幸せなノマドライフを送る億万長者に教わった人生でやりたい100のことを最短で叶えるための投資的複利の法則

目次

人生は自分に何を投資したかで決まってくる

今回は、ノマドライフを送る億万長者に教わった夢を叶えるために投資的な視点で人生を眺めてみると、どんな物の見方が出来るかについて綴っていきたいと思います。

「人生」=「時間」×「複利」

夢や目標をどんどん叶えていっている人たちの共通点の1つに「なるべく全てのことを前倒しにする」ということがあります。特に、投資効率の高いものは優先的に前倒しして、先延ばしにしないようにしています。

例えばですが「いつか世界一周に行ってみたい」という夢があったとします。多くの人は「準備が整ったら世界一周に行こう」と思って準備を頑張るわけです。

で、そうこうしているうちに“予定外の出費や心の変化”というものが出てきて、どんどん世界一周に行くのが先送りにされていきます。

最初は「2〜3年後に行く」と決めてたのに、気がついたら10年ぐらい経っている。まぁ、これは、僕の例なんですが、こんなことってよくありますよね?

これって投資的な視点に立ち戻り「複利」で考えるとものすごい損失になっています。例えば世界一周に行きたいと思った時に、無理やり、貧乏バックパッカー旅でもいいから、行ったとします。その後の両者には、思いもよらない差が生まれてくるのです。

経験の差はどこに差が生まれるのか?

「10年経ってもズルズルいけない未来」と「世界一周を経験済みの未来」では、かなり大きな差が生まれるわけです。先送りではなく、前倒しすることで、少なくとも「世界一周の次の夢・目標」が出てきて、それもまた前倒しすれば、さらに次の夢・目標が生まれます。

そういうふうに人生を意図的に循環させていくと、それにふさわしい人脈・セルフイメージ・お金が手に入って、さらに、経験値もどんどん上がっていくので、人間的にも魅力的になっていきます。そうなると「人生って楽しい」って思わないわけないですよね。前倒しでチャレンジするのが当たり前になってくるので、人生は加速しっぱなしです。好きな事は放っといたらやっちゃうし、好きな事だから誰よりも上手くなっちゃうという循環サイクル。

こんな感じで、「やりたいこと&やった方がいいことを先送りにする人生」(先送りにするつもりはなくても結果的に先送りにしてる人生)と「やりたいこと&やった方がいいことを前倒しにする人生」を比較すると“時間が経てば経つほど、結果の差は開く一方”なのです。一方は人生が止まったまま。一方は人生がぐるぐる循環しっぱなし。

おそらく、後者のほうが気持ちの良い人生だと思うんですよね。

複利はお酒のチャンポンと親の小言のように後から効いてくる

「複利」というのは、投資の世界で利息の計算で用いられる考え方ですが、例えば「年利10%で資産運用ができる」なら、最初の資金が100万円でも

1年後⇒110万円
2年後⇒121万円
3年後⇒133.1万円
4年後⇒146.41万円
5年後⇒161.051万円
10年後⇒約259万円
20年後⇒約673万円
30年後⇒約1745万円
50年後⇒約1億円
(生きてるかわからないけど)

となっていくのです。複利というのは、年々、得られる利益が加速度的に大きくなっていくものです。これはもちろん、実際に投資の世界で50年間連続で年利10%で運用できたら、それはもう伝説というか神様なので、これはあくまで「数字上の仮定」です。

でも、僕はこれをお金ではなく経験値に置き換えてみることが出来るんじゃないかと考えています。

経験値が複利で増えるとどうなるのか?

例えば今の僕の経験値を50とした場合、僕が先送りにしていることを掛け算してみましょう。

「ファーストクラスの飛行機に乗る」とか「シェアハウスを経営してみる」とか「ネイティブアメリカンに会いに行く」などを前倒しにして経験すると、経験値は上がるわけです。

今の自分の経験値(50)×新しい経験=新しい自分

新しい経験の種類・質によっては、僕の経験値は一気に2倍、3倍に跳ね上がることもあります。

すると今度の新しい体験は

今の自分の経験値(100)×新しい経験=新しい自分

となるので、さらに効率的に経験値を倍増させることができるということです。子供の頃にRPGをやったことがある人なら結構ピンと来やすいと思うんですが、きちんと伝わっていますか?

どんな人でも経験値「0」からスタートしている

多くの人は「人生を変えるような衝撃的な体験がしたい」と思っています。だから自己啓発セミナーに出たりすると思うんですが、それだけでは何もプラスになりません。ただ経験すればいいってもんじゃないのが人生のこれまた面倒な部分で。笑

単発のイベントとして経験していても複利的な加速はしないんですよ。例えば20歳の頃の僕が何かのセミナーで学んでも、そもそもの人生経験が少ないので、単発で見れば、そこまで大きな変化はないはずなんです。1に2や3を掛け算しても、所詮数字は小さいわけです。

でも、この「最初の小さな掛け算」から、僕らの人生は始まるわけです。

たった1つの経験で1が100になることはない。1が2になり、2が4になり、4が8になり、という風に、小さい掛け算を繰り返した先に、100や200、1000という大きな数値が待っているのです。

例えば、あなた自身の経験値がまだまだ低いとしましょう。自分で自分を誇れるようなものがない、という人は結構多いです。

でもそれは当たり前の話で、単発の掛け算だけして、満足したり、逆に「俺はダメだ」と絶望してるから、経験値が複利的に増えていかないのです。

あなたの経験値がもし今、「1」だとしても、この瞬間から“小さい掛け算を前倒しにすること”を始めたら、2年後、3年後には想像をはるかに超えた経験値を積んでいることになるのです。

僕が今、何でも前倒しにしようと考えているのは、まだまだ僕なんて経験値1のペーペーだと思って生きているからです。

死ぬまで自分のことを「所詮1」だと思って、愚直に小さい掛け算を繰り返していたとしたら、多分、とんでもない場所までたどり着いていると思うんです。

※「1」とはつまり「大宇宙から見れば」という意味

だから何でも前倒しです。もちろん、体調が悪い日もあれば、気分が乗らない日もあります。いいんです、それで。

とにかく少しでも、早く、前倒しに経験を積んで、小さな掛け算さえ積み重ねていけば、気がつけばもうプロフェッショナルの領域に足を踏み入れてますから。周りを見渡してみてください。意外とプロフェッショナルの領域ってすぐです。

人生でやれることなんてそう多くはない

だから僕は、要領が悪い人には一刻も早く取り組み始めて、一般ピーポーにはたどり着けない領域まで行って欲しいと思うし、要領が良い人は、その能力にあぐらをかかずに、一刻も早くもっと加速して、夢をどんどん叶えていって欲しいなと思っているわけです。

マジで後で後悔しても遅いですからね。時間は刻一刻と過ぎていくわけですから1秒でも早く、掛け算を効率化していきましょう。

今、何かやろうとしていることがあるなら、それ、早々にやっちゃいましょう。人生はそんなに長くありませんので。