タイ旅行について調べる中でインターネット環境をどうしようか検討している人は少なくありません。
結論から言うと、タイでのインターネット環境は
- SIMフリーのスマホを持っている人:現地のSIMカードを購入
- SIMフリーのスマホを持っていない人:モバイルルーターをレンタル
という選択をすることを推奨しています。
この記事では、
- タイの現地SIMカードの購入方法
- SIMの登録とプラン
- タイのSIMカードを使ってみた使用感と注意点
をタイ旅行初心者向けに分かりやすくご紹介します。
まずは、その前に、現地でSIMカードを購入して利用するメリットです。果たしてSIMカードは必要なの?と思っているかもしれませんので、メリットを見て、購入するかどうかの判断材料にして頂ければ幸いです。
目次
タイの現地SIMカードを利用するメリット
メリットは主に3点です。
- ネットがどこでも使えるから便利。Googleマップを使えるので道に迷う事が無くなくなる
- 調べ物をしたい時にその場で調べることが出来る
- WiFiが有料のホテルでも追加料金を支払う必要が無い
Googleマップを使える最大のメリットは、タクシー乗車時に目的地を口頭で伝える必要が限りなく減る点です。タクシードライバーにGoogleマップを見せればそのまま目的地へ向かってくれたりするので、とても便利。
また、観光地を巡っていて、自分が今どこにいるのか分からなくなった時もGoogleマップを開けばGPSで自分の現在位置を知らせてくれるので、道に迷うことも無くなります。
あとは、現地を散策している時に、良いレストランないかな?とその場で調べることが出来るので、事前の下調べをしていなくても何とかなるんですよね。
そして、一部のホテルやゲストハウスではWiFiが有料の場所もありますし、無料だったとしても回線速度がめちゃくちゃ遅かったりするので、その時にめちゃくちゃ重宝します。
また、公共のパスワード無しで使える無料WiFiの場合は、データが盗み取られるリスクもあるので、ちょっと怖いかなと思っています。
タイの現地SIMカードを利用するメリットはこのくらいです。
タイの現地SIMカードはどこで購入出来るの?
では、タイの現地SIMカードはどこで購入出来るのでしょうか?購入出来る場所は様々で
- Amazon(日本の)
- 空港
- ショッピングモール
- 通信会社の店舗
- コンビニ
など、色んな購入方法があります。
現地SIMカードを購入する前に知っておきたい注意点
外国の現地SIMカードを購入して利用する場合は、SIMフリーの端末(スマホ・タブレット)が必須です。日本で購入するほとんどの端末は、SIMロックという形で、はじめに契約した会社のSIMカードしか使えないようになっています。
SIMロックされている端末の場合は、海外の現地でSIMカードを購入しても利用できないので、まずは、自分の端末がSIMロックなのかどうかを調べておく必要があります。
日本のAmazonで購入する場合の注意点
特に言語に自信のない方は、Amazonでの購入を推奨します。タイに出発する前に、AmazonでSIMカードを購入し、現地まで持っていけばそのまま利用することが出来ます。
値段的にも現地で購入する場合とあまり変わりませんし、4G回線が無制限で利用できるので、何らストレスがありません。そして、タイの通信会社の中でもカバーエリアが広いのものなので、タイの地方に行く人にも最適。
ただし、利用期間が7日間なので、タイに7日以上滞在する場合は、現地で別のプランのSIMカードを購入した方が安上がりになります。短期旅行にはバッチリです。
現地で購入する場合の注意点
周遊をしている人や長期滞在を考えている人は、現地で最適なプランを選ぶのが最も合理的です。現地で購入する場合は、パスポートの登録が義務付けられています。
なので、タイでSIMカードを購入する時はパスポートの持参が必須です。空港で購入する場合は問題ありませんが、街中で購入する際は、パスポートを持っていない事もあると思うので、ご注意ください。
実際に現地SIMカード「AIS」を店舗で購入してみた
ショッピングモールの中に入っているAISの店舗に行って購入してきました。高級ブランド店のような内装です。ビーサン短パンだったので、入りづらさを感じましたが、全く問題ありませんでした!笑
入口に受付スタッフがいたので、SIMカードを購入したい旨を伝えると、カウンターに通され・・・。
スタッフから料金プランが記載されているリーフレットを手渡されました。AISの料金プランは大きく分けて7日のプラン、15日のプラン、30日のプランの3つ。そして、それぞれの契約日数に応じてデータ容量が選択できます。
AIS:7日間の料金プラン
- 1GB:99バーツ(≒300円)
- 2GB:115バーツ(≒350円)
- 3GB:119バーツ(≒360円)
- 5GB:150バーツ(≒450円)
3GBがお得な気がします。2GBとの微差は何なんでしょうね。
AIS:15日間の料金プラン
- 1GB:179バーツ(≒540円)
- 2GB:195バーツ(≒585円)
- 3GB:200バーツ(≒600円)
- 5GB:300バーツ(≒900円)
こちらも3GBがお得な気がします。2GBのプランいるのか?と目を疑います。
AIS:30日間の料金プラン
- 1GB:199バーツ(≒600円)
- 3GB:399バーツ(≒1,200円)
- 6GB:699バーツ(≒2,100円)
- 12GB:799バーツ(≒2,400円)
3GB以上のプランだと、街中に飛んでいるAISの有料WiFiが無料で使える特典が付いてきます。
30日間の3GBプランを購入
僕は30日間の3GBプランを購入しました。全部で500バーツ(≒1,500円)。その料金内訳は
- 通信利用料:399バーツ(≒1,200円)
- SIMカード料:50バーツ(≒150円)
- 謎の50バーツ(≒150円)
合計:500バーツ(≒1,500円)
です。日本の格安SIMカード同様に、データ利用料とは別にSIMカード料が取られました。そして、もう一つの50バーツの請求が謎ですが、まあ良しとしています。
現地SIMカードは設定が必要?
タイの現地SIMカード「AIS」では、設定が必要だったんですが、店員さんが全てやってくれました。なので、僕は、プランを決めてお金を支払って、スマホを渡したら使えるようになっていました。
設定してもらった分のチップだと思えば50バーツくらいいいかな、と。
という事で、僕はショッピングモールでタイの現地SIMカード「AIS」を無事に購入。
実際に現地SIMカードを利用してみた感じた使い勝手
実際に現地SIMカードを利用して5日ほど経過しましたが、全く問題なく使えています。しかも4G回線で利用できるので、日本でスマホを使っている感覚でサクサク使えています。ストレスがほとんどありません。
LINE電話やスカイプも普通に問題なく使えていますし、youtube動画も見れています。ただ、Vimeoはデータ量が多いせいか結構止まります。
注意点は動画を見すぎないことですね。
現地でも購入できますが、日本で購入していくのが無難で簡単だと思います。タイで使えるAISのSIMカードはAmazonから購入できます。
モバイルWiFiレンタルも役に立つ!
SIMフリーのスマホは持っていないし、タイの現地で使えるSIMカードもよく分からない。そんな場合は、モバイルWiFiルータをレンタルしましょう。
モバイルWiFiルーターは、スマホだけではなくパソコンでもネットが出来ますし、複数人で共有できるので、何人かで旅行に行く際は、モバイルWiFiルーターをレンタルしていった方が安上がりだったりします。そして、設定なのがないのでとにかく簡単です。
僕も滞在国や滞在期間によってはモバイルWiFIルーターをレンタルして旅行をしています。その際に利用しているのは業界最大手の「イモトのWiFi」です。
SIMフリーのスマホを持っていない、現地SIMカードの事がよく分からない、または複数人での旅行の場合は、ぜひモバイルWiFiルーターのレンタルも検討されてみてください。
まとめ
現地でネット環境が万全だと本当に観光がしやすくて便利です。ネットに繋がらない旅もすごくいいですが、便利さを取るなら絶対にネット環境があった方がいいです!
ぜひ良い旅を!