キューバにはたくさんの見所があるのですが、その見所(?)の一つとしてクラシックカーがあります。日本ではもちろん他の国でもなかなか見ることの出来ないクラシックカーがキューバではそこら中で走り回っています。
街中を走り回っているクラシックカーをとにかく撮りまくってきたので、ご紹介していきたいと思います。
ちなみに今回撮影した88台のクラシックカーは全てがタクシーなんです。そして、現地の人は乗り合いタクシーとして利用しているのです。
この光景を見た時に、きっと、これからのキューバの観光資源の一つとして活躍していくんだろうなと感じました。
キューバでは1940〜50年代のアメ車が未だに現役で走り続けています。古いものだと1930年代のものも。メーカーは、シボレー・フォード・DODGEなど様々。
何か調子が悪くなると自分で車をいじって治してしまうのがキューバ式。そこには1つの物をとても大切に扱うキューバの文化を垣間見ることができ、物に対する思い入れの強さは学ぶべきことがたくさんありました。
目次
キューバにクラシックカーが多い理由
キューバ革命以前のバチスタ政権が大きく関係していると言われており、もはやアメリカの言いなりのような時代があったのです。そのバチスタ政権時代に、多くの資本と共にクラシックカーがキューバにやってきたのです。
そして、第二次世界大戦後、アメリカの遺産として多くの車が残され、アメリカとの国交が遮断されたことから外国から車が輸入されず、現在まで乗り継がれているのです。車の輸入制限は数年前に解禁されています。
さて、前置きが長くなりましたが、クラシックカー88選をご紹介したいと思います。
キューバで走り回る現役クラシックカー88選
ピンク・紫系のクラシックカー(全15台)
黄色系クラシックカー(全6台)
黒系クラシックカー(全7台)
白・シルバー系クラシックカー(全4台)
オレンジ・赤系クラシックカー(全26台)
水色・青系クラシックカー(全19台)
緑系クラシックカー(全11台)
番外編:クラシックカーのお尻・運転席など
まとめ
独特の雰囲気が残っている社会主義国キューバ。アメリカを代表とする資本主義の影響をあまり受けてこなかったからこそ残っている歴史的文化財と言ってもいいでしょう。
だからこそ、他の国では味わえないような雰囲気や文化が多くあり、一度行ったら忘れられず、もう一度行きたくなってしまうのがキューバの魅力なんだと思います。
しかし、アメリカとの国交復活により、もしかしたら、キューバらしいキューバを味わえるのは今のうちかもしれません。興味がある場合はお早めに。
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