海外旅行と聞くと「莫大なお金がかかる!」そう思う人も少なくありません。
実際に、どのくらいのお金がかかるか分からないから、どのくらいの現金を持っていけばいいのかも検討がつかない…。
だから、旅行のプランも立てられず、結局面倒になってやめた。「海外もいいけど、まずは日本を知ってからだな!」そういう人を何人も見てきました。
ここでは海外旅行で必要なお金について解説していきます。
目次
海外旅行にかかるお金の種類
海外旅行にかかるお金の種類をざっと一通り挙げておきます。
航空券代、宿泊代、食事代、観光代、海外旅行保険代、ビザ代(必要な国のみ)、携帯代、現地タクシーorバス代、お土産代です。
ツアーで海外旅行に行く場合のお金
ツアーで海外旅行に行く場合は、ものすごく楽でして、上述した必要な費用のほとんどがツアー料金に組み込まれています。なので、よほどの事をしない限り、あまり現地でお金を使いません。
ツアー旅行でお金を使う場面
ツアー旅行の場合は、航空券代、宿泊代、食事代、観光代、現地での送迎代がツアー料金に含まれていることが多いため、日本から出発するための空港に行くまでの交通費、食事代、現地でのお土産代がメインです。
成田or羽田or関西国際orセントレア空港までの交通費や飛行機を待つ間の食事代は、日本でのお金なので、計算しやすいですよね。
予想がなかなか難しいのが海外でのお金です。
ツアーと言っても何から何までお金のお世話をしてくれるわけではありません。
ちょっとしたお茶代やお酒の代金はツアーには含まれないので、用意する必要があります。また、人によっては、一番お金を使う現地でのショッピングやお土産です。
また、日本では馴染みのない現地で支払うチップも想定しておく必要があります。(※チップの文化がある国のみ)
これらが現地で必要なお金なので、現地の物価を調べてみると、持っていくお金が大体計算出来るのではないでしょうか?
例えば、3泊4日の旅行で、1日に6,000円分をカフェやお酒代で使い、おみやげ代が1万円。すると、約3万円ほど用意すれば足りる計算になります。
しかし、ギリギリのお金しか持ち合わせていないと、足りなくなる可能性もあるので、プラス1〜2万円を日本円で持っておくと安心です。
ツアーで旅行に行く場合に必ずチェックしておくべきことが、ツアー中の食事です。
ツアーによっては食事が全くついていなかったり、ディナーだけしかついていなかったり、日によって食事がついていないケースがあります。その場合は、食事代も計算に入れておきましょう。
しかし「それを計算するのが面倒なの!」という方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、クレジットカードやデビットカードを活用しましょう!
海外旅行でのお金は現金よりもクレジットカードがお得で便利
渡航する国にもよりますが、海外では日本と同じようにクレジットカードが使えるので、現金をあまり持って行かなくてもカード1枚あれば何とかなります。
そして、日本円を海外の通貨に両替するよりもクレジットカードで支払った方が手数料が安いのでお得です。
クレジットカードのブランドは、VISAかMASTER CARDがベストです。JCBやAMEXなどの他のブランドだと使えないことが結構多いです。
また、クレジットカードを保有しているだけで、海外旅行保険が自動付帯するカードもあるため、お金を払って海外旅行保険に加入しなくても良くなります。
どのクレジットカードを選んだらいいかについては「【究極版】手厚い海外旅行傷害保険が自動付帯する年会費無料のクレジットカード5選+1選」で詳しく書いていますので、ぜひ読んでみてください。
しかし、クレジットカードは不安と感じる方もいらっしゃるはず。その場合は、デビットカードを持っていきましょう。
デビットカードとはこのようなカードです。
個人で海外旅行に行く場合のお金
個人旅行で行く場合は、旅行の全てにかかるお金を自分でやりくりしないといけないため、現地で必要なお金も多くなります。
ツアー旅行に比べて手間が増えるものの、ツアーの半額以下の格安料金で海外旅行を楽しめるのも、個人旅行ならではの魅力です。
国や地域によっては、日本の物価よりも遥かに安いので、予算が少ない人でも長期旅行が可能となったりします。
さて、そんな個人旅行の予算の中で、現地で必要になるお金はこちらです。
- 食事代
- 現地交通費
- 現地ツアーやアクティビティ代
- お土産代
それぞれ解説していきます。
海外旅行での食事代
旅行のスタイルによって大きく変動します。
というのも屋台にするのか、安めなレストランにするのか、高級レストランにするのかで大きく変わってくるからです。
そして、なかには、キッチン付のホテルもあるため、自炊も出来るようになっています。
自炊をすれば300円で済む所、高級レストランにすると6,000円になる。こうなると、全然違いますよね。
ただ、いくらキッチンが付いているホテルでも、調理用具や調味料がないことがほとんどなので、自炊についてはあまり現実的ではありません。
また、人によってはお酒の費用が食事代を上回る人もいますよね。僕はそのタイプ。笑
お酒好きな人は、渡航前にお酒の値段を調べておくと良いですよ。また、一部の種類のお酒だけが異様に高いなんてケースもあったりします。
と言っても、大体のレストランはクレジットカードが使えるようになっているので、そこまで神経質にならなくてOKです。
屋台や安いレストランにはクレジットカードが使えない事がほとんどなので、そこだけ要注意です。
海外旅行での現地交通費
現地の空港に着いてから、ホテルまでの送迎をお願いしていれば問題ありませんが、お願いしていない場合は自分で手配し、その場でお金を支払わなければいけません。
まずは、この往復分が必要です。タクシー、バス、電車、乗り物によって料金が変わります。
また、観光時に、電車、バス、タクシー、レンタカー(車両代、燃料費、保険代)など、現地で移動するのにも現金が必要です。
先進国の場合は、どこでもクレジットカードを使えますが、東南アジアなどはまだまだ使えない事が多いです。
これについては、ガイドブックで、確認するのが一番正確かつ早いので、ガイドブックを購入するか立ち読みで、ある程度の相場を把握しておきましょう。
相場を把握していれば、大体の金額が算出できます。
現地ツアーやアクティビティ代
これが結構予測のつかないお金です。なぜなら、現地でのツアーやアクティビティの料金は、ガイドブックやネットで検索しても載っていないものが結構あるからです。
ツアーやアクティビティは思っていた以上にお金が必要なので、できれば現地で予約するよりも、日本で予約するか、ある程度の相場くらいは調べておきましょう。
しかも、クレジットカードが使えなかったりします。
現地についてから「マジで、足りないんだけど・・・」とならないように、ガイドブック等で事前に調べるか余分にお金を持っておいた方が安心です。
そして、意外と自力で観光をするよりも現地ツアーに混ざってしまった方が安上がりな事もあります。
特に、オーストラリアやアメリカは現地ツアーが豊富で安かったりするので、想定外に対応できる準備をおわすれなく!
まとめ
いかがでしたか?
まずは、ツアー旅行か個人旅行かで現地に持っていくお金が全然変わり、国によっても変わってきます。
そのため、ツアー旅行に行く場合は、旅行代理店の人に相談するのが一番確実で、個人旅行に行く場合は、ガイドブックを参考にするのがベストです!
それでは、よい旅を!