キューバを旅するにあたって、最後の最後まで宿泊先を悩んだ結果、事前予約せずに入国しました。理由は、宿泊したいと思った宿泊先が、ネット予約出来るホテルではなかったことです。
こう書くと「あれ?キューバって宿を事前予約しておかないと、空港で滞在先住所を聞かれるから宿の事前予約が必須なんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、そこは簡単に乗り切ることが可能です。つまり、事前予約しておかなくても大丈夫だということなんです。
これはキューバ以外のどの国でも通用する旅人にとっては暗黙のルールになっている事なのですが、事前に適当なホテル住所とホテル名をあらかじめメモしておいて、それを記入すれば通過可能です。
空港にて配布される用紙に記入した滞在先に絶対宿泊しなければいけないという決まりはないので、緩やかに、いい意味で適当に考えていきましょう。
と言っても、僕は「ホアキナの家」というカサ(民宿)に泊まろうと思っていたため、「ホアキナの家」の住所を記入して空港を通過することが出来ました。
今回の記事では、なぜ僕がキューバ@ハバナの宿はホアキナの家を絶対的にオススメするのか?そもそもホアキナの家とはどういう民宿なのか?というホアキナの家を選ぶ理由や特徴をご紹介しつつ、キューバ旅をより濃厚にするための伝説民宿についてシェアさせていただきます。
目次
ハバナの宿泊先に「ホアキナの家」をゴリ押しする理由
ホアキナの家をゴリ押しする大きな理由は「情報ノート」の存在と「日本人利用者が多い」という2点です。
全3冊のノートにキューバ情報が日本語で綴られているのですが、この情報ノートに綴られている内容がものすごく濃厚なんです。
ガイドブックには絶対に出てこないような内容が多く書かれていますし、キュレーションサイトで書かれている薄っぺらい情報に慣れている現代人にとって、驚きの内容がたくさん詰まっています。
キューバを観光するにあたって、この3冊の情報ノートを見なければ何も始まらないと言っても過言ではない気がします。情報が少ないキューバでは本当に貴重で重宝します。
そのまま書籍化して販売しても売れるのでは?と思うくらい質の高い内容がギッシリです。
そして、日本人利用者が多いので、旅の情報を日本語で直接共有することが出来ます。キューバを旅する日本人は、ユニークな人が多く変わった旅をしていたりするので、話を聞いているだけでもかなり面白いです。
キューバ情報を何も予習せずにキューバ入りしたとしても「ホアキナの家」に訪問すれば、ものの数時間でキューバ情報が全て手に入るでしょうね。
それくらい日本人にとっての情報のハブとなっている場所が「ホアキナの家」なんです。人が集まるコミュニティには、新鮮な情報が絶えず流れているということで、それこそが価値なんですよね。「ホアキナの家」は本当に素晴らしいカサです。
ホアキナの家の特徴
ホアキナの家に集まる人は、日本人と韓国人が9割です。たまに欧米人を見かけるほどです。予約方法は事前予約も出来ますが、ほとんどの人が当日飛び込みで泊まりに来ています。
ただし、人気のカサなので、事前予約をしておくと確実です。事前予約の方法は英語での電話で可能です。連絡先については参考例文と一緒に最後に掲載しておきますので、チェックしておいてください。
ホアキナの家は、ドミトリーがある民宿なので、値段がかなり破格。朝食付、洗濯付、エアコン付で1泊10CUC(約1,000円)で、コスパが異常です。
洗濯はベランダで日干しされるので、生乾きの嫌な臭いに悩まされる心配はゼロです。
ホアキナの家の外観
外観を見ただけだと、カサかどうかが非常に分かりづらいです。中央下部の扉の右側に呼び鈴ボタンがあります。
呼び鈴を押すと、中に入るための鍵を二階右側の窓から落としてくれるので、自分で鍵を開けて中に入ります。
なかなかいい感じの雰囲気を感じます。
二階に上がると右側に扉があるので、再度鍵を使って開けます。鍵を開けて中に入ると…
リビングルームにホアキナさんやスタッフの方がいるので、宿泊手続きをするなり、内見するなりしましょう。宿泊手続きの際はパスポートが必要です。料金は先払いでも後払いでも可能です。
真ん中の白髪のおばあちゃんがホアキナさん。めちゃくちゃ優しいです。
お部屋は、2人部屋と4人部屋があります。その時空いている部屋に案内されるので、どっちになるかはその時次第です。
貴重品BOXがあるので、南京錠を持っていると役に立ちます。
一見効かなそうなエアコンですが、ガンガン効くので、冷え過ぎ注意です。
玄関を入って左に行くとダイニングルームです。ここで朝食を食べます。
オシャレなインテリアになっている中に、蚊取り線香があります。おそらく日本人旅行者が置いていったものと思われます。僕は9月に行ったのですが、あまり蚊がいませんでした。念のため虫除けスプレーや虫刺されがあると安心です。
トイレは、トイレットペーパーを流さない方式です。トイレットペーパーはゴミ箱へ。座る便座部分がないので、工夫して用を足す必要があります。僕は空気椅子スタイルで乗り切っていました。さて、あなたはどうする?
シャワーは残念ながらお湯が出ません。ですが、冷水ではなく、ぬるい水なので、そこまでストレスに感じないのではないかと思います。キューバは暑いので、これがまた気持ちよかったりします。
それよりも水流ですよね。シャワーというよりも、蛇口の水を浴びるという感覚です。
朝食
フルーツとキューバコーヒー。キューバコーヒーが美味しくてハマってしまいました。
パン。
卵焼きは、作りたてで提供してくれるので、熱々の状態で食べることが出来ます。ダシの味がして美味しかったです。
ホアキナの家の場所
旧市街にあるカピトリオの裏側にあるので、タクシーで行きやすい場所にあります。また、観光するにもとても立地がいい場所にあるため、かなり観光に便利です。
住所 :San Jose(San Martin) No.116, e/ Industria y Consulado
(タクシーの運転手には“カピトリオ”と言うかこの地図を見せればOKです)
TEL:+39 041 920312
金額:10CUC
サービス内容:キッチン利用可、朝食込、無料洗濯サービス
英語での予約会話テンプレート
「I would like to make a reservation. 」(宿泊予約をお願いします。)
と、電話で伝えれば、いつ?何人?と聞かれるので、名前と宿泊日程を伝えれば予約完了となります。
また、飛び込みで行っても、部屋が空いていれば宿泊できるので、電話が出来ない場合は飛び込みで訪ねてみてください。
キューバの有益な情報を一覧できるようにまとめましたので、ぜひご参考に!
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