20歳の時にいつかは世界一周に行きたいという夢を抱いてから10年間。絶対行くと強い願望を持っていたので世界一周関連の本や雑誌は必ず購入していました。
世界一周を夢見た時から読んでいた本。行くことが決まってから読んだ本。そして帰ってきてから読んだ本。
時には勇気をもらい、ヒントをもらい、情報をもらってきた大好きな良書を厳選して世界一周を考えている人に役に立つ本をご紹介します。
世界一周をイメージすると夢物語のように聞こえるかもしれませんが、経験者の意見からすると意外に身近なものでした。
本がキッカケでどんどん旅に出る人が増えたり、最高の旅になるための準備がスムーズに進められますように。
目次
世界一周のルート選定におすすめ本
世界一周のルートを決めるために役に立った本を3冊厳選しました。世界のどこにどんなスポットがあるかを探すにはピッタリです!
どれも魅惑的な写真と文章で構成されている本なので「ぬー!行きてぇー!」と腹の底から掻き立てられるので要注意です。
WONDER SPOT 世界の絶景・秘境100
世界のどこにどんな絶景スポットがあるのかを知れる1冊。ネットだけの情報では知りえない場所も紹介されています。
写真がキレイで説明の文章も魅力的で完全にグッと引き込まれます。情報を得るための役割はもちろんたまに見ると癒やされます。
Amazonのレビューもかなり高評価!
5日間の休みで行けちゃう! 絶景・秘境への旅
旅先を決めてからではなく、旅先を決める為に読む旅ガイドと言われているだけあって、旅の予算から行き方、手配先も完全にガイドしてくれている1冊。
どこに行くか決まっていなかったり、もっと素晴らしいスポットがあるんじゃないか?と探すことを目的にするには最適です。
ぶっちゃけ5日間で行けないスポットもありますが、世界一周だったら行けちゃう場所ばかりなので、世界一周に行く前だからこそ手にとって欲しいです。
5日間の休みで行けちゃう!美しい街・絶景の街への旅
上記の街バージョンです。僕自身、街並みはあまり興味がなかったんですが、この本を手にとって街並みを楽しむ新しい楽しみ方を教えてもらった1冊です。
この本のおかげでルートに入れた都市がいくつもありました。
「街を散歩するのがこんなに楽しいものだったなんて…」と気づくことが出来ましたね。
世界一周航空券についておすすめ本
世界一周航空券について網羅的に知ることが出来る本を1冊だけご紹介します。これ読んでおけば間違いないです。
新 世界一周NAVI
世界一周航空券について手に入る情報がまだまだ少ないのでとても参考になる1冊。自分で思いのままに世界一周ルートを組む力が身につきます。
僕ら夫婦は陸マイラー活動で貯めたマイルでファーストクラスの世界一周航空券を発券して二周目を計画中です。
世界一周の体験談が知れるおすすめ本
日本人の世界一周旅行者は年間で3,000名いると言われていますが、なかなか世界一周経験者と出会うキッカケがないので、経験者の話を聞ける機会ってなかなか無いんですよね。
情報は手に入るけど生の声を聞きたい場合に役に立つ本を3冊厳選しました。
世界一周 TRAVELER’S VOICE 若き旅人の声
世界一周を考えている人が気になっていることをドンピシャで綴られていてとても参考になりました。
期間やルート、旅中のトラブル、世界一周航空券など経験者の話は貴重です。実際に旅した人の声は何よりのヒントになりましたね。
世界一周 女子旅BOOK 改訂版 旅人の声から生まれた世界一周&航空券ガイド
上記の女子ひとり旅バージョンです。女子ひとりで世界一周する人なんているの?と思っていましたが、旅先では女子ひとりで世界一周している人と何人も出会いました。
ネットで手に入る情報は男性目線に偏りがちですが、女性目線で多くを綴られています。想像はしていたものの男性目線とは全然違うんだなと思い知る1冊です。
女性はこっちを購入した方が参考になるし役に立ちます。
世界一周ハネムーンBOOK 旅人の声から生まれた世界一周&航空券ガイド
上記のカップルバージョンです。僕らは夫婦で世界一周だったので迷わずポチりました。1人で世界一周経験者よりももっと経験者が少なくなるので、超貴重な1冊でした。
そして、世界一周してみて世界一周カップルが多いことに驚きました。どうぞ安心してカップルで世界一周に出かけてください。1人では決して味わえない、作れない最高の思い出がたくさん作れますよ。
カップルで世界一周を考えている人に読んで欲しいですね。
ユニークなコンセプトの世界一周が知れるおすすめ本
ただ世界一周をするだけではなく、今後の自分のキャリアを作っていく、人生のキャリアアップとして世界一周をする人も増えてきています。
そんな中で「この人、最強だな」と思える超絶ユニークなコンセプトで世界一周している人たちの本を厳選してみました。
本を読めば勇気をもらったり、ヒントをもらったり、嫉妬心を抱いたり。笑
とにかくいてもたってもいられなくなります。
SASARU〜地球の刺さり方〜
タイトルから思わず「え?」となる本ですが、地球のあらゆる場所で刺さっています。魅力的な文章と地面に刺さっている写真のギャップがズルい。ズルすぎる。面白すぎるんですよ。
どうやって刺さっているのか気になります。
世界一周後に読んだんですが、こういうコンセプトで世界を回ってみたかったとかなり嫉妬しました。笑
自分だけのコンセプトを作って世界一周したい人には参考になると思います。
サラリーマン2.0 週末だけで世界一周
世界一周の定義をぶち壊して新たな概念を再定義してくれる1冊。どちらかというとたった1,000円ちょっとでこんなにエキサイティングな新しい生き方を知ることが出来るなら知っておいた方がいいです。
いかんせんキャラが立ちすぎてめちゃんこ面白いです。そんな彼にこれまたかなり嫉妬しました。笑
行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅
チャリダーさんのヤバイ本です。まず、世界一周を自転車で回ろうというエネルギーがスゴいですよね。
決して自分ではやろうと思わない旅のスタイルなので、読み物として最高に面白い1冊でした。
旅先でチャリダーさんに何名かお会いしましたが、みなさん口を揃えて「これはドMじゃなきゃ出来ないですね!」と言っていたのがとても印象的でした。笑
定年退職後にアラスカからアルゼンチンのウシュアイアまで自転車で縦断している人もいたりしてチャリダーという選択肢もあるんだと知れます。
世界を一つ深い視点で楽しめるようになるおすすめ本
わたしたちが正しい場所に花は咲かない
どの立場で物事を見て捉えているのかを幾度となく痛感させられる瞬間がたくさんあります。
日本にいると日本人的価値観が正しいとされていますが、世界に出るとたった2%の人種の価値観は正しいとされないことがほとんどです。
相手の立場にも立って考えるという視点を忘れていると世界を楽しめなくなりますが、それを教えてくれる超良書です。
戦略の地政学 ランドパワーVSシーパワー
世界がどのように動いているかを少しでも知っておくと、世界一周の旅が一つ深い視点で楽しめるようになります。
地政学と言うと難しいイメージを持つかもしれませんが、この本は読みやすく入門書としてピッタリです。
まとめ
僕たち夫婦は1年間で44ヶ国回ってきましたが、回れば回るほど行きたい場所が増えていきます。
本で紹介されている場所で行けていない場所もたくさんありますし、現地に行くとまだまだニッチで面白いスポットがたくさん見つかります。
あまりギッシリと旅のルートや行きたい場所リスト、やりたいことリストを固めずに、現地で自由に動ける余白も作っておくことをおすすめします。
最高の旅にしてくださいね!
そして、世界のどこかでお会いできる日を楽しみにしています!