モニュメントバレーに訪れた経験をもとに、おすすめの回り方や楽しみ方、注意点、駐車場情報について詳しくご紹介します。
目次
モニュメントバレーの場所と行き方
アリゾナ州とユタ州の境界線に位置するモニュメントバレーの各都市からの位置関係は以下です。
- カナブから約320km/車で約3時間20分(ザイオン、ブライスキャニオン、THE WAVEの拠点)
- ページから約200km/車で約2時間(ホースシューベント、アンテロープキャニオンの拠点)
- モアブから約240km/車で約2時間40分(アーチーズの拠点)
- ラスベガスから約660km/車で約6時間30分
- ロサンゼルスから約1,060km/車で約10時間
グランドサークルを西回り(時計回り)で周遊する場合は、アーチーズの拠点となるモアブから行くのが定番。
グランドサークルを東回り(反時計回り)で周遊する場合は、ホースシューベントやアンテロープキャニオンの拠点となるページから行くのが定番。
モニュメントバレーのベストシーズン
モニュメントバレーは年間300日以上晴天という天候の特徴から、いつ訪れても絶景が見れると言われています。
夏は最高気温が40℃近くまで高くなりますが、車で回るのがメインなので、真夏でも回りやすいです。
標高が1,500mくらいあるので、真夏でも朝夜はそこそこ冷え込みます。もしキャンプをする場合は、長袖長ズボンが必須。
冬は雪化粧されたモニュメントバレーを見ることも出来ます。
モニュメントバレーの注意点
モニュメントバレーはアメリカ先住民族のナバホ族が治めている地域で、米国政府から独立した国家という位置づけになっています。そのため、法やルールがアメリカとは少し違います。
そのため、訪れる前にナバホ族独自のルールを頭に入れておきましょう。
アメリカ国立公園の年間パスが使えない
アメリカの国立公園ではなくナバホ族の管轄エリアになるため、アメリカ国立公園の年間パスで入場することが出来ません。
園内に入場する際は、入場料を支払う必要があります。
車両保険の対象外エリア
モニュメントバレー内を観光する際は、アメリカの管轄エリアから外れるので、もし事故やタイヤのパンクなどがあってもアメリカの車両保険が効きません。
交通事故に注意するのはもちろん、モニュメントバレー内のバレードライブを走行する時は未舗装道路なので、タイヤのパンクに要注意です。
アルコール禁止
ナバホ族のルールではアルコールが一切禁じられています。
もしかしたら車にアルコール類を積んだままモニュメントバレーに訪れてしまう事があるかもしれませんが、モニュメントバレー内では車のトランクに入れて見えないようにしておく&飲まないように気をつけた方が良いです。
モニュメントバレーの入場方法と料金
アメリカ国立公園の年間パスが使えないので、年間パスを所有している場合でも入場料がかかります。
- 車:20ドル(4名まで)
- バイク:10ドル
車で入場する際は、一人あたりに対して入場料がかかるのではなく車1台に対して20ドルかかるので、人数が多いほど一人あたりの料金は割安になります。
車1台に対して4名までは20ドルですが、5名以上になると1名6ドル追加となります。
モニュメントバレーに入る手前に料金所が設置されています。ここで入場料を支払います。クレジットカード払いOKです。VISAやMasterだけではなくアメックスやJCBにも対応。
料金支払い後に園内マップがもらえる
料金所で支払いを済ませると園内マップがもらえます。マップに見どころが記載されているので、マップを頼りに回れます。
モニュメントバレーの駐車場は無料
入場料を支払えば、駐車場は無料で利用できます。
モニュメントバレー内は車で回るのがメインなので、駐車場があってもあまり利用しないと思われていますが、レストラン近くの展望エリアからの眺めが最高なので、ぜひ駐車場に車を停めてレストラン近くの展望エリアに訪れてみてください。
必見です!
モニュメントバレーの回り方と楽しみ方
モニュメントバレーの回り方と楽しみ方は、大きく分けて園内と園外の2通りあります。
バレーロード(園内)
モニュメントバレー内では有名なバレーロード。モニュメントバレー内に点在しているビュートに接近することができます。
しかし、未舗装道路なので、注意して運転しないとタイヤのパンクやスタックのリスクがあります。行くか行かないかは車の状態とドライバーの運転技術と要相談。
4WD車で行くことを推奨されていますが、2WDのセダン車の僕らはイチかバチか突入!
近くに接近すると迫力が全然違います。
石ころがゴロゴロ転がっているので、大きな石を踏まないように注意しながらノロノロ運転。
砂地もあったりしてギリギリまで攻め込みましたが、半分くらい行ったところで怖くなって途中で断念しました。
でも、途中まででも迫力満点のモニュメントバレーを楽しむことが出来るので少しだけでも行く価値はアリです。
道の至るところに車の駐車スポットがあるので、好きな場所で車を停めて写真撮影を楽しむことも出来ました。
トレッキング(園内)
そこまでメジャーではないですが、車ではなく歩きでトレッキングを楽しめるようにもなっています。
また、ガイド付きのツアーもあります。ツアーに参加すると参加者しか入れないエリアにグイグイ切り込んで入ってくれるので、予算に余裕がある場合はツアーに参加するのも面白いと思います。
ナバホ族のお土産
モニュメントバレー内のショップでナバホ族がハンドメイドで作った民芸品が販売されています。
アクセサリー、絵画、布など魅力的なお土産が多数揃っているので、ネイティブアメリカンの品物好きにはたまらない場所です。
絶景キャンプ場に宿泊して朝日を楽しむ(園内)
モニュメントバレーのキャンプ場は「世界トップランクの絶景キャンプ場」ということで世界中でとても有名です。
有名な理由は、モニュメントバレーのビュートの奥から昇る朝日を寝袋の中に入りながらじっくり味わうことが出来る点です。
僕らも宿泊してきましたが、めちゃくちゃ感動したのでぜひ味わって欲しい瞬間です。
「いや、テント泊はしないんだよな…」という方は、モニュメントバレー内にホテルがあるので、そちらに宿泊し、早起きして朝日を楽しむというのもアリです。
詳細:モニュメントバレーのキャンプ場宿泊レビュー|世界屈指の至高の絶景を味わえる
園内に入らず国道163号線から楽しむ(園外)
モニュメントバレーは園内に入らなくても国道163号線から見ることができます。僕らが行った時は、地元の人が結構訪れていました。
メキシカンハットのスポットが有名です。情報を持っている人たちが写真撮影しに集まります。
遠くに見えるのがモニュメントバレーです。
車がいなくなった瞬間を見計らってこんな写真を撮ることも。
まとめ
グランドサークル周遊では外せないモニュメントバレー。
キャンプ場で1泊するのがベストですが、予算や日程に余裕が無くても園外から見ることが出来るので、ぜひ訪れてみてください。
モニュメントバレーに行く際の検討材料としてお役に立てれば幸いです。
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