アンティグアからサンペドロラグーナまで行くには、シャトルバスで行くかチキンバスを乗り継いで行くか2通りあります。
チキンバスは安いのですが、窃盗などの犯罪に巻き込まれるリスクを考えると、乗る理由が無かったため、僕はシャトルバスにしました。
なので、今回は、実際にシャトルバスに乗ってみた経験をもとにアンティグアからサンペドロラグーナ行きのシャトルバスの予約方法と行き方、車内の様子をご紹介します。
目次
シャトルバス乗車の流れ
シャトルバスを予約する
シャトルバスは予約をしないと乗車できないようになっています。予約は前日の夕方まで。街中の旅行代理店や宿泊ホテルで予約可能です。
街中の旅行代理店の場合、若干の手数料を上乗せされた料金を請求されることがあります。10ドル、90ケツァールなど料金がバラバラ。
ペンション田代で予約した際は、70ケツァール(≒1,050円)でした。予約の際に領収書をもらうのですが、乗車券の代わりになっていますので、捨てずに保管しておきましょう。
シャトルバスに乗るまで
シャトルバスに予約しておくと、宿泊ホテルの前まで迎えに来てくれます。僕はペンション田代に宿泊していたのですが、きちんと時間通りに迎えに来てくれました。
そして、大きな荷物は車の上に積み込んでいきます。いくらシートを被せると言っても雨が降ると濡れてしまう心配がありますので、壊れ物はなるべく入れない方がいいと思います。
荷台にしっかりとロープで絞めていたので、荷物が落ちることはまずなさそうです。
乗車時に、シャトルバス予約時にもらった領収書を提示します。無くさないようにご注意くださいね。
ペンション田代に迎えに来るのが8時15分。そこから1時間くらいかけて街中を駆け回り、乗客をピックアップしていきます。大体満席になるそうです。僕が乗車した際も満席でした。
ペンション田代に迎えに来るのは最初の方なので、座席が選べるのが僕の中でポイントが高かったです。選びたい放題なのは嬉しいはず。
トイレ休憩
10時すぎにガソリンスタンドに立ち寄りました。15分休憩です。トイレはもちろん、飲食出来ます。ここで食べたタコスの味が忘れられないほど美味しかったです。
タコスの本場メキシコ・カンクンで食べたどのタコスよりも美味しい。10ケツァール(≒150円)。
他も飲み物やお菓子などは併設のコンビニで購入可能でした。
シャトルバスにひたすら揺られる
所要時間3時間と聞いていたんですが、トイレ休憩を終えてすでに2時間経過。地図で確認してもまだ1/3も走っていません。所要時間3時間のはずがありませんね。ここからが長かったです。
ほとんど寝ていたので、そこまで長くは感じなかったんですが、最後の1時間くらいは舗装がガタガタの悪路山道でめちゃくちゃ揺れました。乗り物酔いしやすい人は酔うと思うので、酔い止め薬を飲んでおいた方が安心です。
途中でサンマルコスラグナやサンファンラグナで降りる人もいたりして、寄りながらサンペドロラグーナに到着しました。
合計で6時間かかりました。今回の運転手はかなりゆっくり運転していたので、運転手によっても所要時間が変わるんだと思います。でも、3時間じゃ絶対に着かないですね。
サンペドロラグーナに到着
この辺りで降ろされました。
Google maps:こちら
街の中心地まで徒歩10分以内で行けますが、とにかく坂道が急で結構しんどかったです。しかも道が悪いので、スーツケースだとかなり苦労すると思います。
なので、写真に写っている赤い乗り物(トゥクトゥク)に乗るのも一つの手ですね。
ただひとつ言えることは、8:30のシャトルバスに乗車した方が良いです。14:00発のシャトルバスもありますが、到着する頃には日が暮れて暗くなっています。
サンペドロラグーナは治安がかなり良いですが、ムダなリスクは回避した方がいいと思いますし、狂犬病の犬が夜になると活発になるので、治安の悪さよりも犬の怖さがあります。
グアテマラ内での暗くなってからの移動は若干のリスクを伴うので、明るいうちに移動を終えるのがおすすめです。
まとめ
- 料金は70ケツァール(≒1,050円)
- 所要時間3時間じゃ絶対に着かない
- 午前発のシャトルバスが良い
- 乗り物酔いしやすい人は酔い止め必須
- ペンション田代で予約すると安い
今回シャトルバスに乗ってみた感想です。
チキンバスでも行けないことはないみたいですが、まだまだ強盗が多発しているみたいです。面白半分で乗車する気持ちも分かりますが、ご注意くださいね。