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アメリカ行くならメジャーリーグ行かずしてどこに行くのさ!?
小学校から大学まで野球漬けだった僕にとって「アメリカに訪れる=メジャーリーグ(MLB)観戦に行く」というのは、歯を磨く時に歯磨き粉をつけるくらい自然かつ重要な流れでして、MLB観戦なくしてアメリカは語れない!とさえも思っています。
僕にとっては、それくらい熱のこもっているものでして、グランドキャニオンに行くことよりも優先順位が高く、まさに夢と憧れと青春と希望の象徴であり聖地でありパワースポット的存在となっております。
こんなに興奮する観光スポットはなかなか見つけることが出来ません(笑)
この瞬間を待ち焦がれて約30年。ついにメジャーリーグデビューする日がやってきました。
小学生の時は、神戸に住んでいたため、オリックスブルーウェーブ時代のイチロー選手をよく見に行っていましたが、今回は、マイアミのイチロー選手を見に行くことになりました。
大学時代の野球部の先輩と一緒に見に行くので、観戦中はマニアックな会話になるだろうと今から心が踊りっぱなしです。
ということで、先輩のお世話係として、マイアミ旅行の計画立てから宿やレンタカーの予約&手配などを全て担当した際に、色々と発見がありました。
その発見の中でも、今回の記事は、メジャーリーグ観戦チケットの購入方法について、お得な買い方から確実な買い方まで完全網羅してご紹介します。
メジャーリーグ(MLB)のチケット料金システム
まず、メジャーリーグのチケット料金は、対戦チームの組み合わせによって値段が全然違います。
例えば、ヤンキース観戦になると、外野席でも余裕で$100を超えてきますが、他のチームだと$20となったりします。
野球ファンからすると「ふざけんな!」と思ったりもするのですが、ビジネス視点で見ると「なんてマーケティングが上手なんだ、秀逸!」と思わず唸ってしまいます。
需要と供給のバランスを上手にコントロールして、しっかりと商売をしている姿勢がさすがです。
その結果、何十億円プレイヤーが出ている証拠ですし、憧れの存在としてメジャーリーグが君臨し続けることで野球人口は維持出来ますし、スポーツビジネスを展開していく原動力になる。
そんな背景もあり、チケット料金のシステムが日本よりも複雑になっています。
プレミア付きチケットの場合、料金は需要と供給及び座席の位置を基に算出されます。
需要(人気)が高く、供給(収容人数)が少ないチケットほど料金が高くなります。希少価値が上がると値段が上がるシンプルな構造ですね。
そして、完売になるチケットはプレミアがつきますが、当日にチケットが一般発売されているものでも、年間指定席やすでに売れている席にはプレミアが付きます。
プレミア付きチケットの料金は随時変更しますので、同じ試合の同じ席でも購入時期により料金が異なることがあるのです。
間違いなく言えることは、チケットは早めに買えば買うほど安いです。
それでは、チケットの買い方を見ていきましょう。
メジャーリーグ(MLB)観戦チケット5つの買い方
1:MLB公式ページにて定価で購入
MLB公式ページからチケットを購入するのが一番スタンダードな買い方です。
サイトは英語表記ですが、google chromeでページを開くとサイト内の英語表記を全て自動翻訳してくれます。
google chrome以外のブラウザでも使い方を少し工夫するだけで、英語からのストレスから解放されてチケット購入しやすくなると思いますので諦めずにチャレンジしてみてください。
ちなみに、僕はMLBの公式ページで定価でチケットを購入しました。
実は、もっと安い買い方があるんですが、希望している座席が他のサイトでは無かったので、ここしか買えず。
公式サイトなので、定価になりますが、座席表から好みの座席を指定することが出来るメリットがあります。これは公式ページだけです。
そして、チケットの手配ミスで、ダブルブッキングになる心配はありません。
さらに、eチケット発券も確実に出来るので、わざわざチケットを配送してもらったり、どこかで受け取る手間も必要ありません。
MLB公式ページでチケットを購入する方法については別記事でまとめていますので、気になる方はご覧になってみてください。
関連記事:【図解】初めてのメジャーリーグ観戦!MLB公式HPでのチケット購入方法
MLB公式HPページからの購入は定価ですが、確実性がありますし座席指定出来るので、個人的には一番オススメです。
2:当日券をスタジアムで購入
日本のプロ野球観戦と同じように、スタジアムにて当日券が販売されています。
ワールドシリーズやヤンキースなどの人気チーム、またはよっぽどの人気ゲームで無ければ当日券がありますので、スタジアムでの購入もありだと思います。
ただし、座席が選べなかったり、ダイアモンドまでの距離が遠かったりすると、せっかくの観戦の迫力を感じることが出来ません。
そして、もし満席だと入れない場合もあるので「絶対見たい!この日しか観戦出来る日がない!」という場合は当日券での観戦はやめておいた方がいいです。
ちなみに、チケット発売のタイミングが当日にならないと分からないので、早めに球場で待たなければいけない時間的に縛られるデメリットがあります。
なので、めっちゃ楽しみにしてたのに、当日券が買えず、念願のメジャーリーグ観戦出来ずに帰国するなんてこともあり得るのが、当日券の落とし穴です。
一生ものの後悔をしないためにも、出来れば当日券狙いは避けましょう。
3:日系企業のチケット手配会社に依頼
日本の企業が試合観戦チケットを代行して購入してくれるサービスがあります。
簡単に言うとお買い物代行みたいなものですね。
チケットの買い方が分からない、チケットを購入している時間がない人に向けて、代わりに購入するので、手数料くださいねというシンプルなビジネスです。
手数料が最低$30かかるなど、手数料は結構割高です。
これは一人の野球ファンとしての意見ですが、手数料を払うお金があるなら、何とか自力でチケットを手配して、座席をアップグレードしてより良い席で試合観戦をして頂きたい所です。
日本の野球観戦と違って、ベンチ裏の座席はかなり低いので臨場感が全然違います。
これはなかなか味わえないものなので、何とか頑張って自力でMLBの公式サイトからチケットを購入してほしいですね。
また、eチケットが利用出来ない会社もあり、チケットを配送してもらうのを受け取らないといけないという点や誰かと一緒に観戦する際に、横並びで座席が取れないケースもあるのが隠れたデメリットです。
一応、日系企業のチケット手配会社をピックアップしておきます。
4:現地サイトにて格安チケットを購入
この買い方がコスパの良い買い方です。チケット仲介屋さんからチケットを買う方法です。
簡単に言うと、日本の大黒屋や格安でチケットを販売しているお店がありますよね?
そのアメリカ版という感じです。
こちらもMLB公式サイト同様に英語サイトでの購入になりますが、ブラウザで自動翻訳すればストレスなく購入まで至ることが可能です。
ただし、座席指定がピンポイントで出来ないのがデメリットですね。
定価より安いチケットがたくさんありますので見つけてみてください。以下が代表的なチケット販売サイトです。
4-1:Ticketnetwork
4-2:Ticketmaster
4-3:OnlineSeats
5:掲示板サイトなどでもっとお得に購入
チケットを個人売買しているような掲示板サイトで個人売買されている事があります。
この買い方は、日本語版の掲示板だと何も問題ないのですが、英語版サイトに関しては英語がある程度出来る人にしかオススメは出来ません。
ですが、チケットがかなり格安で購入できます。
僕も掲示板サイトでシアトル・マリナーズ戦のチケットを購入しましたが、定価の70%OFFくらいでゲット出来ました。
英語ができなくても、運良く日本人の人とやり取り出来ることもありますので、チャレンジしてみたい方はチャレンジしてみてもいいのではないかと思います。
チケットはeチケットのものを購入するようにしましょう。
eチケットでなくても直接受け取れるならいいのですが、配送だと割高になってしまう可能性大です。
掲示板サイト
・日本人のための日本語表記の掲示板
・英語表記のみ
メジャーリーグでは、どの座席のチケットを買うのがいいのか?
これは、野球経験者の立場からモノを言わせて頂きますが、メジャーリーグなら絶対に内野席です!
なぜなら、日本の野球のように目の前にネットがないので迫力が全然違います。
メジャーリーグの球場は、日本の球場と違って観客席とダイアモンドが近く、そして低く作られています。
そのため、前列席になればなるほど、選手と同じ目線の高さで観戦する事ができるので、その臨場感は今まで経験したことのないものになります。
さらに、ベンチタイプのシートの外野席とは座り心地も全然違います。
メジャーリーグ観戦は試合開始2時間前には球場入りしよう
これは完全に野球ファンというかオタク目線での理由なのですが、メジャーリーガーの練習が見れるんです。しかも間近でです。
彼らの練習を見ていて思うのが、よく日本人でメジャーリーグに挑戦する気になったなということです。
体の大きさが全然違いますし、パワーが大人と小学生くらい違います。
試合ももちろんですが、練習もかなり見応えがあると思いますよ。
また、練習の合間にサインをくれたりするので、これは思い出としてありがたいですよね。
まとめ
いかがでしょうか?よりいっそうメジャーリーグ観戦が楽しみになって頂けましたか?
航空券付きのメジャーリーグ観戦ツアーもいいですが、なかなか融通が効かなかったり値段が高かったりすると思います。
自力でも結構簡単にチケットの手配は出来るものなので、ぜひチャレンジしてみてください。