この記事ではハワイのホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)からワイキキまでの市内に行く方法について、徹底比較しています。
最安値で行く方法、コスパが良く楽な方法、団体向けの方法など、最適な行き方が見つけやすくなるようにまとめていますので、ご参考にして頂ければ幸いです。
目次
ホノルル空港から市内へ行く方法は全部で10通り
ホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)から市内へ行く方法は全部で10通り。安い順に並べると以下になります。
- The Bus(路線バス)
- H.I.Sシャトル
- ロバーツハワイ
- スピーディーシャトル
- JTBバス
- チャーリーズ・タクシー
- Uber(ウーバー)
- タクシー
- リムジン貸切
- レンタカー
表にしてみました。
種類 | 所要時間 | 費用 | チップ |
The Bus(路線バス) | 約45分 | 2.75ドル | – |
キングエアポートシャトル | 約20分 | 16ドル | – |
H.I.Sシャトル | 約40分 | 16ドル | 1ドル (荷物有りの場合) |
ロバーツハワイ | 約40分 | 17ドル | – |
JTBバス | 約40分 | 19ドル | – |
Uber | 約20分 | 27ドル | – |
チャーリーズ・タクシー | 約20分 | 29ドル | 15% |
タクシー | 約20分 | 40ドル | 15% |
リムジン貸切 | 約20分 | 100ドル | – |
レンタカー | 約20分 | – | – |
それぞれの特徴を分かりやすく解説していきます。
The Bus(路線バス)
ホノルル空港からワイキキなどの市内まで移動するのに一番安い方法です。ただし機内に持ち込めない大きな荷物を持っていく場合は、バスに乗車できないので要注意です。
メリットは圧倒的な価格の安さと街並みを見ながら移動できる楽しさがある点です。旅感をじっくり味わいたい方に最適です。僕ら夫婦で乗車した時は日本人もたくさん乗っていましたよ。
デメリットは他の移動手段よりも時間がかかること、米ドルを現金で用意しないといけない2点です。
降りるタイミングが分からないと不安を感じるかもしれませんが、Googleマップで目的地を入力して経路検索すれば最寄りのバス停が表示されるので案外簡単でしたよ。下記記事でバスの乗り方や手順を分かりやすく解説しています。
空港シャトルバス
キングエアポートシャトル
2名以上から申込み可能で料金は16ドル/名とシャトルバスの中では最安値です。しかも相乗りタイプではなく専用車なので貸切ができます。なので、グループ旅行で他のお客さんと混ざりたくない場合に便利です。お申込みはタビナカのホームページから出来ます。
H.I.Sシャトル
相乗りタイプのシャトルバスで空港からワイキキ地区のホテルまで送迎してくれます。30分ごとに運行していますが、相乗りなため出発までに多少の待ち時間がある事も。
7:30~14:00の到着便が相乗り料金の対象で日本からの国際線、アメリカの国内線どちらも対応しています。なお、2才未満で座席を利用しない場合は無料です。
送迎対象ホテルはワイキキ内のホテルのみですが、以下のホテルは対象外なためご注意ください。
- アラモアナホテル~パークショアホテルの間でアラワイ通りより海側エリア
- ザ・カハラやニューオータニ・カイマナ・ビーチホテル
お申込みはベルトラの公式ホームページより日本円で決済可能です。
ロバーツハワイ
ハワイではメジャーな相乗りタイプのシャトルバス。予約方法や利用手順はH.I.Sとほとんど変わりませんが、現地に着いてから英語対応になる可能性が高いので、英語が不安に感じる方には向かない移動手段です。逆にチャレンジしてみたい方はぜひチャレンジしてみてください。自分の名前と目的地が伝えられれば問題ないですよ。
荷物はゴルフバッグを含め1人2個まで無料ですが、3個目以上の荷物は1個につき6.35ドル、182cm以下のサーフボード1つにつき24.15ドル、自転車1台につき37.8ドルが別途かかります。車いす補助は無料です。
国際線を利用してホノルルに到着する場合は、団体出口のロバーツハワイカウンター、または個人出口を出たところで黄色ベースと薄いグレーハイビスカス柄のアロハシャツを着用した係員が待ってくれていますので、自分から声をかけましょう。
アメリカ国内線を利用してホノルルに到着する場合は、上記同様の係員が荷物受け取り場所(ターンテーブル)で待ってくれていますので、自分から声をかけましょう。
事前のお申し込み無しで当日空港に着いてからでも乗車可能ですが、事前にお申込みしておいた方がスムーズです。お申込みはベルトラの公式ホームページから出来ます。
JTBバス
一応はシャトルバス扱いですが大型観光バスで空港からワイキキ地区のホテルまで送迎してくれます。相乗りなため、出発までに多少の待ち時間がある事も。
日本⇒ホノルル間の直行便の6:00~16:59の到着便に合わせて運行されています。なお、2才未満で座席を利用しない場合は無料です。ただしアメリカの国内線でホノルル空港着便を利用する場合は予約不可です。
送迎対象ホテルはワイキキ内のホテルの
- アラモアナ・ホテル
- アンバサダ-ホテル・オブ・ワイキキ
- ハワイ・プリンス・ホテル・ワイキキ
- シェラトン・ワイキキ・リゾート
- ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ
- アロヒラニ・リゾート・ワイキキ・ビーチ
- ハイアット・リージェンシー・ワイキキ
- ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート&スパ
が対象になっています。上記ホテル以外に滞在の場合は、最寄りのホテルで降ろしてもらいましょう。ちなみに、ワイキキエリア以外(カハラ、コオリナ、タートルベイなど)への送迎はないのでご注意ください。
その他、18歳未満は保護者の同伴者が必要、サーフボードや自転車など大きい荷物はNGとなっています。
お申込みはJTBのホームページより日本円で決済可能です。往路と復路でホテルが異なる場合は片道プランで分けて申込む必要があります。
乗り場は、税関を通り左手の団体出口へ。団体出口を出たら左手の「JTBカウンター」へ進み係員に予約確認書を提出したら乗車場所を案内してくれます。
タクシー
Uber(ウーバー)
タクシーの中で一番ストレス無く便利で安いので、おすすめな移動手段NO.1です。一切言葉を喋らずチップのやり取りもなく目的地まで連れて行ってくれるのでとにかく楽です。こんなにストレスフリーな乗り物はありません。
料金は約27ドルでチップ不要なため、タクシーの中では一番安い移動手段です。ネットが利用できる人は本当におすすめです。乗り場は空港の2階にあります。
ただし、ホノルル空港で利用できる無料WiFiは弱すぎてネットに繋がらないので、ハワイで利用できるSIMやモバイルWiFiを持っている人しか利用できないのがデメリット。
・料金:約27ドル/台
・チップ:無し
・対応言語:喋らなくてOK
・難易度:★☆☆☆☆
チャーリーズタクシー
1台4名まで乗車可能で料金は定額制のタクシーです。例えば、空港からワイキキまでの場合は29ドル+税金+チップ15%です。4名だと1名8.3ドル、3名だと11.1ドル、2名だと16.6ドルなので3名以上いるならシャトルバスよりも割安です。(2名ならキングエアポートシャトルの方が安いです)
しかも相乗りではないので、待ち時間が無いだけでなく目的地までノンストップで行くため所要時間も短いです。
利用方法は日本語表記の公式ホームページから事前予約が必要です。予約完了後、空港に到着したら日本語対応オペレーター専用の電話番号に電話をかけると空港で待機しているチャーリーズタクシーのドライバーがすぐに迎えに来てくれます。待ち時間はほぼありません。
電話をかける際は、LINE OUTやスカイプクレジット、050+などのスマホアプリ電話を利用すると便利です。
タクシー料金のお支払いは、降車前にクレジットカードで決済可能なので便利です。
空港のタクシー乗り場にいるタクシー
タクシー乗り場に待っているタクシーに乗ります。事前予約不要なのでとにかくタクシー乗り場まで行ければOK。
やり取りは全部英語になりますが、ホテルの名前と住所を伝えられれば問題ないのでそこまで心配は不要です。
ただ、クレジットカードが使えるタクシーが全てではなく基本的に米ドルの現金払いなので、現金をあまり持ちたくない人にはマイナスです。そして他のタクシーに比べて高いので、おすすめとは言えない交通手段です。
・料金:約40ドル/台
・チップ:15%
・対応言語:英語のみ
・難易度:★★★☆☆
・申込み方法:現地空港のタクシー乗り場にて
リムジン貸切
リムジンを貸し切りすると7名まで乗車可能です。料金が100ドルなので7名で乗るなら14ドル/名となり、かなり安くリムジンに乗車できます。
団体でホノルルに訪れるならリムジンを味わってみてはいかがでしょうか?
お申込みはベルトラにてお申し込み可能です。
詳細:ワイキキからホノルル空港までリムジン貸切で50ドルで行く方法【乗車レビュー有】
レンタカー
ハワイのオアフ島でレンタカーを借りる予定のある場合は、空港で借りて市内まで出た方が便利です。
車があればWhole Foods Market(ホールフーズマーケット)などスーパーで食材の買い出しに行ったり、ノースショアまで行ったりするなど楽しめる幅が格段に広がります。
ただし、クルマ事情が日本と真逆で左ハンドル右側通行なので、経験がない場合は難易度が高く感じると思います。しかも日本からの長時間フライトの後だと疲れがあり集中力が落ちていると思うので大変です。
なので、左ハンドル右側通行未経験者は、市内まではレンタカー以外の手段で行くのがおすすめです。市内に出ればレンタカー出来るお店がたくさんあるので、無理は禁物です。
・料金:レンタカー代による
・チップ:無し
・対応言語:英語のみ
・難易度:★★★★☆
・申込み方法:【事前予約】レンタカー各社にて
まとめ
種類 | 所要時間 | 費用 | チップ |
The Bus(路線バス) | 約60分 | 2.75ドル | – |
キングエアポートシャトル | 約20分 | 16ドル | – |
H.I.Sシャトル | 約40分 | 16ドル | 1ドル (荷物有りの場合) |
ロバーツハワイ | 約40分 | 17ドル | – |
JTBバス | 約40分 | 19ドル | – |
Uber | 約20分 | 27ドル | – |
チャーリーズ・タクシー | 約20分 | 29ドル | 15% |
タクシー | 約20分 | 40ドル | 15% |
リムジン貸切 | 約20分 | 100ドル | – |
レンタカー | 約20分 | – | – |
旅感を感じたい&費用を最安値で抑えたいならThe Bus(路線バス)が最高です。
2名以上ならキングエアポートシャトルが安くて所要時間が短くておすすめ。
タクシーならUber。大人数で豪華に行くならリムジン貸切が穴場です。
ぜひハワイ旅行が少しでも楽しくなるような選択を!
・料金:2.75ドル/名
・チップ:無し
・対応言語:英語のみ
・難易度:★★★☆☆
・申込み方法:事前予約なしで乗車