ノマドワーカーの世の中全てが倉庫というミニマリスト思考

ノマドライフを送るための

大切な考え方の1つとして

“いつでも移動できる”

という状態を保つことがあります。

これをもっと簡単に言うと

「ストックするという概念から解放」

される必要性があります。

それは、モノだけではなく

価値観も考え方にも当てはまります。

どういうことかということを

掘り下げて見ていきましょう。

例えば、あなたが

何かモノを使いたいとします。

使いたい時に使いたいモノが

手元にあるということは

とても便利ですよね。

逆に、使いたい瞬間に

使いたいモノが手元にない。

こういう状態だと

どちらかというと不便さを

感じることがあるかもしれません。

買い置きをやめれば

使いたい時に、その都度

手に入れないといけない。

そして、セールなどの安い時に

まとめ買いをしておかないと

「うわぁ〜、こんなに高くついちゃう〜〜」

ということもありますよね。

でも、これは

お金にとらわれてしまっていて

その他のことを一切無視している

ということに気づいていない証拠です。

もしかしたら、まとめ買いしたものは

いつも気持ちよく使い切れていない

かもしれない。

もしかしたら、本当に不便で困ることって

ないのかもしれない。

もしかしたら、本当に必要なものは

そんなにないのかもしれないんですよね。

そして、モノをストックするということは

大事な居住スペースや作業スペース

バッグのスペースを奪われます。

これ、意外とエネルギーを消費しているんです。

使いそびれないように

注意を向けている時間。

モノが多くて何だか圧迫感を感じる

エネルギーの浪費。

こういうのって、目に見えづらい

足かせになってしまっています。

空気やモノ自体がよどむ感じがします。

「なんか、重いし、暗い」みたいな。

実際、21世紀を生きる今

ほとんどのモノは手元に保管しなくても

よくなっています。

ほとんどのモノは

通販やオークションですぐに買えるし

レンタルだってあります。

近所のコンビニは

僕にとっては、大型冷蔵庫。

Amazonや楽天は

僕にとっては、巨大な倉庫。

どちらも

「膨大な数の品数を1個当たり

○○円という低価格のコストで

常時保管してもらっている」

というふうに考えるようになりました。

さらに、僕の場合は、

リサイクルショップを

経営していることもあって

こんなふうにまで捉えています。

食料など、食べたらなくなるような

消費物はさすがに無理ですが

「本やモノなどは全て借り物」

です。

一度買って、満足したら

ヤフオクやAmazonで売ればいいので

お金が返ってきますよね。

なので、全てのものがレンタル

というふうに考えるようになっています。

Amazonや楽天、ヤフオクやメルカリは

僕にとっては、返却BOXです。

こう考えれば

本や日用品をわざわざ

ストックしておく必要なんてありません。

むしろ、ストックしておく理由が

分からないんですよ。

あらゆるお店は

「倉庫・保管庫」であって

本当に必要になった時だけ

取りに行ったり取り寄せる。

で、使って満足したら

「倉庫・保管庫」に返す。(売る)

すると、

「買っておかなきゃやばい!」

という強迫観念から1つ自由になり

今まで収納と探し物に、パッキングに

奪われていたエネルギーと時間のロスが

スパーンとなくなります。

すると、

メンタルが自然と整って

エネルギーと時間を適正な場所に

使えるようになっていきます。

また、

身の回りが循環しているので

それに合わせて色んな流れが

良くなっていくことは言うまでもありません。

「欲しいから買う」ではなく

「必要だから取り寄せよう」に

変えていくと、人生のあらゆる分野が

マジでスムーズになります。

モノをむやみに持たないということは

自分のことやモノを大切にする

ということでもあります。

「流れ、循環、エネルギー」

目には見えないものですが

しっかりと意識しておきたい部分です。

ストック癖は、執着心と不安からきますからね。

あらゆる分野において循環を。