クレジットカードを海外旅行に持っていかない理由がないと言っていいほど、便利でお得で数々の恩恵を受けられる今の時代。
海外旅行に行くと、クレジットカードというのは海外旅行のためにあるのでは?と思うほど、有り難さをを感じることが多々あります。
しかし、実際の所、クレジットカードを作れない人やクレジットカードを持ちたくないor持っていきたくないという人もいます。
そんな人はどうすればいいのでしょうか?
この記事では、クレジットカードを持っていかずとも、クレジットカードのように便利に決済できるツールを紹介します。
目次
1:「デビットカード」という選択
クレジットカードのようにカード1枚で決済出来るのがデビットカードです。
デビットカードとは、銀行口座に紐付けされ、銀行口座に入金されている残高内で決済出来る仕組みになっています。
利用手順は、クレジットカードと同じです。
ただし、お支払い回数に関してはクレジットカードのように分割払いが出来ず、1回(一括)のみです。
口座残高を上限として、決済後、即時に口座から決済金額の引き落としがかかるため、お金の管理がクレジットカードのより簡単で、使いすぎることがありません。
また、不正利用による損害を補償してくれる制度もあるため、安心して持ち歩けます。
クレジットカードのように審査がなく、デビットカードを発行している金融機関の銀行口座を開設していれば16歳以上なら誰でも発行することが出来ます。
そして、世界中のVisa加盟店やATMで使えるので、現地での決済や現地のATMにて現金も引き出せるので、非常に使い勝手が良いです。
現金を引き出す際は、クレジットカードを使った海外キャッシングとは異なり、リボ払いになったり、利息も発生しません。
そして、日本のデビットカード発行銀行の口座にお金を入金するたびに、該当のデビットカードの利用金額が増やせるので、海外送金や海外の銀行に口座を開設する必要がなくなります。
お金が足りなくなったら、銀行口座に入金する。ただそれだけですし、利用限度額に関しても、口座の残高、もしくは事前に設定した金額までしか利用できないように制限をかけることが出来るので、万が一盗難に遭った際も最小限の被害に留めることが出来ますし、お子様に持たせておいても、お金を使いすぎることもないので安心です。
クレジットカードに比べて、決済時の手数料が1〜2%割高になりますが、海外旅行にクレジットカードを持っていく人も1枚は持っておきたいカードです。
リスク分散しておくのが海外旅行の鉄則です。
デビットカード発行銀行一覧
下記銀行でデビットカードを発行しているので、もし、下記銀行口座をお持ちの方は、発行しておくと安心です。お持ちでない場合は、年会費等の手数料のかからない「ジャパンネット銀行」や「住信SBIネット銀行」を推奨します。
- スルガ銀行
- セブン銀行
- 楽天銀行
- ジャパンネット銀行
- りそな銀行
- 新生銀行
- あおぞら銀行
- 埼玉りそな銀行
- みずほ銀行
- 三菱東京UFJ銀行
- 近畿大阪銀行
- イオン銀行
- 琉球銀行
- ソニー銀行
- 住信SBIネット銀行
- 北國銀行
- 三井住友銀行
- 西日本シティ銀行
- 常陽銀行
- 北陸銀行
2:「海外専用プリペイドカード」という選択
上述したデビットカードは使用した分が口座から即座に引き落とされますが、プリペイドカードはあらかじめ入金した金額から引かれます。
つまり、あらかじめATMやインターネットで入金しないと使うことが出来ません。
そのため、デビットカードに比べて手間がかかりますし、手数料も割高になります。
しかし、銀行口座を持っていなくても持たなくてもOKで、審査もありませんので、年齢制限さえクリアしていれば誰でも発行することが出来ます。
プリペイドカードは、海外専用のプリペイドカードが手数料的に割安ですので、海外専用を推奨します。
海外専用プリペイドカード一覧
- マネパカード
- 海外プリペイドカードGAICA
- JTB Money T
- キャッシュパスポート
それぞれ特徴がありますので、公式HPにて検討されてみてください。
3:「現金」という選択
カード類は全部面倒だから現金一択!という方は、現金を持っていきましょう。それしか選択肢がありません。
両替する場所については「海外旅行歴10年以上の旅人が教える激安でお得な両替方法」にもご紹介していますが、現地の街中が一番両替手数料が安いので、現地の街中で両替するとお得です。
まとめ
いかがでしたか?
クレジットカードを持てないor持ち歩きたくない人は、手数料が割安な「デビットカード」を推奨します。