僕がブログを始めて間もない2012年頃。全くうまくいかず悩んでいた時期がありました。
その時に相談した先輩からの言葉が今でも忘れられない一つの指針となっています。
「思ったようにブログが上手くいかなくて悩んでいる人」
にとってハッとするような内容となっていますので、僕のエピソードをもとにブログ運営で大切なあり方についてシェアします。
目次
「おい、お前がこれまでやってきたことを思い出せ」
先輩とご飯を食べながら、ブログについて相談してみました。すると・・・
と聞かれました。小学校から大学まで12年間続けてきた「野球」です。そう答えると間髪入れずに
と聞かれたのですが、僕は答えに詰まりました。
確かに僕は高校時代に補欠でプロ野球選手になれないと悟った瞬間があった。監督からは陸上部に入ればインターハイ狙えるぞ!陸上部に言った方がいいんじゃないか?とまで言われた事があります。でも辞めなかった。なぜだろう?
先輩は僕が思いにふける様子を見て、続けてこう言いました。
「そこにロマンはあるのかい?」
そう言われた時に僕は見透かされた気がしてドキッとしたのです。
チャチャッとブログを作り上げてお金を儲けて「楽して稼げたぜ!ベイベー!そんな俺スゴいだろー?」ってやりたいんでしょ?と言われている気がして恥ずかしくなったのです。
いかにブログというものを自分の独りよがりでチャラくインスタントに考えていたか気づいたのです。読んでくれる人の事を1ミリも考えていませんでした。
そこに何が残るのか。ロマンはあるのか。何も残らないしロマンも何もない。
僕は完全に目が覚めたのです。
三匹のこぶたのどの家を作りたいんだい?
今の世の中を見渡してみると、確かに藁の家を作って「どうだ、スゴいだろー!」ってやっている人が目立っているという全体像がハッキリ見えてきたのです。僕もそれに惹かれていたのは言うまでもありません。
目立つことが目的ならそれでいいと思います。承認欲求を満たせるならそれも大事なことだと思います。簡単にお金を稼げるなら最高だと思います。
でも、僕はどんな家を作りたいのか?と考えた時に、やっぱり藁の家は嫌なわけですよ。誰でもすぐに作れるしすぐに壊れてしまう。そこにロマンもへったくれもありません。
「サクッとチャチャッとやって小銭を稼ごうと思っていたのが藁の家づくりだったんだ」と気づくと、一瞬にしてブログに対する捉え方が激変しました。レンガを積み上げるがごとく腰を据えてやってみよう。そう思えるようになったのです。
ブログというものは使い捨てのものではない。ガウディのサグラダ・ファミリアであり、ディズニーランドなんだ。そこまで磨き上げてやるぞ。
捉え方が変わり、姿勢が変わり、ブログに対する向き合い方が一瞬にして変わりました。
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ゴミを作るのか、アンティークを作るのか
時間が経過した時に使えなくなるものが消費物。でも、時間が経過した時に価値が上がっていくものが芸術品のアンティーク。
言葉が乱暴かもしれませんが、僕はゴミではなくアンティークを作りたいって思いました。
時間の経過とともに価値が上がっていくものを作りたい。価値のあることをしたい。そして長く稼ぎ続けたい。
その場限りのものではなく、自分の子供や孫に見せた時に「親父、スゲーな!これめっちゃ役に立つわ!」と思ってもらえるものを作り上げていこうと変わったんです。
そうやって考え方を改めると、みるみるブログが成長していきました。
ブログはお金のなる木
ブログというのは新しいキャッシュポイントをどんどん作っていけるツールです。
人生単位で考えると、これからの時代はキャッシュポイントを作り続けていける人が人生を勝っていく人、人生を謳歌出来る人だと思うので、常にキャッシュポイントを作り続けていく人生の選択をしていけるメリットがあります。
その場限りで消耗するのではなく、ブランドとして長く愛されるようなブログってロマンがあると思うんですよ。
その方が、これからの時代をより快適に、より楽しく、より面白く、たくさんの人の役に立てるような人生をブログを通して選択していけます。
ゴミ発生機ではなくアンティーク製造機でありたい。その考え方が回り回って近道なんだと思います。
まとめ
ブログ運営がうまくいかない時こそ「自分は何を作ろうとしているのか?」について立ち戻ってみてください。
ブログの神様はいつもあなたのことを見ています。決して楽な方に進むのではなく価値のある方に進みましょう。