アメリカでレンタカーを借りようと思った時に
- どこで予約するのが安いの?
- rentalcars.comなどの比較サイトはどうなの?
- 分かりやすく比較してあったら良いのに…
と、自分自身が疑問に思ったので、アメリカでレンタカーを手配するついでに各レンタカー会社の料金比較表にまとめてみました。
そして、各社の公式ページで予約する場合と比較サイトで予約するのは何が違うのかについても深く考察しています。
これからアメリカでレンタカーを借りる際にご参考にして頂ければ幸いです。
目次
レンタカー会社5社の料金比較表
料金比較表で記載した価格は、アメリカのラスベガスで借りてロサンゼルスで返却する際の料金をそれぞれ公式ページで検索して比べてみました。レンタル期間は15日間です。
どのレンタカー会社もクレジットカードの優待割引があるため割引適用後の料金です。優待割引は年会費無料のクレジットカードでも受けられるので、アメリカでレンタカーを借りる場合は優待割引を有効活用しましょう。
- ハーツ:15%割引(VISA or JCB優待)
- Budget:10%割引(VISA or JCB優待)
- AVIS:10%割引(JCB or ダイナース優待)
- alamo:15%割引(UFJニコス)
- dollar:15%割引(エポス)
年会費無料のエポスカードをVISAブランドで保有しておけば間違いないです。手厚い海外旅行傷害保険が利用付帯で付いているで重宝します。
公式ページ:エポスカード
ハーツ、AVIS、alamo、dollarの場合はJAF会員優待もあり。会員の方は要チェック。(割引率は上記と同じ)
コンパクト | ミッド | フル | SUV | |
ハーツ | 82,690円 | 84,500円 | 93,500円 | 125,000円 |
Budget | 78,570円 | 84850円 | 92,970円 | 112,860円 |
AVIS | 75,240円 | 81,540円 | 87,930円 | 115,560円 |
alamo | 74,715円 | 80,070円 | 89,080円 | 119,170円 |
dollar | 72,080円 | 75,565円 | 81,600円 | 95,965円 |
比較してみた結果、どの車種もdollar(ダラー)が最安値でした。しかもdollarの場合はロードサービスも上記価格内に含まれているのでかなりお得です。
どの会社も以下の保険とオプションを含んだ料金です。フルカバーです。
- 自動車損害賠償保険(PP)
- 追加自動車損害賠償保険(LIS)
- 自車輌損害補償制度(LDW)
- 搭乗者傷害保険・所持品盗難保険(PPP)
- 走行距離無制限
- 返却時ガソリン給油不要
- 追加運転者
- 各種税金・車両代など
レンタカー比較サイトを比較表に入れなかった理由
rentalcars.comやrentalcarzなどの比較サイトで調べると、上記価格よりも圧倒的に安い料金で表示されるので「公式ページ高いじゃん!」と思われるのではないでしょうか。
ミッドサイズの車種でalamoだと50,896円です。上記料金比較表で示した価格よりも3万円も安く表示されています。
そのため「やっぱ、比較サイトが安くてお得〜♪」とルンルンするかもしれませんが、ここには大きな落とし穴があります。保険、税金の料金が含まれていません。
付帯されているのは自動加入の自動車損害賠償保険(PP)のみ。この状態でレンタルする人がとても多いのですが、これでは保険未加入と言ってもいいくらい手薄すぎます。
相手側に補償できるのが100万円分くらいの最低限の保険しか加入しておらず、レンタルした車を補償する保険には未加入状態なんです。
なので、最低でも
- 追加自動車損害賠償保険(LIS)
- 自車輌損害補償制度(LDW)
の2つの任意保険への加入が必須なのですが、この2つの保険が高額なんですね。
関連:アメリカでレンタカーを借りる際に入るべき保険・オプションサービス・税金の詳細を徹底解説
比較サイトで予約時は、これらの保険に加入することが出来ず、加入するには現地のレンタカー会社のカウンターで受付&支払いするのですが、レンタル代の2倍以上の料金がかかります。大げさに聞こえるかもしれませんが、事実としてこれでも少なく見積もっています。
さらに各種税金が別途かかるので合計すると、比較サイトで見ていた3〜4倍の料金がかかるケースも少なくありません。
仮に比較サイトで予約した料金が5万円だったとすると合計金額は10万円を余裕で超えます。
現地のカウンターで最終的な値段を提示されて「え、ウソでしょ…」と思う人が後を絶えません。もちろん僕もそのうちの一人です…(笑)
比較サイトの保険はレンタカー会社の保険とは全く別物
比較サイトの予約画面を進めていくと保険に加入できる画面が表示されますが、レンタカー会社のものとは全く別物で比較サイト側が提供している保険です。そもそも上記のものは
- 追加自動車損害賠償保険(LIS)
- 自車輌損害補償制度(LDW)
どちらも無いので全く使えません。
上記とは別にフルプロテクションプランという保険パッケージが表示されることもありますが、こちらもレンタカー会社が提供する保険ではなく比較サイトが提供している保険です。
レンタカー会社で加入できる保険は万一の時に立替の必要はありませんが、比較サイトで加入できる保険は万一の時に数十万円〜全額の立替の必要があります。
他にも比較サイトの保険にはブラックボックスがたくさんありますので、加入する際は細かくチェックする必要があります。特にレンタカー会社が提供する保険に加入すると二重加入となるのでご注意ください。
これらを踏まえると、レンタカー会社の公式ページから予約した方が結果的に安上がりになりますし何より安心です。大手レンタカー会社なら日本人による日本語対応のカスタマーサポートもあります。
大手レンタカー会社を選んだ方がいい理由
日本語のカスタマーサポートがある
車の台数や車種を幅広く選べるサービスが豊富なのはもちろんですが「万一の時に24時間日本語で対応してくれるカスタマーサポートがあるかどうか」がとても重要です。
上記で挙げた大手レンタカー会社ならあります。
営業所がたくさんある
大手であれば営業所をたくさん構えているため、車に故障があった場合に迅速に交換してもらえます。
国際運転免許証が不要
ジョージア州以外のアメリカ本土では、現地のレンタカー営業所で借りる手続きする際に国際運転免許証の携行が不要です。運転免許証翻訳フォームと日本の運転免許証を提示すれば手続きできます。
ハワイ、グアムに限っては日本の運転免許証だけでOKです。
大手レンタカー会社だと簡易的に手続きできます。
アメリカのレンタカーは各社の公式ページで予約するのがおすすめ
アメリカでのレンタカーは事前予約なしでも現地で気軽にレンタル可能ですが、特に7〜9月はレンタルする人が多いため日本での事前予約をした方がいいかもしれません。
そして、日本での事前予約をした方がいい理由として
- 日本語サイトで手配可能
- 料金プランがお得(保険フルカバー)
- 優待割引制度が利用可能
があり、お得で安心です。
特にどんな保険に加入するかを日本語で選択&詳細を確認できるのが一番の安心ではないでしょうか。
まとめ
コンパクト | ミッド | フル | SUV | |
ハーツ | 82,690円 | 84,500円 | 93,500円 | 125,000円 |
Budget | 78,570円 | 84850円 | 92,970円 | 112,860円 |
AVIS | 75,240円 | 81,540円 | 87,930円 | 115,560円 |
alamo | 74,715円 | 80,070円 | 89,080円 | 119,170円 |
dollar | 72,080円 | 75,565円 | 81,600円 | 95,965円 |
アメリカでのレンタカーはdollar(ダラー)が安くてお得です。僕もグランドサークル巡りはdollar(ダラー)で予約しました。
どのレンタカー会社を利用するにあたっても各社クレジットカード優待割引がありますので、上手に活用されてくださいね。年会費無料のカードでも優待割引が適用されますよ。
- ハーツ:15%割引(VISA or JCB優待)
- Budget:10%割引(VISA or JCB優待)
- AVIS:10%割引(JCB or ダイナース優待)
- alamo:15%割引(UFJニコス)
- dollar:15%割引(エポス)
年会費無料のエポスカードをVISAブランドで保有しておけば間違いないです。手厚い海外旅行傷害保険があるので重宝します。
公式ページ:エポスカード
ハーツ、AVIS、alamo、dollarの場合はJAF会員優待もあるのでJAF会員の方は確認必須です。(割引率は上記と同じ)
公式ページ:JAF
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