知識から知ってきましょう。

【STEP1】一般的なマイルが貯まる仕組み・方法とは？

まずは「マイルが貯まる仕組みと貯め方」を知ることから始めましょう！

マイルが貯まる仕組み

「どうやったらマイルが貯まるんだい？」という人向けに簡単に説明すると、一般的に知られているマイルが貯まる仕組みは2つです。

• クレジットカード決済でマイルを貯める
• 飛行機に乗ってマイルを貯める

この2つの方法を現実的にシュミレーションをしてみると「マイルなんて全然貯まらないじゃん！」という壁に直面します。僕がポイントサイトを活用する方法を知るまではマイルなんて大金持ちしか縁がないものと思っていました。

では、なぜマイルは大金持ちしか縁がないものと思っていたのか？僕はこのように捉えていたのです。

問題①クレジットカード決済で貯まるマイルは収入で決まる

クレジットカード決済でマイルが貯まるカードがあります。ANAカードやアメックスカードが代表的なクレジットカードです。これらのクレジットカードで決済して貯まるマイルは、100円の支払いで1マイル貯まるのが平均的です。

100円で1マイル貯まるということは・・・

• 1,000円の支払いで10マイル
• 10,000円の支払いで100マイル
• 100,000円の支払いで1,000マイル
• 1,000,000円の支払いで10,000マイル

という計算になります。

頑張ってクレジットカードで100万円分の支払いをして貯まるマイルが10,000マイル。やっと東京から沖縄に行く片道分のマイルです。

仮にもっと頑張ってクレジットカードで400万円の支払いをすると、貯まるマイルが40,000マイル。やっと日本からハワイに行って帰ってくる往復分のマイルです。

どうでしょう？

「クレジットカードで貯まるマイルなんてたかが知れてる。やっぱり大金持ちしか縁がないじゃん・・・。」

そう思いませんか？一般人から言わせてみたら、クレジットカード決済だとマイルは貯まりにくいのです。

問題②頻繁に飛行機に乗らない

飛行機に乗って貯まるマイルは、簡単にマイルが貯まるのか？シュミレーションをしてみましょう。

例えば、あなたが飛行機に頻繁に乗る人という設定で考えてみます。あなたは仕事の関係上、東京から福岡まで毎週必ず1度は出張しなければいけないとします。

飛行機に乗って貯まるマイルはどれくらいか？シュミレーションしてみました。

東京⇔福岡をANAで1往復して貯まるマイルは約1,000マイルです。つまり、年間で東京⇔福岡を毎週往復して貯まるマイルは約52,000マイルにしかならないんです。

もう少しペースが落ちたとすると

• 2週間に1度の出張だと年間約26,000マイル
• 月に1度の出張だと年間約12,000マイル
• 3ヶ月に1度の出張だと年間約4,000マイル

となります。

きっと「想像していたほど貯まらないな」「たかが知れているな」と感じたのではないでしょうか。

マイルは貯まりづらいというウソ

そうなんです。冷静に考えて一般的にはマイルなんて全然貯まらないんです。普通ならそう思って当然なんです。あなたもそう思ってしまいませんでしたか？

でも、効率の良い裏ワザ的な貯め方があって、それがポイントサイトを活用するという手段です。

年間20万マイルを貯めるというのは、クレジットカード決済で年間2,000万円支払いして貯まるマイルに匹敵します。大金持ちしか縁がないと思っていた考えが根底から覆る方法。

それが「ポイントサイトの活用」なのです。

【STEP2】超効率的かつ簡単にANAマイルを貯める方法

一般的に知られているマイルを貯める2つの方法として

• クレジットカード決済で貯める
• 飛行機に乗って貯める

というのは現実的ではないという事が分かりました。これらはあくまでおまけと思ってください。

ここからが本題。

マイルを貯める具体的かつ実践的なお話に進んでいきます。

ANAマイルを貯める5つのステップ

どうやってほとんどお金も時間も使わずに年間20万マイルも貯めていけるのか？次の5ステップになります。

1. ポイントサイトを使ってポイントを貯める
2. ポイントをTOKYUルート経由でANAマイルに交換する
3. クレジットカードの入会キャンペーンを活用する
4. 年間20万マイルが貯まる
5. カード決済で数万マイル貯まる(おまけ)

これで年間20〜25万マイルを貯めることが出来ます。では、必要なものを揃える準備編を解説した後に1から順番にお伝えしていきます。

【STEP3】準備編：必要なものを揃えよう

ポイントサイトの仕組み

「ポイントサイトって何？怪しくないの？」と思う人も少なくないので、超簡単に説明すると「広告代理サイト」です。広告利益をポイントサイト利用者にポイントで還元するビジネスモデルで成立しています。

もらえるポイントは、ポイントサイトに広告出稿している企業の商品を購入したり、会員登録、サービス利用など決められた成果を上げると、まずは成果報酬としてポイントサイト運営会社に報酬が入ります。その収益の一部が利用者にポイントで還元されます。

ポイントサイトの利用者が増えれば、広告を掲載している会社の商品やサービスがたくさん売れるので、その会社は儲かり、僕達利用者に一部還元される。つまり双方がwin-winなサービスなんです。

なかには悪質なポイントサイトが存在し、もらえるはずのポイントを払い出さないサイトもあるので、安全なポイントサイトを利用しましょう。

優良なポイントサイトに登録する

安全で還元ポイント数の高い優良なポイントサイトに登録しましょう。僕自身が5年以上利用していて、なおかつ人気なポイントサイトを3つ厳選しました。この3つは鉄板です。

しかも当サイトから登録すると、初回登録・初回交換後にボーナスポイントがもらえるのでお得です！

僕自信が実際に登録して今でも利用しているポイントサイトはこちらで詳しく解説しています。

関連記事：ANAマイルを貯めるためにおすすめのポイントサイトまとめ

貯めたポイントを中継させるサイトに登録する

ポイントサイトサイトで貯めたポイントは、下記の「中継サイト」と「TOKYUポイント(ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの発行が必要)」を経由することで、最もお得なレートでANAマイルに交換できます。こちらのサイトも登録必須です。

詳しくはこちらで解説しています。

関連記事：ポイントサイトで貯めたポイントを中継させるために必要な3サイト

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを発行する

ANAマイルを貯める上で絶対必要なクレジットカード。

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードが無いと効率良くマイルが貯まりません。発行しないとTOKYUポイントを利用することが出来ないのです。これは絶対です。

ちなみにANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード発行時にボーナスマイルが余分にもらえるお得な方法があります。

詳しい方法はこちらです。

関連記事：ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードのお得な入会キャンペーン！500マイルを手に入れよう

ANAマイレージプログラムに登録

ANAマイルを貯めるために必要な最後のツール。それがANAマイレージプログラムに登録してマイル口座を持つことです。

登録はANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを発行すると自動的にマイレージプログラムに登録されてマイル口座が用意されるので、別途登録の必要はありません。

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードが届いたらマイル口座にログインできるようになります。

公式：ANAマイル口座

【STEP4】実践！ポイントサイトでポイントを貯めてみよう

具体的に、利用者が多く人気のポイントサイト「ハピタス」を利用するときの流れを追ってみましょう。ただ経由するだけなので超簡単です。

ハピタスにログインしたあと、利用したいサービスを検索して「ポイントを貯める」を押します。すると利用したいサービスの公式ページに飛ぶので、そのまま買い物したり申し込んだりするだけです。

例えば、ネットショッピングで利用者が多い楽天を検索します。

楽天市場での商品購入で1%ポイントバックとなっています。「ポイントを貯める」をクリックすると楽天市場のトップページに飛ぶので、そのまま1万円分のお買い物をすると100円分のポイントがハピタスに入ります。

もちろん楽天ポイントももらえるのでポイントの二重取り。そして、クレジットカード決済をすればクレジットカードのポイントももらえるので三重取りです。

いつものお買い物と変わる部分は、楽天市場のページに直接アクセスしていたのをハピタスで経由させるひと手間だけです。簡単ですよね！

楽天関連だと他にもサービスがあって、もらえるポイント数が高いクレジットカード発行案件もあります。

楽天カードの発行だけで7,000円相当のポイントがハピタスに入ります。

ポイントサイト初心者さん向けに基本的な使い方と案件の探し方についてはこちらで詳しく図解しています。

関連記事：完全初心者のためのポイントサイトの使い方と案件の探し方！ポイ活の基本をマスターしよう

この調子で無理なく出来る範囲でポイントをどんどん貯めていくと年間20万マイル分くらいは貯まります。

こういう感じで友人たちに教えていたんですが、僕の友人たちはものすごい横着な人が多くて「自分で探すの面倒だし効率良くガツンと貯まる案件を教えてよ！ゾックゾクするようなやつをさ！」という事を言われていました。

本当は教えたくない案件もあったので「そんなの自分で探しなさい。笑」と突き返していたんですが、あまりにもしつこいので4つに厳選して教えてみました。

すると、面白いほどにゾックゾクしていたので、皆さんにもこちらで公開します。

関連記事：【厳選】ポイントサイトで大量ポイントを獲得できる4つの方法

【STEP5】貯めたポイントをANAマイルに交換しよう

ポイントサイトでポイントを貯めた後にどうやってANAマイルに交換するのかについてですが、上記のような交換ルートが最もレートが高く王道な方法です。

ドットマネーとTOKYUポイントを経由させてマイルに交換します。

マイルに交換するまでのスケジュールはこちらで書いている情報を参考にしてください。

関連記事：各ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換する方法と目安日数

こんな良い条件でマイルを貯めることが出来るのはいつ終わるかわからないので、とにかく早めの行動を！

【STEP6】クレジットカード発行で10万マイル獲得してみよう

アメックスビジネスゴールドカードを発行すると、キャンペーンで10万マイルに交換できるポイントがもらえます。

条件で定められている決済額をクリアする必要がありますが、10万マイルもらえるキャンペーンはアメックスビジネスゴールドしかありません。

紹介でしか回っていないキャンペーンなので、もしご興味ございましたら、こちらからどうぞ。

関連記事：アメリカンエキスプレスビジネスゴールドカードのキャンペーンとメリット・デメリット

【STEP7】マイルをもらいながら高級ホテルの上級会員になろう

クレジットカードを作るだけで10,000マイル相当のポイントがもらえるだけではなく、ウェスティン、マリオット、リッツ・カールトンなど世界の名立たる高級ホテルの上級会員資格を取得できる方法があります。

上級会員資格があると、スイートルームに無料でアップグレードされたり、レイトチェックアウトなどの特典が受けられるので、旅行好きは必見です。クレジットカード決済の還元率が良いので、普段はメインカードとして利用しています。詳しくはこちらです。

関連記事：SPGアメックスカードが旅行好きに人気沸騰中！お得な申込キャンペーン情報・メリット・デメリットをご紹介します

SPGアメックスカードがあったおかげでスイートルームにアップグレードされたり、無料宿泊できたりと本当に恩恵を受けまくっています。もしご興味があれば宿泊レビューもこちらで書いています。

関連記事：ウェスティンモーリシャス宿泊レビュー！お得な宿泊方法・SPGゴールド会員の特典・客室・レストランなど全てお見せします

まとめ

マイルの貯め方を順を追ってご紹介してきましたが、忘れることもあると思うのでブックマークやお気に入りに入れて復習しながら進めてみてくださいね。

分からない部分をピンポイントで見れるように記事のリンクを貼っておきますので、ご参考になれば幸いです。マイルを貯めてお得な旅に出かけましょう！

ANAマイルの貯め方講座一覧

以下のステップごとに読み進めていくと、理解が早く取り組みやすいと思います。

ご自身の状況に合わせて記事をお読みください！