オランダおよびドイツ旅行やヨーロッパ周遊旅行、そしてフライトの都合上
- アムステルダムからフランクフルト
- フランクフルトからアムステルダム
を移動する事があるかもしれませんが、同じEU圏内なので国境越えの際に面倒な出入国審査がなく移動は簡単です。
アムステルダム⇔フランクフルト間は約450kmと東京から京都までの距離と同じくらいで約3,200円〜できます。
そこで気になる移動手段。
「アムステルダム⇔フランクフルト間はどうやって移動したらいいの?」
という疑問に答えるべく、移動手段を細かくまとめておきますので、ご参考になれば幸いです。
目次
アムステルダム⇔フランクフルトへの行き方・アクセス方法
オランダ・アムステルダム(Amsterdam)⇔フランクフルト(Frankfurt)間の移動手段は
- 飛行機:約1時間10分/約11,000円〜
- 電車(DB):約4時間15分/約4,300円(34.9ユーロ〜)
- バス:約5時間45分/約3,200円〜(25.99ユーロ〜)
の3つの方法があります。
結論から先にどんな人に何がおすすめかを述べると
- 短時間で行きたい⇒飛行機がおすすめ
- 安く行きたい⇒バスがおすすめ
です。
それぞれの細かい部分についてメリット・デメリットを詳しくご紹介していきます。
飛行機でアムステルダム(AMS)⇔フランクフルト(FRA)間を移動する方法
アムステルダムからフランクフルト、フランクフルトからアムステルダム間は直行便が飛んでおり約1時間10分でアクセスすることができます。直行便の料金は約11,000円〜でレガシーキャリアのルフトハンザ、KLMが就航しています。
フライトでかかる所要時間は短いですが、2都市の空港⇔市内の移動時間とチェックイン時間を踏まえて合計所要時間は最低でも約3時間半かかることを見越しておきましょう。電車やバスよりも約1時間半早く行けます。
6,000円台〜の航空券もありますが、LCCでの乗継便で10時間を超えるフライトになるケースが多いので、わざわざ選ぶのは微妙です。
上記はスカイスキャナーで検索した値段です。
公式ページ:スカイスキャナー
飛行機のメリット
他の移動時間に比べて移動時間が短いです。
飛行機のデメリット・注意点
それぞれ空港⇔市内までの移動にかかるお金を合わせると、安くても14,000円はかかると思っておいた方がいいでしょう。バスに比べると12,000円高いです。
乗継便のLCCも飛んでいますが、料金約9,000円、所要時間約6時間なので電車やバスを選んだ方が料金は安くかかる時間も短いので飛行機は微妙です。
そして、隠れたデメリットとしてドイツ内の空港ではストライキがよく起こることで有名です。タイミング悪くストライキとかぶってしまうと飛行機が遅延、最悪の場合は欠航になります。すると、その後の計画が全て台無しになってしまいます。
「何が何でも予定が狂うことは避けたい…」と思う人にとっては他の移動手段を検討された方がいいと思います。
電車でアムステルダム⇔フランクフルト間を移動する方法
アムステルダム⇔フランクフルト間は電車(DB)が運行しており、日本の新幹線のようなICEが1日に何本も運行しています。
料金は34.9ユーロ(≒4,310円)〜、所要時間はまちまちでほとんどの路線では6時間以上かかりますが、早朝便であれば最短4時間15分です。
そして、ほとんど乗換が必要で最大4回も乗継しなければいけない面倒な路線があるので、利用の際は乗換がない直行列車を探してみてください。
主な発着駅は以下です。
- 発着駅:アムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal)⇔フランクフルト中央駅(Frankfurt(Main)Hbf)
電車(DB)のチケットは当日に駅で購入することも可能ですが、ネット予約よりも高くなることが多いので事前にネット予約するのがおすすめです。
公式ページ:DB
英語での予約が難しいと感じる方やヨーロッパ周遊旅行を計画している方は、ヨーロッパ内の国鉄が乗り放題になるユーレイルグローバルパスという鉄道パスがあるので、購入を検討してみるのもありだと思います。
日本語サイトで予約できるだけではなく日本語でのカスタマーサポートもあります。ただし手数料が取られるのでやや割高になります。英語でのやり取りにストレスを感じる場合は、以下の日本語公式ページをチェックしてみてください。
公式ページ:レイルヨーロッパジャパン
・料金:34.9ユーロ(≒4,310円)〜
※乗換が必要な路線が多いので要注意
電車(DB)のメリット
1日に運行している本数が多いので詰め込めば日帰りも可能です。
早めに予約をすれば料金が5,000円以下のチケットを購入できるので、飛行機に比べて半額以下で割安です。
そしてヨーロッパ鉄道旅を味わうことが出来るので、憧れがある人にとってはたまらない経験になるでしょう。
電車(DB)のデメリット・注意点
料金がバスよりも約1,100円割高です。そして、ほとんどが乗換で直行列車の本数が少ないので、やや面倒ですし直前購入だと高額になります。
乗換列車の場合は、バスよりも料金が割高になる上に所要時間もかかってしまいます。
バスでアムステルダム⇔フランクフルト間を移動する方法
ヨーロッパでは定番のFlixBusのバスの場合だと片道25.99ユーロ(≒3,200円)〜、所要時間は約5時間45分です。旅程が決まっている場合は、なるべく早めに購入したり、セールのタイミングが上手く噛み合えば上記料金よりも安価なチケットを購入できます。
主な発着地は以下です。
- 発着駅:アムステルダム・スローテルダイク駅(Amsterdam Sloterdijk)⇔フランクフルト中央駅(Frankfurt central train station)
発着地が中心エリアなので交通アクセス的にも便利です。
また、アムステルダムのスキポール空港からフランクフルト中央駅を結ぶバスが1日1本深夜に運行しています。スキポール空港からアムステルダムの市内に出ずにフランクフルトに直接行きたい方には最適です。
アムステルダム⇔フランクフルト間は1日約8本運行しています。直前予約で乗れないことはほとんどありません。
公式ページ:FlixBus
・料金:25.99ユーロ(≒3,200円)〜
バスのメリット
移動手段の中で最安値です。バスからの景色も楽しめます。乗換の必要もありません。
またFlixBusの場合は、他の移動で1回乗車しておくと次回以降利用できるFlixBusのクーポンがもらえる事が多いです、そのため、当区間に乗車する前にFlixBusを利用していると片道25.99ユーロ(≒3,200円)以下で乗車することも可能です。
かなり体力を消耗しますが、夜行バスに乗車すれば翌早朝4時45分に到着するので、宿泊代と時間を節約することも可能です。
バスのデメリット・注意点
バスに大きな荷物を預け入れる荷物サイズが80 x 50 x 30 cm合計20 kg1個までは無料ですが、それ以上の量と重さが超える場合は追加料金が発生します。
上記荷物とは別に、車内に荷物を無料で持ち込むことができ荷物サイズは42 x 30 x 18 cm合計7 kgです。
もし日帰りや1〜2泊の短期滞在で出発地に戻ってくる場合は、移動前日に宿泊したホテルに荷物を預けて移動すると身軽に動き回れるので上手に工夫すれば荷物のデメリットは解消されます。
またバスチケット予約をする際は全て英語表記になっている点に難易度が高く感じる人もいるかもしれません。
もし英語表記が苦手で難しそうだと感じる方は、英語が苦手な方でもスムーズに予約できるように分かりやすく図解でまとめた記事を書いていますので、ぜひご参考ください。(パリからブリュッセル行きの路線での予約を図解していますが、要領は同じです。)
サイトの作りがシンプルなので予約は簡単ですし、予約後に送られてくるメールを提示すれば乗車できるので、チケットの印刷をする必要がなく乗車もスムーズです。
安く行きたい場合はバスがおすすめです。
アムステルダム⇔フランクフルト間の移動方法まとめ
- 飛行機:約1時間10分(合計約3時間半)/約11,000円〜
- 電車(DB):約4時間15分〜/約4,300円(34.9ユーロ〜)
- バス:約5時間45分〜/約3,200円〜(25.99ユーロ〜)
アムステルダムからフランクフルトもしくはフランクフルトからアムステルダムに行くには
- 所要時間が短い方法がいい!⇒飛行機
- 鉄道旅を味わってみたい!⇒電車
- とにかく安く移動したい!⇒バス
という選び方をすれば間違いなしです。コスパ的にはバスが一番です。旅程と目的、そして予算に合わせて選んでみてくださいね。
電車とバスの料金と運行日程を一括比較できるGOEUROというサイトもありますが、GOEURO経由で予約すると手数料が追加で請求されるので、GOEUROで比較しつつ、経由せずに公式サイトから予約するとお得にチケットを購入できます。
公式ページ:FlixBus
良きヨーロッパの旅を!
アムステルダムの観光情報やアムステルダムからアクセス出来るその他の都市への情報や行き方も書いていますので、ご参考になれば幸いです。
・料金:11,000円〜