台北桃園空港から九份までバスでの行き方を徹底解説|空港でのSIM調達・ATM・悠遊カード情報も有

台湾旅行に行くなら、台北だけではなく千と千尋の神隠しのモデルとなったと言われる九份にも行けないのかな?と考えることがあると思います。

台北から九份までは約1時間半でアクセス出来るため、台北と九份を回る台湾旅行は少ない滞在日数でも楽しめるモデルコースの1つとして人気のコースです。

しかし、台北に訪れた後に九份に訪れる人が多いのですが、実はとても時間がもったいないのです。

  • 台北桃園空港⇒台北観光⇒九份観光⇒台北経由⇒台北桃園空港
  • 台北桃園空港⇒九份観光⇒台北観光⇒台北桃園空港

台北と九份を楽しむコースとしては2通りのルートがありますが、台北観光の後に九份観光をするよりも九份観光の後に台北観光をした方が時間的に余裕があります。

そのため、台北桃園空港から一気に九份まで行くのがおすすめのルートなんです。

そこで当記事では、台北桃園空港から九份までバスで行く方法をご紹介します。

また台北桃園空港で購入できるSIMカード情報、ATM情報、交通系ICカード「悠遊カード」の情報についても触れているのでご参考になれば幸いです。

目次

台北桃園空港から九份までバスで行く方法・アクセス

台北桃園空港から九份までバスで行く方法は乗換が1回必要です。手順としては

  1. 台北空港から台北市内(忠考復興駅前)まで行く
  2. 台北市内(忠考復興駅前)から九份まで行く

の2ステップとなります。

それでは、それぞれ順を追って細かく解説します。

1:台北桃園空港から台北市内(忠考復興駅前)まで行く

台北桃園空港から5201番か1960番のバスに乗車し台北市内(忠考復興駅前)まで行きます。どちらのバスも同じ高速バスなのですが、料金が異なります。

  • 5201番のバス:125元(≒430円)
  • 1960番のバス:145元(≒500円)

どちらのバスも運行間隔が短くないので、乗れるバスに乗るのが移動がスムーズです。

バスチケットは

  • バス乗り場の窓口で事前購入
  • 悠遊カードで乗車時にバスの端末をタッチして支払い

のどちらかです。

台湾内の電車やバスで使える「悠遊カード(台湾版のSuicaのようなもの)」を空港で購入しておくと便利です。

悠遊カードの購入金額は100元(≒340円)かかりますが、チケットを購入したり小銭管理をせずに済むのが楽です。

もしチャージした分のお金を使い切れなかった場合は、各駅の窓口でいつでも払い戻し可能なので安心して利用できます。

バスは自由席なので乗車時に好きな座席を選べます。乗り心地は日本のバスとそこまで大差ありませんが、運転は日本よりも荒めです。

台北桃園空港から約1時間で忠考復興駅前に到着します。終点ではないため乗り過ごしに要注意。

Googleマップやmaps.meで位置情報を確認しながら忠考復興駅前近くになったら、下車ボタンを押して下車します。

下車したら九份行きのバスを待ちます。

バス詳細
・バス番号:5201番or1960番

・料金:5201番 125元(≒430円)/1960番 145元(≒500円)

・所要時間:約1時間

・チケット手配方法:バス乗り場の窓口or悠遊カード

2:台北市内(忠考復興駅前)から九份まで行く

台北市内(忠考復興駅前)から1062番のバスに乗車して九份まで行きます。路線バスで約1時間半かかります。

バス乗り場は、台北桃園空港から台北市内(忠考復興駅前)で下車した場合は、降車場所と全く同じ場所です。そのため迷うこと無くスムーズに乗り換えできます。

もし、台北を少し観光するなど直接九份に行かない場合は、忠考復興駅の2番入口を目印にしておくと迷わずバス乗り場までたどり着けます。

上記は忠考復興駅の2番入口の画像ですが「2」と書かれている下の道を50mほど進むと九份行きの1062番のバス乗り場があります。

タイミングによっては乗車する人が多くて座れないことがあります。九份まで1時間半かかりますし運転が荒めなので座れないと結構しんどいと思います。

バスの運行間隔が10〜15分に1本あるので、もし座れそうにない場合は1本見送るのは賢い選択だと思います。

バス運賃を現金で支払う場合は、お釣りが返ってこないのでご注意ください。

座席は革張りです。普通の路線バスという感じです。「九份老街」近くのバス停で降りれば九份観光の中心地まですぐです。

行き方詳細
・バス:1062番

・料金:100元(≒340円)

・所要時間:約1時間半

・運行間隔:10〜15分に1本

・チケット支払い方法:現金or悠遊カード

SIMカードは入国審査前に購入する方が安い

台北桃園空港では通信会社3社がブースを構えてSIMカードを販売していました。クレジットカードで支払い可能です。例えば、今回僕ら夫婦が購入したのは「遠傳」という会社です。

プランは4G回線を3日間データ通信無制限で利用できるものを250元(≒860円)で購入しました。しかし内容が全く同じでも購入する場所で値段が違うのでご注意ください。

  • 入国審査前のブース:250元(≒860円)
  • 到着出口フロア:300元(≒1,030円)

の2ヶ所で販売していたのですが、入国審査前のブースの方が安かったので、お得にSIMカードを購入したい場合は入国審査前のブースがおすすめです。

SIMカード購入後のアクティベートなどの設定は全て店員さんがやってくれるので「設定が面倒」「繋がらない」などのストレスは一切ありませんでしたよ。

空港に到着後、すぐにネットが繋がるのはとても便利です。

台北と九份に訪れましたが、どちらでもyoutubeをサクサク見れるほど全く問題なく利用できました。

台北桃園空港内のATMは海外キャッシング手数料が無料

セディナカードで海外キャッシングをしましたが、ATM手数料が無料でした。

九份にあるATMだと手数料が取られてしまいますし、クレジットカードが使えるお店が少ないので、空港で多めに現金を引き出しておくことを推奨します。

交通系ICカード「悠遊カード」があると便利

台湾で電車やバスに乗車する際は、台北版のsuica「悠遊カード」があると移動がとても楽で便利になります。

使い勝手は日本のsuicaやパスモなどの交通系カードと全く同じで、カードのチャージしてタッチすれば電車やバスに乗車できるようになるカードです。

悠遊カードは台北桃園空港内のバス乗り場の券売機で誰でも購入可能です。代金は100元(≒340円)。

上記の黄色と青の券売機で購入できますが、100元札でしか購入できないので、もし100元札を持っていない場合は、隣りにあるバスチケット窓口で両替してもらうかコンビニでチャージしましょう。コンビニでチャージする場合は店員さんに「チャージプリーズ」と言えばやってくれます。

左にある両替機で両替すると全て硬貨で出てきてしまうので要注意です。

チャージした分のレシートはしっかり発行されます。

悠遊カードはとても可愛いのでお土産にもなるのではないでしょうか。

まとめ

台北桃園空港から九份までバスで行く方法は乗換が1回必要です。手順としては

  1. 台北空港から台北市内(忠考復興駅前)まで行く【1時間】
    5201番 125元(≒430円)/1960番 145元(≒500円)
  2. 台北市内(忠考復興駅前)から九份まで行く【1時間半】
    1062番 100元(≒340円)

となります。

合計で所要時間が2時間半〜3時間、料金が最安値225元(≒770円)かかることになります。

バスでの行き方はそこまで難しくないので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

ちなみに、九份には宿泊するのがおすすめです。

理由は19時以降になると日帰り観光客が一斉に帰っていき、九份のあらゆる場所を独り占めすることが出来るからです。

インスタ映えするような写真スポットから、定番の写真スポットまで、多くの観光客で賑わっていたのがウソみたいに人がいなくなるので最高なんです。

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