WILLER(ウィラー)の最高級高速夜行バス「エグゼクティブシート」の口コミ評判!実際に乗ってみた感想レポート

WILLER EXPRESS(通称:ウィラー)社の最高級シートの「エグゼクティブ」の乗車して大阪から東京まで移動してみました。

実際に乗車した経験をもとに、乗り心地や感想だけではなく、なぜエグゼクティブを選んだのか?どういう人に向いていて向いていないのか?価格は?など、これからエグゼクティブに乗ってみようかなと思う人の参考になるように細かくレポートしていきます。

動画でも撮影してきましたので、動画で見てみたいという場合は動画の再生ボタンをポチッとどうぞ。

目次

なぜ「エグゼクティブ」を選んだのか?

5,000円台で高速バスの普通座席に乗れるのに、なぜ価格が2倍のエグゼクティブに乗ろうと思ったのか?についてですが、その理由は大きく3つありました。

理由1:乗ってみたいと思っていた

超単純すぎるんですが「いつかは乗ってみたい!」と思っていたので乗りました。理由はこれだけで十分なんじゃないかと思うんです。だって、たまには贅沢な気分を味わいたいじゃないですか。高速バスがどこまで快適になるのかを味わってみたい。それが一番の動機です。

理由2:4列シートはしんどい

高速バスはよく利用するんですが4列シートはしんどいんですよね。5時間くらいなら耐えられますが、さすがに9時間は無理!しかも夜行便だとなかなか寝づらいので、次の日にガッツリ疲れが残ってしまう。

仕事の予定も入っていたので、まあ無理無理。そんな修行みたいな事をしたくない!苦痛から逃れたいというのも理由の一つでしたね。

理由3:新幹線よりも安い

確かに高速バスの普通席と比べると値段が2倍近くに跳ね上がるので「高っ!!」となるんですが、大阪から東京の新幹線と比べると、WILLER(ウィラー)のエグゼクティブの方が安いんです。

新幹線よりも安い事が分かると「あれ?そんなに贅沢でもないし妻にも説得しやすいぞ!笑」というのが、よりエグゼクティブ乗車へのハードルを下げてくれました。

という理由があってウィラー社の公式HPから予約して実際に乗り込んでみました。

エグゼクティブに乗ってみた!車内の様子をレポート

23:25 バスに乗車

23:35になんばOCAT(湊町バスターミナル)を出発するバスが10分前の23:25に到着。WILLERのラベルが貼られた2階建てのバスです。外観はいたって普通のバス。高級感を感じることはそこまでありませんでした。

スマホに送られてきたWILLER社からのメールを見せて名前を伝えて乗車します。エグゼクティブは荷物預かりがないため、荷物を持ったまま車内へ。

エグゼクティブシートの様子

2列独立シート

バス後方部から車内に入り、普通席は階段で2階へ。エグゼクティブは1階に通されます。驚くべきことに1階は座席が3席しかありません。エグゼクティブ感満載でウキウキしちゃいます。

テレビ&DVDが見れる

今回の座席は左側の1C。前も後ろもシートがないので完全に独立したような座席でした。シートを倒したりするのも気を遣わなくていい点が最高です。エグゼクティブで座席が選べるなら1Cがおすすめです。座席は空席があれば予約時に指定可能です。

写真の通り各座席にDVDデッキが備わっているので、DVDを持っていれば自分の好きな映画を見ることが可能です。

モニターは座席の前方に設置されていました。DVD用ではなく民放も見れるようになっていたので、リアルタイムで放送されている番組も見ることが出来ました。深夜の時間帯になるので、バラエティ番組やニュースが中心ですね。

このモニターは普通のテレビなのでリモコンもあります。写真左がテレビ用リモコン。写真右がDVD用リモコンです。

そして、DVDデッキの横にヘッドホンが吊るしてあるので、イヤホン等を持参しなくても大丈夫でした。ただし、コンセントの長さが短くてシートを倒した状態だとヘッドホンが届かないのが難点でした。せっかくテレビを寝転がりながら見ようと思っていたのに…。何とか改善して欲しい部分です。

座席の左足部分にリモコンを収納する網ポケットとコンセントが付いていました。スマホやタブレットが充電可能です。

続いて、エグゼクティブシートの説明が書かれたものがあったので、この通りにシートがどれくらい倒れるか試してみました。

贅沢なリクライニングとシート幅

横から見たシート。

正面から見たシート。

電動スイッチで座席を倒してみました。電動スイッチは全部で4つ。

  • 足部分
  • シートごと角度を変えられるゆりかご
  • 胴体部分
  • 首部分

と分かれていて、自分の好きな角度を探しながら細かく調整出来るようになっています。

全てのスイッチを限界まで倒すと上記写真のようになります。リクライニングは142度。フラットにはなりませんが、かなりリラックス出来ます。

足元もかなり広々。僕は身長が168cmですが十分すぎるほどの余裕がありました。(足が短いからなおさら。笑)

シート幅は座面60cm、肘かけ80cmもあり、シートの素材もしっかりしているので、大きめの一人用ソファに座っているような感覚がありました。

座席上部には読書灯やエアコン調節も。

各座席にカーテンが付いているので、プラーベート空間が手に入ります。動くインターネットカフェ状態。もう最高です。

トイレは1階にあるので行きやすいですよ。エグゼクティブ感は無いですけどね。笑

途中でサービスエリアに2回寄ったみたいですが、爆睡していて起きることはありませんでした。

という事でここまで様子をレポートしてきましたので、以下にエグゼクティブシートの設備と特徴をまとめておきます。

エグゼクティブシートの設備と特徴

  • 2列独立シート
  • TV・DVDモニター
  • コンセント
  • ブランケット
  • 網ポケット
  • ハンガー掛け
  • 読書灯
  • 首あて
  • 電動シート
  • レッグレスト

乗ってみた感想

エグゼクティブに乗ってみた率直な感想は、何と言っても疲れ方が全然違ったことです。高速バスに9時間も乗ると足がむくんでパンパンになりますが、それが全くありませんでした。しかも隣の人が気になることが皆無だったのも精神的に楽でした。カーテンがあるだけでしたが個室感がありましたよ。

シートの座り心地はもちろん抜群で、シートを倒してすぐに眠りにつけましたし、一度も起きずにぶっ続けで8〜9時間くらい熟睡出来ました。快適快眠でストレスフリーです。もう少しシートを倒すことが出来れば100点満点。

強いてダメな部分を言えば、モニターにつながっているヘッドホンの線の長さ!短すぎて寝ながら使えないのでもうちょっと長くして欲しいところです。

あとは、やっぱりバスなので渋滞などの交通状況によって到着時間が遅れる事があります。時間が読めないのがNGな人にとっては難しいかもしれません。

エグゼクティブに向いていない人

ここまで色々とレポートしてきましたが、最後にこんな人は向かないかも?という事をまとめて書いておきます。

  • 到着時間が遅れるのがNGな人
  • そもそもバスが嫌いな人
  • お金がもったいないと思ってしまう人

こんな感じです!

今回の乗車データ

  • 乗車日:2018年9月10日
  • 乗車地:なんばOCAT(湊町バスターミナル)※ビル2階
  • 降車地:バスタ新宿(新宿駅南口 新宿高速バスターミナル)
  • 出発時間:23:35
  • 到着時間:8:40(実際は渋滞のため9:40に到着)
  • 乗車時間:9時間5分(実際は渋滞のため10時間5分)

まとめ

今回エグゼクティブに乗車してみて、また乗ってみたいなと思いました。ウィラー社は他にも高級シートがあるようなので、また別のシートに乗車してみるのも楽しそうです。新幹線代より安いので気軽に乗れます。

ちなみに僕が乗車した日は平日でしたが満席となっていました。意外と人気なので予約は早めにするのがマストです。予約はウィラー公式HPから予約するとポイントが貯まって次回以降に割引適用されるのでお得です。

エグゼクティブの料金や空席確認・予約はこちらからどうぞ。1台にたった3席しかないので早いもの勝ちですよ。

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>>>高速バスのウィラーエクスプレス