ミコノス島への旅行を計画されている方は、島内での移動手段が気になる部分だと思います。実際に僕らも島内ってどうやって移動するのがいいのかすごく疑問に感じていた部分でした。
そして、島のリアルな交通状況は、島に行ってみないと分からないものだったりします。今回、実際に行ってそれなりに失敗を犯してきましたので、だいぶ分かった事があります。
こうやっておけばよかったなということをまとめておきますので、参考になれば幸いです。僕はバギーをレンタルして移動していました。半分正解。半分不正解。その理由を語っていきます。
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目次
ミコノス島内はどうやって移動すればいい?
ミコノス島を観光するにあたっての移動手段はシーバス・タクシー・レンタカー・レンタバイク・レンタバギーの5つです。
そして、実際にミコノス島を観光してみて、シーバスは不便。タクシーは数が極めて少ないので論外。選択肢は、レンタカー・レンタバイク・レンタバギー(ATV)の3つで考えておくのが良いです。
そのため、これら3つに絞ってそれぞれ解説します。(徒歩やヒッチハイクも治安が良いので、ありっちゃありですが大変です。)
ちなみに日本と逆の右側通行です。
必要なもの
レンタカー・レンタバイク・レンタバギー(ATV)、どれを選ぶにしても必ず下記2つのものが必須になりますので、事前に準備をお忘れなく。
- 国際運転免許
- クレジットカード
では、次にそれぞれの特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。
ミコノス島をレンタカーで移動する
ミコノス島にはレンタカー屋さんがあります。現地に着いてから直接店頭で手続きしてもいいですし、事前にネットで予約することも出来ます。ただし、ネット予約の場合はレンタル場所が空港になります。
そのため、フェリーで行く際は、現地に着いてから直接店頭でレンタルするのが手間がかからないのでベターです。ただし、店舗はミコノスタウン周辺に密集しているので、港からは少し遠くにあります。
値段は1日あたり最安値で70ユーロ(≒9,000円)〜。プラスで保険を付けると100ユーロ(≒13,000円)を超えることも。
レンタカーのメリット
レンタカーを借りるメリットとしては、体力の温存ですね。やっぱりシーズン中は暑いので、炎天下の中でバイクやバギーの運転は、乗っているだけで体力が奪われますし日焼けがヤバイです。エアコンが効いた日除けになる車は快適です。
また、ミコノス島はアップダウンが激しく道も悪いので、馬力がある車は安全性が高いです。バギーで何度坂道で止まって押して歩いたことか。笑
そして、荷物は車に積めばいいだけなので、荷物が多い場合でも楽です。バギーで2名分のバックパックとデイパックを乗せての走行は本当に大変だったので、このメリットは痛いほど分かります。
レンタカーのデメリット
デメリットとしては、特にミコノスタウンを観光する場合は、駐車場が少ないので駐車場探しに困ります。そして、道が結構細い上に左ハンドル右側通行なので、不慣れな人には恐怖感があると思います。
また料金がバイクやバギーに比べるとかなり高いです。
ミコノス島をレンタバイクで移動する
レンタカー屋さん同様にレンタバイク屋さんがそれ以上あります。事前のネット予約はなく現地に着いてから直接店頭での手続きが一般的です。お店もバイクの数もたくさんあるので、数が足りなくて借りれない事は無いです。
値段は排気量によって異なり、80cc以下のバイクは15~20ユーロ/日、125ccのバイクは25ユーロ/日が平均的です。色々聞いて回りましたが、どこも同じような金額です。
そして、ギリシャはノーヘルでの運転が法律的にOKなので、みんなノーヘルで運転しています。二人乗りもOKです。
レンタバイクのメリット
道が細くても車の渋滞になっていてもスイスイ行けるので、走行が楽です。そして、置く場所に困りません。特にミコノス島の観光名所のカトミリの風車やリトルベニスはバイクだと駐車が楽です。上記写真はカトミリの風車やリトルベニスの目の前にある駐車場です。
また、直接風を浴びれるので、とにかく気持ちが良い。
レンタバイクのデメリット
スーツケースなど大きい荷物がある場合は、走行が難しいというか無理です。また、街中だけを走行する場合は何も困ることはありませんが、島を一周したり、ビーチ巡りをしたりする際は街を少し外れて道が悪い場所を走行する事になります。気をつけて運転しないとスリップや転倒のリスクがあるので注意が必要です。
ミコノス島をレンタバギー(ATV)で移動する
レンタバイク屋さんにバギー(ATV)も一緒に置いてあります。バイクほど数は置いてありませんが、数が多いので間違いなく借りれます。ただし、シーズン真っ只中の場合は、全て出払っていて置いていないお店も。
値段は1日あたり40ユーロ/日。こちらもノーヘル&二人乗りOKです。ギリシャではバギーのことをATVと呼んでいました。
レンタバギー(ATV)のメリット
四輪のためバイクに比べて安定する。バイクほど小回りが効きませんが、走行が楽です。そして、バイク同様に置く場所に困りません。
レンタバギー(ATV)のデメリット
馬力がないので坂道がけっこうストレスです。一気にスピードが落ち、坂道の途中で止まることがあります。僕らは何度も坂道の途中で止まりました。ちなみに最高速度は40km/hくらいです。
また、世界一周やヨーロッパ周遊などで荷物が多い人も結構キツいです。1名分なら問題ないですが、2名分になると上記写真のようなギャグになります。この隙間にもう一人乗ってましたからね。笑
荷物が落ちないかヒヤヒヤしながら宿に行くまでが本当に大変でした。
目的や人数によって優先順位が変わるミコノス島内の移動手段
一人なら間違いなくレンタバイクが便利です。人数が二人で荷物が少ないならレンタバイクでも良いかもしれません。ただし、原付きなどのバイクを運転したことがない人は安全性を考慮するとバギー(ATV)が良いと思います。
レンタカーは3名以上での団体旅行かつ海外旅行慣れしている人向けです。
おすすめは、バイクorバギーです。いい景色があったら、パッと止めて写真撮れますし、駐車場にも困らないという利便性!
こんなとこにも。
こんな集落にも。
こんな山の中にも。
島内を縦横無尽に動き回れるので、ぜひ乗り物のレンタルを!
ミコノス島のおすすめレンタバイク屋さん「Quattro」
僕がおすすめするレンタバイク屋さんは、僕自身が利用した「Quattro」というお店です。ここはミコノス島のフェリー乗り場の港から徒歩10分ほどの場所にあるので、とても便利でした。むしろ港から歩いていけるレンタバイク屋さんはここしかありません。
フェリーが着いて街中に行かずともバギーをレンタルし、フェリーに乗って帰る日はバギーを返して歩いてフェリー乗り場まで行ける利便性の良さ。
ただし、宿泊しているホテルが港までの無料送迎があり、なおかつ立地がミコノスタウン周辺にある場合は、このお店でレンタルしない方がいいと思います。
ミコノスタウンにはレンタバイク屋さんがたくさんあるので、そちらでレンタルしましょう。
「Quattro」の場所
Google map:こちら
地図上の「Mykonos Port」がフェリー乗り場で、「Quattro」まで徒歩10分です。港を降りてすぐにお店がどこにあるかは見えませんが、歩いているとすぐに分かります。
ここは注意しておこう!
レンタルした際に先にお会計をすると思いますが、お会計時にレシートは必ずもらっておきましょう。レシートがあればきちんとお金を支払った証拠になるので、返却時にお金を請求されるような事があってもトラブルになることなく安心です。
まとめ
ミコノス島の観光シーズンは、ほとんど雨が降らないので雨の心配はしなくて大丈夫です。爽やかな快晴の空の下、ミコノスの絶景を目の当たりにしながら風を浴びて走るのは最高に気持ちいいです!
この島をバイクorバギーで走りながらGoProで撮影して回るなんてのも超最高だと思います。またはドローンを飛ばしながら回るのも最高ですね!
ミコノス島の観光情報をまとめてみましたので、ぜひご覧になってみてください。
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