ドイツ旅行やヨーロッパ周遊旅行、そしてフライトの都合上
- ミュンヘンからベルリン
- ベルリンからミュンヘン
を移動する人も少なくありません。
そして、ミュンヘン⇔ベルリン間は約500kmと東京から大阪までの距離と同じくらいで約1,250円〜移動できることから日帰りで訪れる人も多いです。
そこで気になる移動手段。
「ミュンヘン⇔ベルリン間はどうやって移動したらいいの?」
という疑問に答えるべく、移動手段を細かくまとめておきますので、ご参考になれば幸いです。
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目次
ミュンヘン⇔ベルリンへの行き方・アクセス方法
ドイツ・ミュンヘン(Munich)⇔ドイツ・ベルリン(Berlin)間の移動手段は
- 飛行機:1時間10分/約3,700円〜
- 電車(DB):約4時間半/約6,700円〜18,600円(59.9ユーロ〜)
- バス:約7時間/約1,250円〜(9.99ユーロ〜)
の3つの方法があります。
結論から先にどんな人に何がおすすめかを述べると
- 短時間で行きたい⇒飛行機がおすすめ
- 安く行きたい⇒バスがおすすめ
です。
電車は乗換のない列車がほとんどで楽ではありますが、他の移動手段の中で一番高額です。そして、大きな荷物を持っている方にとっては移動が面倒で、現地でチケットを手配する場合は全て英語対応になります。料金が高く時間がかかる割に難易度が高いです。
それぞれの細かい部分についてメリット・デメリットを詳しくご紹介していきます。
飛行機でミュンヘン(MUC)⇔ベルリン(TXL)間を移動する方法
ミュンヘンからベルリン、ベルリンからミュンヘン間は直行便が飛んでおり約1時間でアクセスすることができます。直行便の料金は約3,700円〜就航しています。
フライトでかかる所要時間は短いですが、2都市の空港⇔市内の移動時間とチェックイン時間を踏まえて合計所要時間は最低でも約3時間かかることを見越しておきましょう。電車よりも約1時間半、バスよりも約4時間早く行けます。
上記はスカイスキャナーで検索した値段です。
公式ページ:スカイスキャナー
飛行機のメリット
他の移動時間に比べて移動時間が短く料金も安いです。
飛行機のデメリット・注意点
それぞれ空港⇔市内までの移動にかかるお金を合わせると、安くても6,000円はかかると思っておいた方がいいでしょう。それでも電車に比べれば安いです。
ただし隠れたリスクが1点。ドイツ内の空港ではストライキがよく起こることで有名です。タイミング悪くストライキとかぶってしまうと飛行機が遅延、最悪の場合は欠航になります。すると、その後の計画が全て台無しになってしまいます。
「何が何でも予定が狂うことは避けたい…」と思う人にとっては他の移動手段を検討された方がいいと思います。
電車でミュンヘン⇔ウィーン間を移動する方法
ミュンヘン⇔ベルリン間は日本の新幹線のような電車(DB)が1日に何本も運行しています。所要時間は約4時間半、料金は約6,700円〜18,600円(59.9ユーロ〜)です。1等席だと料金が高くなります。発着駅は以下です。
- ミュンヘン中央駅:Munich Hbf(Munich Hauptbahnhof)
- ベルリン中央駅:Berlin Hbf(Berlin Hauptbahnhof)
電車(DB)のチケットは当日に駅で購入することも可能ですが、ネット予約よりも高くなることが多いので事前にネット予約するのがおすすめです。
公式ページ:DB
英語での予約が難しいと感じる方やヨーロッパ周遊旅行を計画している方は、ヨーロッパ内の国鉄が乗り放題になるユーレイルグローバルパスという鉄道パスがあるので、購入を検討してみるのもありだと思います。
日本語サイトで予約できるだけではなく日本語でのカスタマーサポートもあります。ただし手数料が取られるのでやや割高になります。英語でのやり取りにストレスを感じる場合は、以下の日本語公式ページをチェックしてみてください。
公式ページ:レイルヨーロッパジャパン
電車(DB)のメリット
1日に運行している本数も多いので日帰りも可能です。そしてヨーロッパ鉄道旅を味わうことが出来るので、憧れがある人にとってはたまらない経験になるでしょう。
ドイツ国内及び周辺国の周遊を考えている方は「ジャーマンレイルパス」という裏ワザを有効活用できます。ジャーマンレイルパスというのは乗り放題フリーパス乗車券でして
- ドイツ:国内全域
- スイス:バーゼルバディッシャー
- オーストリア:ザルツブルク、クーフシュタイン、インスブルック
- ベルギー:ブリュッセル、リエージュ
- イタリア:ベネチア、ボローニャ、ボルツァーノ、トレント、ヴェローナ
の都市が乗り放題可能になります。
ジャーマンレイルパスのルールは購入するパスによって乗り放題のルールが異なります。
- 3日連続乗り放題
- 5日連乗り放題
- 1ヶ月のうち好きな3日間が乗り放題
- 1ヶ月のうち好きな5日間が乗り放題
のパスがあるので、ご自身の計画をもとにジャーマンレイルパスの購入を検討されるとお得になります。購入は現地の駅、DBの公式ページ、日本語公式サイトのレイルヨーロッパジャパンでも手に入れる事ができます。
電車(DB)のデメリット・注意点
合計所要時間が飛行機より長いのですが飛行機よりも割高です。
バスでミュンヘン⇔ベルリン間を移動する方法
ヨーロッパでは定番のFlixBusのバスの場合だと片道9.99ユーロ(≒1,250円)〜、所要時間は約7時間です。旅程が決まっている場合は、なるべく早めに購入したり、セールのタイミングが上手く噛み合えば上記料金よりも安価なチケットを購入できます。
ただし「Direct」と表記されている以外の便は乗継便で所要時間が10時間くらいかかってしまう上に料金も高くなるので要注意です。
おすすめの路線は、ミュンヘン中央バスステーション⇔ベルリン中央バスステーションを結ぶ路線です。ミュンヘン⇔ベルリン間は1日約40本運行しています。運行数が多いので直前予約で乗れないことはほとんどありません。おすすめ路線の発着駅は以下です。
- ミュンヘン中央バスステーション:Munich central bus station
- ベルリン中央バスステーション:Berlin central bus station
公式ページ:FlixBus
バスのメリット
移動手段の中で最安値です。またバスからの景色も楽しめます。
またFlixBusの場合は、他の移動で1回乗車しておくと次回以降利用できるFlixBusのクーポンがもらえる事が多いです、そのため、当区間に乗車する前にFlixBusを利用していると片道9.99ユーロ(≒1,250円)以下で乗車することも可能です。
早朝から深夜まで幅広く運行しているため、時間帯を選べるだけではなく、23時台の夜行バスに乗車すれば翌早朝に到着するので、宿泊代と時間を節約することも可能です。(かなり体力を消耗しますが…笑)
バスのデメリット・注意点
バスに大きな荷物を預け入れる荷物サイズが80 x 50 x 30 cm合計20 kg1個までは無料ですが、それ以上の量と重さが超える場合は追加料金が発生します。
上記荷物とは別に、車内に荷物を無料で持ち込むことができ荷物サイズは42 x 30 x 18 cm合計7 kgです。
もし日帰りや1〜2泊の短期滞在で出発地に戻ってくる場合は、移動前日に宿泊したホテルに荷物を預けて移動すると身軽に動き回れるので上手に工夫すれば荷物のデメリットは解消されます。
ただし、飛行機や電車に比べて所要時間が長くかかります。時間がかかるのが一番のデメリットです。
またバスチケット予約をする際は全て英語表記になっている点に難易度が高く感じる人もいるかもしれません。
もし英語表記が苦手で難しそうだと感じる方は、英語が苦手な方でもスムーズに予約できるように分かりやすく図解でまとめた記事を書いていますので、ぜひご参考ください。(パリからブリュッセル行きの路線での予約を図解していますが、要領は同じです。)
安く行きたい場合はバスがおすすめです。
まとめ
- 飛行機:1時間10分/約3,700円〜
- 電車(DB):約4時間半/約6,700円〜18,600円(59.9ユーロ〜)
- バス:約7時間/約1,250円〜(9.99ユーロ〜)
ミュンヘンからベルリンもしくはベルリンからミュンヘンに行くには
- 所要時間が短い方法がいい!⇒飛行機
- 電車は鉄道旅を味わってみたいorドイツ国内及び周辺国を周遊したい!⇒電車
- とにかく安く移動したい!⇒バス
という選び方をすれば間違いなしです。旅程と目的、そして予算に合わせて選んでみてくださいね。
良きヨーロッパの旅を!
ミュンヘンから気軽にアクセスできる周辺国への移動方法も書いていますので、ご参考になれば幸いです。
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