サントリーニ島への旅行を計画されている方は、島内での移動手段が気になる部分だと思います。実際に僕らも島内ってどうやって移動するのがいいのかすごく疑問に感じていた部分でした。
そして、島のリアルな交通状況は、島に行ってみないと分からないものだったりします。
今回、実際に行ってみて、バスとレンタカーで移動してみたのですが、レンタカーは大正解でした。バス移動も悪くない!という事で、それぞれを比較検討した経緯と行ってみて感じた事をまとめておきますので、参考になれば幸いです。
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目次
サントリーニ島内はどうやって移動すればいい?
サントリーニ島を観光するにあたっての移動手段は
- タクシー
- バス
- レンタカー
- レンタバイク
- レンタバギー
の5つです。
そして、実際にサントリーニ島を観光してみて、タクシーはあまり走っていない上に値段が高いので、移動手段としては不適切。選択肢は、バス・レンタカー・レンタバイク・レンタバギー(ATV)の4つで考えておくのが良いです。
そのため、これら4つに絞ってそれぞれ解説します。(徒歩やヒッチハイクも治安が良いので、ありっちゃありです。)
必要なもの
バスに乗る際に必要なものは、お金以外にありませんが、レンタカー・レンタバイク・レンタバギー(ATV)、どれを選ぶにしても必ず下記2つのものが必須になりますので、事前に準備をお忘れなく。
- 国際運転免許
- クレジットカード
では、次にそれぞれの特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。
サントリーニ島をバスで移動する
港や空港からは島内各所にバスが出ていて、簡単にアクセスすることが出来ます。また島内の主要エリアではバスが頻繁に出ているので、各所へのアクセスもストレスなく移動できます。運賃は1.8ユーロ(≒250円)〜なので、安いです。
僕らはサントリーニ島で予約したAirbnbの宿が「Emporio(エンポリオ)」という地元の人が住んでいる地域で、観光の中心地「フィラ」や「イア」からは少し離れていて、なおかつ宿のエリアまでのバスがなかったので、港からレンタカーを利用しました。
ですが「フィラ」や「イア」のホテルに宿泊する場合は、どちらのエリアからもバスが出ているので移動はバスで十分です。
バスの運賃の支払い方は、バスに乗車時に係員がバス内の座席に座っていて、金額を提示してくれるので、それに従って乗車時に支払います。支払い方法は現金のみです。
荷物が多い場合はトランクに入れることが出来るので、荷物が多くても問題なく乗車できます。
サントリーニ島の港から市街地へバスで移動する
フェリー乗り場の港から「フィラ」「カマリ」「ペリッサ」までは2.3ユーロ(≒300円)です。1時間に数本出ています。
サントリーニ島内をバスで移動する
上記はサントリーニ島のバス路線図です。サントリーニ島の中心地「フィラ」からはどこへでもアクセス可能なので、観光に困ることはありません。他の島々と比べてバスのインフラが整っています。
所々にバスの営業所がありますが、ここではチケットを売っていません。バスチケットは全てバス乗車時に支払います。
僕を含め、要領の分からない観光客が「バスのチケットってどこで買うの?」と殺到しているため、営業所のスタッフが「Tickets in the bus!!(チケットはバス車内で買うのよ!)」と連呼していました。
チケットは1.8ユーロ〜。営業所に行けば、時刻表が貼ってあり、ほぼ定刻通りにバスが運行されています。本数は1時間に数本運行されています。
また、空港⇔市街地間もバスが運行しているので、空港利用時はバスだと安くて便利です。
バスのメリット
圧倒的な移動費の安さ。観光地まで道に迷わないし、最も安全。観光の中心となる「フィラ」や「イア」に滞在する場合は、乗り物をレンタルせずにバス移動で十分だと思います。
バスのデメリット
時間を気にせず好きなように行動できない。行きたい場所に気ままに行くことが出来ない。
サントリーニ島をレンタカーで移動する
港や空港にレンタカー屋さんがあるので、現地に到着してからでも問題なくレンタルできます。バスで市街地に行ってからレンタルをするのもアリですが、市街地のレンタカー屋さんを数軒回って値段を確認しましたが、港のレンタカー屋さんと値段が変わりませんでした。なので、レンタカーを利用する際は港や空港に着いてすぐにレンタルするのが便利でお得です。
金額はシーズンによって異なり、ハイシーズンは値段が高くなります。僕らはハイシーズンに2日間(48時間)レンタルし、フルカバーの保険をかけて150ユーロ(≒19,500円)でした。1日で約1万円です。
2日間、島内をとにかく走り回ってガソリン代が20ユーロ(≒2,600円)ほど。島内を2周分くらい走行してます。
また、僕らがお世話になったレンタカー屋さんには、ナビが無くgoogleのナビで移動しました。ネットが繋がらないと移動がしんどいかもしれません。サントリーニ島のレンタカーは、ガソリンを入れずに返すのが一般的なため、ガソリンがほとんど入っていない状態で車を渡されます。すぐにガソリンスタンドで給油しましょう。
レンタカーを借りる際は、国際運転免許証とクレジットカードの提示が求められます。
サントリーニ島の港から市街地へレンタカーでアクセス
港から市街地までレンタカーで移動する所要時間目安は「フィラ」まで約20分、「イア」まで約40分です。道はシンプルなので、あまり迷いませんが、所々に一方通行があるので注意が必要です。
ホテルに駐車場があればいいのですが、無い場合は周辺の駐車場を探す必要があります。「フィラ」には無料駐車場がたくさんあるので問題ありませんが「イア」は有料駐車場がほとんどです。
レンタカーのメリット
自由な移動手段が手に入る。絶景スポットがたくさんあり、ここに停車したい!という場所で停車できる自由は何よりもメリットです。サントリーニ島の道はそこまで狭くないので運転しやすいです。
レンタカーのデメリット
左ハンドル・右側通行なので、慣れていないと怖いかもしれません。車にナビが無く、スマホやタブレットのナビ頼りになります。現地SIMカードやモバイルWiFiレンタルなどでネット環境が用意できていないと厳しいです。
サントリーニ島をレンタバイクで移動する
サントリーニ島では、レンタカーの次にレンタバイクをしている観光客が多いです。2ケツOKでノーヘルスタイルです。値段もレンタカーよりも安く手軽です。レンタル店は、港だけではなく「フィラ」や「イア」の市街地に行けば何店舗もあるので、借りれないことはほとんどありません。
駐車はみんな適当にそこら中に駐車しているので、おそらくそれでも問題ないかと思われます。
レンタバイクを借りる際も国際運転免許証とクレジットカードの提示が求められます。
レンタバイクのメリット
駐車場に困らない。サントリーニ島の風を直接浴びることが出来る爽快感。
レンタバイクのデメリット
スーツケースなど大きい荷物がある場合は、走行が難しいです。荷物が多い場合は、市街地まで出てからレンタルするのを
サントリーニ島をレンタバギー(ATV)で移動する
サントリーニ島では、そこまで多く見かけないレンタバギー(ATV)。こちらも2ケツOKでノーヘルスタイルです。値段も1日20ユーロ(≒2,600円)と安く手軽です。
しかし、港でレンタルすると、市街地までの道のりが急な坂道になっているので、登りきれなくて止まることもあり得るので、借りるなら市街地で借りるのが無難です。
レンタル店は、港だけではなく「フィラ」や「イア」の市街地に行けば何店舗もあるので、借りれないことはほとんどありません。
レンタバギーのメリット
四輪のためバイクに比べて安定する。バイクほど小回りが効きませんが、走行が楽です。そして、バイク同様に置く場所に困りません。
レンタバギーのデメリット
速度が出ないので移動に時間がかかります。最高速度は40km/hくらいです。また、結構煽られたり、追い越されることがほとんどなのでちょっと怖いかもしれません。
まとめ
サントリーニ島の観光シーズンは、ほとんど雨が降らないので雨の心配はしなくて大丈夫です。節約派はバスで十分!自由行動派は乗り物をレンタルして縦横無尽に!冒険派はヒッチハイクをして一期一会を!
ぜひご自身のスタイルに合わせた移動手段を選んでみてください。
個人的にはレンタカーが断トツにおすすめです!
サントリーニ島観光に行く前に、おすすめの観光スポットをまとめた記事も書いているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
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