サハラ砂漠のツアーに参加するために、トドラからバスでサハラ砂漠の入口の街ハシラビードに移動しました。
サハラ砂漠ツアーに参加する上で、安さだけを選んで失敗したくなかったので、安心して楽しめるようにツアーを組んでもらえる日本人宿「リアドマムーシュ」を予約していました。
他にも「ワイルドネスロッジ」という宿があり、リアドマムーシュよりも安かったんですが、評判が悪かったので回避。
ということで、実際に宿泊してみた経験をもとに宿のレビューをしていきます。
目次
料金
まずは、料金体系からご紹介します。
- ドミトリー:200ディルハム(≒2,300円)
- シングルルーム:400ディルハム(≒4,610円)
- ダブルルーム:600ディルハム(≒6,925円)
- トリプルルーム:750ディルハム(≒8,650円)
- ファミリールーム:1,000ディルハム(11,540円)
どの部屋を予約しても、朝夕2食付き/ドライヤー/バスタオル/シャンプー/ボディソープ/無料WiFi /無料送迎が付いています。
そして、洗濯サービスも無料で付いています。
※ドミトリーのみトイレとシャワーは共同になります。
僕はドミトリーを予約していしましたが、個室タイプでした。どうやら料金の高い個室ではなく、ベルベルテント風サロンだったようなので、写真とともに後述します。
砂漠ツアー
砂漠ツアーを目的にリアドマムーシュに宿泊する人がほとんどなので、ここでは砂漠ツアーの料金についても簡単に触れておきたいと思います。ツアー料金は宿代とは別でかかります。
- 砂漠1泊ツアー:400ディルハム(≒4,610円)⇒クーポン利用で350ディルハム(≒4,040円)
- サンセット/サンライズツアー:各150ディルハム(≒1,730円)
- 大砂丘1周ツアー by 4WD:1,000ディルハム(≒11,540円)
砂漠1泊ツアー
砂漠1泊ツアーは、16時にラクダに乗って砂漠の中にあるキャンプを目指して1時間かけて歩いていきます。そして、テントで1泊して翌朝8時くらいに砂漠から帰ってくるツアーです。
希望によって2泊、3泊など日数の追加は可能です。日数を増やすほど砂漠の奥地に行けます。
クーポン利用で50ディルハム割引になります。
クーポンはこちらです。
サンセット/サンライズツアー
その名の通り、ラクダに乗って夕日or朝日を見に行くツアーです。
ラクダに乗ってみたいけど、テントに泊まらなくてもいいという人におすすめです。
大砂丘1周ツアー by 4WD
ランクルのような4WDの車で、砂漠を駆け巡る4〜6時間のツアーです。
メルズーガの大砂丘を囲む砂漠の村々を訪ねたり、遊牧民ノマドのテントに訪問したり、盛りだくさんな1日ツアーです。
金額が高く見えますが、車1台のツアー料金のため、何名かでシェアすれば安く行けます。1台最大6名まで乗れるので、6名で参加すると1名166ディルハム(≒1,910円)で参加可能です。
ちなみに僕は1泊+砂漠ツアー1泊で利用しました。
立地
メルズーガから約8km離れたハシラビードという小さな街に位置しています。
そして、何と言っても砂漠の目の前にあり、屋上からは砂漠を眺めることが出来ます。
砂漠ツアーに参加する時は、歩いて目の前の砂漠まで行き、ラクダに乗るまで何と5分以内です!
また、砂漠ツアーに参加しなくても、歩いて砂漠を見に行けるというのは立地的に魅力的です。
無料送迎
リアドマムーシュのあるハシラビードまでバスで行く場合は、到着が夜になり、しかもハシラビードのバス降り場から宿まで結構距離があります。なので、宿のスタッフさんが車で迎えに来てくれます。
送迎代は宿代に含まれているので、別途支払う必要はありません。チップの要求ももちろんありませんでした。
お迎えだけではなく、ハシラビードを出てフェズなどの次の目的地に向かう際のバス停までの送迎も込みです。
すごく助かりました!
客室
ドミトリーを予約していたのですが、中に入るとびっくり。個室です。オーナーさん曰く、ここがベルベルテント風サロンらしいです。
相部屋を想定していただけあって、これは嬉しかったですね。コンセントは枕のすぐ近くにあります。
このタイプの部屋が4部屋くらいあって、いっぱいになると、レストランの中にあるソファーベッドに寝るか、屋上のテラスで寝るかになるとの事。
同じ金額なのに違いがありすぎます。笑
個室タイプの部屋をゲットするなら早めの予約を!
シャワー・トイレ
共同のシャワールームは全部2つ。水圧はかなり強いですし、熱々のホットシャワーが出ます。
そして、シャワールームがかなり広く、服を置けるスペースもあり、かなり快適です。
トイレは全部で3つあるので、トイレ待ちすることはほとんどないと思います。プールもいつでも入れます。
食事
朝夕2食が付いていて美味しいと評判のご飯。
宿代に含まれている食事ということで、正直あまり期待していなかったんですが、この宿はいい意味で期待を裏切ってくれました。まずは、夕食から。
前菜でスープ、オリーブ、パンが出てきました。スープは優しい味で美味しいです。
食事を楽しんでいると、次から次へと出てくる出てくる。まずは、ご飯もの。
名前は分からないんですが、炒めた野菜とご飯が盛り付けてあるモロッコ料理です。
そして、鶏肉の煮込み。
さらにフライドポテト。
そして、フルーツ。
間違いなく食べ切れない量が出てきます。とにかくボリュームがすごいです。
味に関しては、超美味しいって感じではないですが、美味しくいただくことが出来ました。
朝ごはんは、パン、フルーツなどの軽食が並ぶバイキング形式です。
朝ご飯の目玉がモロッコ風オムレツです!これが美味しかったですね。
WiFi
WiFiは正直遅めです。youtube動画を見るにはストレスを感じるほどで、検索するのもワンテンポ遅い感じはありました。
砂漠ツアーまでは宿でゆっくり過ごせる
チェックアウトが11時で砂漠ツアーが16時から。チェックアウトから5時間くらい時間が空きます。
部屋から出なければいけないんですが、宿の共有スペースでゆっくり休ませてもらえますし、ネットが使えます。
また、朝、大砂丘1周ツアー by 4WDに出かけて帰ってきてから砂漠ツアーに参加するプランも組めるようだったので、時間がもったいなく感じたり、日程に余裕がない場合は詰め込んでみてもいいかもしれませんね。
砂漠ツアーに行く際は、宿に荷物を置かせてもらえるので、ツアー用に荷造りしておきましょう。
砂漠ツアーの流れについて下記記事で書いているので、ぜひ読んでみてください。
関連記事:1泊2日のサハラ砂漠ツアーの行き方・料金・注意点・持ち物まとめ
ワンポイントお得情報
宿泊代と砂漠ツアー代は、モロッコ通貨のディルハム払いではなく、ドル、ユーロ、円での支払いが可能でした。ただし、外貨支払いだと10%くらい上乗せした金額になるので、割高になります。
僕らはディルハムの持ち合わせが無かったので、円を両替してもらったのですが、なんと手数料無しでその時のレートでそのまま両替してもらえました。
外貨で支払うと10%上乗せなのに、外貨を両替してもらってからディルハムで支払えたので、結果として手数料ゼロで支払うことが出来ました。
どのスタッフさんに両替してもらうかによって変わるかもしれませんが、もし持ち合わせがない場合は試してみてください。お得になるかもです。
まとめ
オーナーさんもスタッフさんも日本語が出来て、かなり快適に過ごせました。
宿泊者は日本人だけではなく、スペイン人、韓国人などもいて、ザ日本人宿という感じではありませんでした。
予約は日本語対応OKの電話かメールで出来ます。
また、サクッと予約を済ませたい場合は、booking.comにも掲載されているので、そちらからも予約可能です。
リンク:Booking.com