マルタに訪れたら絶対に行くべきと強く背中を押したいコミノ島。
特にコミノ島のブルーラグーンは、感動せずにはいられないほど美しい光景が広がっており、間違いなく一生の思い出になるスポットと自信を持っておすすめできる場所です。
とはいえ、行き方や料金、楽しみ方は何があるのか気になる部分だと思います。
当記事ではコミノ島の行き方を分かりやすく解説するだけではなく、島内の楽しみ方やロッカーや各種アクティビティ、レンタル、トイレ情報など「コミノ島行くならこの記事読んでおけばバッチリ!」と言えるくらいに網羅してご紹介します。
目次
本島からコミノ島へフェリーで行く方法
行き方を大きく手順に分けると自力で行く方法とツアーで行く方法の2パターンと合わせてゴゾ島にも経由できるパターンを合わせると計3つの行き方があります。
1:自力でコミノ島まで行く
自力で行く場合は手順は3つ。
- チェラケウワフェリーターミナル(Cirkewwa Ferry Terminal)へ行く
- フェリー乗り場でチケットを買う
- 約40分でコミノ島に到着
です。
3:コミノ島に訪れつつゴゾ島にも行く
コミノ島に訪れつつゴゾ島にも行ける変則的なフェリーチケットもあります。
コミノ島で遊んだ後にゴゾ島に宿泊したい人向けです。
3:ツアーで行く
ツアーで行く場合は
- スリマからコミノ島行きのツアーに参加する(昼食付)
です。
どちらでも行くことが可能で値段は3ユーロしか変わりません。
それぞれのメリット・デメリットを含めて詳しく解説します。
本島から自力(個人)でコミノ島まで行く方法
本島から自力でコミノ島に行く料金は
- バス:4ユーロ(市内⇔フェリー乗り場間の往復)
- フェリー:13ユーロ(本島⇔コミノ島間の往復)
で合計17ユーロかかります。
バスのフリーパスを持っている場合は、フェリー代の13ユーロだけで行けます。
1:チェラケウワフェリーターミナル(Cirkewwa Ferry Terminal)へ行く
マルタ本島からコミノ島に自力で行くには、チェラケウワフェリーターミナルから出ている船に乗船する必要があります。(ちなみにチェラケウワフェリーターミナルはゴゾ島行きのフェリーの発着地でもあります)
まずはチェラケウワフェリーターミナルに向かいます。
もし車がある場合は、車ごとフェリーには乗れませんが、フェリーターミナルに駐車場があるので車を停めておくことはできます。
バスだと片道2ユーロです。
【バス】バレッタからチェラケウワフェリーターミナルへ行く
バレッタからバスで行く場合は、乗り換え無しで1本で行けます。バレッタのバス停「Valletta B6」から41番か42番のバスに乗ります。所要時間は約1時間30分です。
【バス】スリマからチェラケウワフェリーターミナルへ行く
スリマからバスで行く場合も、乗り換え無しで1本で行けます。スリマのバス停「Ferries 5」から222番のバスに乗ります。所要時間は約1時間10分です。
【バス】セントジュリアンからチェラケウワフェリーターミナルへ行く
セントジュリアンからバスで行く場合も、乗り換え無しで1本で行けます。セントジュリアンのバス停「Spinola」から222番のバスに乗ります。所要時間は約1時間です。
どのバスでも車内で無料WiFiが利用可能ですが、乗車するバスによってはWiFiに繋がらないこともあるので絶対利用できると期待しない方が良いでしょう。
2:フェリー乗り場でコミノ島行きのチケットを買う
チェラケウワフェリーターミナルに到着したら上記のような「COMINO BLUE LAGOON FERRIES TICKET OFFICE」というコミノ島行きのフェリーチケット売り場のサインボードが出ているので、その通りに進んでいきます。
チケットの料金は往復13ユーロです。現金だけではなくクレジットカードでも支払い可能です。
時間指定はなく好きな時間に乗ることが出来ます。
本島からコミノ島を往復するフェリーは赤色のチケットです。フェリーチケットは失くさないように保管しておきましょう。
フェリーは50名くらいの人数が乗船できるほどの大きさです。僕らは土曜の10時くらいに行きましたが、ほぼ満席状態でした。
フェリーの種類によって座席のタイプが若干異なりますが、僕が乗船したフェリーの座席は、写真に写っているイスがある部分とフェリーの先頭にも座ることができました。
フェリーの先頭はイスが無いものの視界が広く、キレイな海を全開に見ながら乗れるので、とても楽しかったです。天気が良いと最高に気持ち良いですよ!
ただし、先頭は揺れが激しいので要注意。
フェリーは直線距離でコミノ島に行くのではなく、写真スポットを巡回しながら進んでいきます。
岩場の近くに行ったり。
洞門の近くに行ったりするので、カメラの準備とポジションの確保をお忘れなく!
似たような場所で青の洞門がありますが、コミノ島に訪れるなら行かなくてもいいかなと思いました。
関連:マルタ島の青の洞門(ブルーグロッド)の行き方・料金・おすすめの時間帯・ボートツアーを徹底解説
3:出発から約40分でコミノ島に到着
フェリーが出発してから約40分でコミノ島に到着。ブルーラグーンが発着場です。コミノ島内の移動手段は徒歩のみです。
ツアーと違い、好きな時間に行って帰ってこれるのがメリットです。
コミノ島の楽しみ方は後述します。
本島からコミノ島行きフェリーの時刻表
本島からコミノ島行きは始発が8:40、最終が17:00です。1時間に2本、30分に1本の間隔で運行しています。
コミノ島から本島行きは始発が9:30、最終が19:00です。1時間に1本の間隔で運行しています。
本島からコミノ島に訪れつつゴゾ島にも行く方法【自力変則版】
コミノ島にも行きたいしゴゾ島にも行きたいという場合におすすめの方法です。
行き方は、本島からコミノ島に行く流れとほとんど同じです。唯一違う点はチケット売り場で買うチケットの種類が違うだけ。
多くの人は本島⇔コミノ島間の往復フェリーチケットを購入しますが、実は、本島⇒コミノ島⇒ゴゾ島というチケットも売られています。料金は13ユーロ。こちらはチケットの色が黒です。
ただし、ゴゾ島から本島に帰ってくる際のフェリーチケット(4.65ユーロ)は、ゴゾ島のフェリー乗り場で別途購入が必要です。
ちなみに、ゴゾ島からコミノ島に行けるフェリーもありますが、5ユーロかかるのでこちらの行き方の方が若干安いです。
メリットは、効率良く2つの島を巡れること。デメリットはゴゾ島は半日で回ることは出来ないので、ゴゾ島に宿泊しないとそこまで楽しめないことです。
関連:マルタ本島からゴゾ島へフェリーでの行き方・料金を分かりやすく徹底解説
本島からツアーでコミノ島に行く方法
本島からツアーでコミノ島に行く場合は、スリマのフェリー乗り場付近に出ているブースでコミノ島行きのツアーに申し込みます。
スリマのフェリー乗り場を9:00に出発して17:30に帰ってくるツアーが昼食付で20ユーロ/名です。
ツアーのメリットは、バス移動がないので楽なこと。デメリットは時間が決められていることと自力で行くより3ユーロ高いことです。
- 自力で行くのが不安
- コミノ島をたっぷり時間をかけて楽しみたい
- 昼食付に惹かれる
という場合は、ツアーもアリです。
追加料金を支払えば、オプションで色々とツアー内容を充実させることもできるので、気になる場合はスリマのフェリー乗り場付近に出ているブースに足を運ばれてみてください。
コミノ島観光のおすすめスポットと楽しみ方
コミノ島の楽しみ方は
- 海でひたすら泳ぐorゆっくりくつろぐ
- 島内を散策する
- アクティビティに参加する
の3つです。
海でひたすら泳ぐorゆっくりくつろぐ
ただひたすら海で泳いだり、キレイな海を眺めながらゆっくりくつろぐだけでも十分に満喫できます。
この世のものとは思えない海!
コミノ島内を散策して楽しむ
コミノ島で有名なブルーラグーンは絶対に欠かせない見どころなので、岩場を駆け巡りながら色んな角度で写真を撮影するのも良し。
ブルーラグーンとは一味違うクリスタルラグーンまで歩いてみたり。
ブルーラグーンのビーチは人が多いですが、人が少ないサンタマリナビーチまで歩いてみたり。
ブルーラグーン以外にも見どころがあるので、散策して歩き回るのも楽しいです。
コミノ島のアクティビティで楽しむ
コミノ島ではその場で申し込めるアクティビティが充実しています。
- バナナボート:10ユーロ
- ソファボート:10ユーロ
- ジェットスキーレンタル:35ユーロ
- カヌーレンタル:15ユーロ
- 岩場巡り:12ユーロ
- パラセーリング:20ユーロ
- ダイビング
など豊富に用意されているので、気になるものがあったらお金を惜しまず楽しみ尽くしましょう。
とにかく海がめちゃくちゃキレイなので、どれも最高です。
コミノ島のコインロッカーは5ユーロから
コミノ島には有料のロッカーが設けられており
- 小さいロッカー:5ユーロ
- 大きいロッカー:8ユーロ
で午後5時30分まで利用可能です。ダイヤルロック式なので鍵を持ち歩く煩わしさがなく、海に入っている間の貴重品管理が安心です。
大小ロッカーの大きさは写真のとおりです。支払いはクレジットカード利用可能です。
コミノ島のパラソルレンタルは10ユーロから
パラソルやチェアをレンタルしなくても、適当に好きな場所に座ったり出来ますが、ゴツゴツした岩場でくつろげない&強い日差しから逃れられないのがツラかったりします。
そんな時はパラソルをレンタルしましょう。レンタル料金は以下です。
- パラソル:10ユーロ
- チェア:10ユーロ
- パラソル&チェア:20ユーロ
思った以上に良心的なので、長時間滞在予定の場合は、レンタルしても良いのではないでしょうか。
また、浮き輪などのレンタルも10ユーロ〜借りれます。
コミノ島での飲食販売はそこまで高くない
特にブルーラグーン周辺にはフードトラックが何店舗もあり、値段もそこまで高くありません。
サンドイッチ、ハンバーガー、ケバブやジュースやアルコール類も買えるので、飲食物を持たずに訪れても困ることはありません。
コミノ島のトイレとシャワーは無料
ブルーラグーンを少し上がった場所に無料で利用できるトイレとシャワーが設置されています。
場所は上記です。
まとめ
コミノ島はマルタまで訪れたら絶対に訪れるべき観光スポットと強くおすすめ出来る場所でした。
特にブルーラグーンは驚くほど美しく、宙に浮いているようなフェリーやボートが見れて、これは絵画ではないか?と錯覚するような海が広がっています。
きっと一生の思い出になるはずなので、ぜひコミノ島を満喫されてくださいね!