カナダ・バンクーバーは、レストラン巡りで世界一周出来るくらい各国のレストランが立ち並んでいます。
今回は、日本人はあまり馴染みのない「ウクライナ料理」のレストランをご紹介します。
優しい味・優しい雰囲気に包まれてホッとしたい時に最適なレストランですので、その魅力を書いていこうと思います。
Ukrainian Village Restaurantとは?
名前の通り「ウクライナ料理」のレストランです。
料理だけではなく、店内のインテリアやデザインまで、ウクライナ的になっています。
あまりウクライナに馴染みがない日本人ですが「あ〜、何か斬新だけど懐かしい」と思える親しみやすさがあります。
代表的な料理がお店のガラスに張り出されています。
中でも、ロールキャベツが一押しされていました。
店内に広がるひまわりの装飾
何でこんなにひまわりが装飾されているんだろう?オーナーがひまわり好きなのかな?
と、店内にいたるところにひまわりが飾ってあるので、疑問を抱かずにはいられませんでした。
そして、写真に写る店員さんに聞いてみると・・・
「ウクライナは世界で一番、ひまわりが生産されているのよ」
と教えてくれました。
で、僕は疑問に思ってさらに聞いてみたんです。
「北方の寒い国で、何で大量のひまわりが生産されているんだ?」と。
店員さんはこのように語ってくれました。
「昔のウクライナの宗教の習慣で、断食を行う習慣があったの。期間中は油脂食品などが禁止されていてね。禁止食品のリストが存在し、油までもその対象だったのよ。」
どうやら、歴史と宗教が大きく関係しているらしいんです。さらに、店員さんはこう教えてくれました。
「当時、ひまわりというのは知っている人が少なくて禁止の対象のリストには入っていなかったの。だから、ひまわりを食べていたのよ。油にもなるし使い勝手がいいのよ。」
今も昔も抜け道を見つけることで知恵が生まれるというのは変わらないみたいですね。
日本では、観賞用として広まっていますが、ウクライナでは、今でも食用として広がっているそうです。
新しい事を知るのって楽しいですね。
ウクライナ料理のおすすめメニューを注文!
イラストが独特でカワイイメニューを開くと、色々あったんですが、いかんせん初めてだったので、何がどうなのかさっぱり分かりませんでした。
なので、ここは、1回来たことがある相方にメニュー選びをお任せ。メニューの名前を忘れてしまいましたが、盛り合わせ的なものを注文しました。
そして、出てきたのがこちら!
特大ソーセージ、ロールキャベツ、ビーツ、ピクルス、サワークリーム、ペローギ(ウクライナ風野菜の水餃子)のラインナップ。
どれも、美味しかったんですが、特にロールキャベツの肉がぎっしり詰まっていて、食べ応えがあってこの中では一番好み。
味もすごく優しく家庭的な味で、癒されます。確かこの盛り合わせで19.95ドル(約1,600円)でした。
Ukrainian Village Restaurantの行き方・場所・営業時間
Burrard(バラード駅)から徒歩20分以上かかるので、バスを使っていくのがおすすめです。Burrard(バラード駅)から5番のバスでたどり着けます。
住所:815 Denman St, Vancouver,
営業時間:12:00-22:00
電話番号:+1 604-687-7440
HP:http://ukrainianvillage.wixsite.com/canada
まとめ
日本ではなかなか味わうことのないウクライナの味。日本人の口に合うと思いますよ!
ちなみに、ひまわりを使った料理は一切ありませんでした!食べてみたかったなー