自分らしく自由にやりたい事をやって生きていく。
そういう生き方をしたいなら「チャンス」というものの本質を理解しておくことは避けては通れません。
チャンスと聞くと「ああ、いるよね、そういう運が強くてツキが回ってくる人」と、普通は思われがちですが、そうじゃない。
僕なりの解釈では、チャンスは誰にも平等にやってきているし、足元にゴロゴロ転がっているものなんですよね。
ただ、チャンスをモノにするには、3つのステップがあると思っていまして、これを知っておくだけでだいぶ視野が広くなるはず。
ということで、訪れたチャンスをしっかりとモノにするための3ステップを順番に書いていこうと思います。
ステップ1:チャンスの存在に気づく(チャンスはホームレスの姿をして現れる)
多くの人が「どっかにいい話転がってないかな〜」と、思いながら生活していますが、目の前にチャンスが転がっていることに気づきません。
なので、チャンスが来ていたとしても、チャンスであることに気づきません。
なぜなら、チャンスというのは「これチャンスですよ、掴んでおきなよ」と、自分で宣言してこないからです。
人によっては、新聞の小さな広告を見て「これだ!」となる人もいれば、暇つぶしにネットサーフィンしていたら「これだ!」となったりするものです。
今はどこにでもチャンスが転がっていますが、それをチャンスと気づく事が出来るか?で今後の人生が大きく変わってきます。
僕の場合は、ミニマリストという言葉を聞いて「断捨離でもしてみよ〜」という軽いノリで不用品処分をしていったことがキッカケで、リサイクルショップを経営するにまで発展しました。
チャンスは足元にゴロゴロ転がっているんです。
ステップ2:チャンスの波に乗る(チャンスの女神の前髪をつかむ)
チャンスって、波が来たと気づいたらすぐに波に乗らないとダメです。当たり前の事ですが、行動しないとダメだということです。
ほとんどの人は「チャンスキターーーー!」と思っても一歩踏み出す勇気が出なかったり、ためらってしまうので、波に乗ろうとした時には、すでに波に乗り遅れてしまうことが多いんです。
「これやっ!」と直感でピンっと来るものがあったら、ジェットコースターに乗るような気持ちで思い切って飛び込んでしまいましょう。
自分の知らない世界だからいいんですよ。新しい景色を見るのは、快感で病みつきになりますから。
飛び込み上手は生き方上手。これは間違いなく一理あると思う。
ステップ3:つかんだチャンスを活かす
一度チャンスの波に乗ったなら、ブレーキを外して「うりゃーーー!」って感じで行動していくことが大事。
ある意味、開き直って進めていくと、結構何とでもなるものです。
僕、独立したての頃って「HP制作出来る?」って聞かれて、出来ないのに「出来ますっ!」って言ってましたからね。
「デザインできる?」って聞かれて、出来ないのに「出来ますっ!」って言ってましたからね。
言っちゃった手前、何とか形にしないといけないので、形にしていくわけですよ。逃げられない環境に自分を追い込むって結構大事なんです。
バンクーバーにあるユダヤ系のパン屋さんで働く僕の相方も同じようなことを言っていました。
「逃げれないから成長するしかない!」と。
だからこそ、猛勉強して出来るようになったり、出来る人とタッグを組んだりすれば、案外何でも出来るもんなんですよね。
ココらへんの教訓は、スラムダンクの桜木花道からよーーく学びました。
そんな事をやってきて思うのが、チャンスは準備が出来ていない時にやってくるというのが僕の人生体験での教訓です。大事なのでもう一回。
チャンスって準備が出来ていない時に限ってやってくるんですよ。
神様はいたずら好きですから、試してくるんですよ。「これ、やるかな?あいつ」って。
準備が整ってから「バッチコイ!」って構えても、もうそれは、遅いんですよね。気づいたら見逃し三振してたみたいな。
まとめ
直感がピンっと来たら、迷わずに飛び込む勇気。そして、チャンスに関する感性をピカピカに磨いておく。
これが旅をするにも仕事をするにも恋愛をするにも何倍にも楽しく豊かにしてくれるものだと僕は思っています。
プライドを捨ててヒヤヒヤしながら打ち砕かれ続けてるくらいがちょうどいい。カッコつけ始めた瞬間に人生は右肩下がりってもんさ。