パラグアイのイグアス移住区からボニートへの行き方・料金まとめ

イグアス移住区からボニートへの行き方をご紹介します。

イグアス移住区からボニートへの行き方は、パラグアイからブラジルに入国して行く方法が一般的です。

大きく分けて3つの行き方があります。

  1. イグアス移住区⇒ボニート
  2. イグアス移住区⇒ペドロファンカバジェロ⇒ドウラドス⇒ボニート
  3. イグアス移住区⇒シウダ・デル・エステ⇒フォス・ド・イグアス⇒カンポグランジ⇒ボニート

1は詳細が不明のまま見つからず、2と3で検討した結果3で行くことにしました。

なぜ、わざわざ遠回りする3で行くことにしたのか?についてはきちんとした理由があります。

一見すると、2で行く方法が最も効率が良さそうに見えますが、実はそうではないんです。

パラグアイとブラジルの国境にあるイミグレがちょっと面倒なんです。

まず、パラグアイのバスターミナルからイミグレ、パラグアイのイミグレからブラジルのイミグレ、ブラジルのイミグレからブラジルのバスターミナルの距離が結構離れているので、この移動だけでかなり疲労します。

移動だけならまだしも、重い荷物を持ってとなるとタクシー利用必須です。

そして、曜日や時間帯によってイミグレが空いていないこともあったり、バスの本数が少なく乗り継ぎが上手く出来ない事も十分に考えられたので、一番確実な3で行くことにしました。

目次

イグアス移住区からシウダ・デル・エステ

まずは、イグアス移住区からシウダ・デル・エステ行きのバスに乗車します。

イグアス移住区からシウダ・デル・エステ行きのバスの運賃は10,000〜15,000グアラニーです。

終点はシウダ・デル・エステのバスターミナルなので、そのまま乗車していってもいいですが、途中の電気街で下車してイミグレまで歩いてもOKです。

途中で降りてイミグレまで歩くのが時間的には早く効率的な行き方です。

シウダ・デル・エステからフォス・ド・イグアス

バスターミナルから行く場合は、フォス・ド・イグアス行きのバスに乗車して、パラグアイのイミグレでいったん降ります。

その際に、運転手からトランスファーチケットをもらっておくと、一度イミグレで下車して再乗車する際でも追加料金がかからないので、げっとしておきましょう。

流れ的には

  1. シウダ・デル・エステ
  2. シウダ・デル・エステにあるパラグアイのイミグレ
  3. 国境を越えてすぐあるブラジルのイミグレ
  4. フォス・ド・イグアスのバスターミナル

となります。

僕らは、パラグアイ側のイミグレ周辺が大渋滞で車が全く動いていないこともあり、ブラジルのイミグレまで歩いていきました。

徒歩20分くらいかかったと思います。

ブラジルのイミグレでパスポートとオンラインで発行したブラジルビザの印刷用紙を提示して、ブラジル入国です。

入国の際に、ブラジルに何日滞在するかを聞いてくる場合があるので、その時は必ず多めに申告しましょう。

入国時にスタンプを押してもらうのですが、その際に押された滞在日数分しか許可しかされない場合があります。

なので、出来るだけ多めに。

関連記事:ブラジルの電子eビザをオンラインで申請する方法!全手順を分かりやすく解説

イミグレから少し歩くと、街に出るので、そこからバスに乗ってフォス・ド・イグアスのバスターミナルまで行きます。

バスで行く場合は、6レアル(≒190円)。タクシーで行く場合は、メータータクシーで24レアル(≒780円)。

以下が長距離バスターミナルの地図です。

フォス・ド・イグアスからカンポグランジ

フォス・ド・イグアスからカンポグランジ行きのバスチケットは、フォス・ド・イグアスのバスターミナルで購入しました。

バス会社はEUCATUR社のみ。料金は114.8レアル(≒3,750円)。

クレジットカード払いにも対応していました。手数料は0です。

以下のサイトでも事前にバスの空席状況、時間帯、料金を調べる事や予約も出来るので、ぜひ利用してみてください。

リンク:https://www.buscaonibus.com.br/en

PM4:45バス出発

15分前くらいになると、荷物預けやパスポートチェックなどの乗車手続きが開始。

バスは定刻通りに出発。

バス車内はエアコンがばっちり効いているので、一枚羽織るものがあると安心です。

トイレ付きのバスで、トイレの脇にミニ冷蔵庫があり、冷えたミネラルウォーターがたくさん入っています。

これは乗客が好きに飲んで良いもので、多い人で一気に5本くらい座席に持って行っている人も。飲み物があるとは嬉しいですね。

シートはフカフカで足元広々で、背もたれもかなり倒れるので、快適でした。

PM7:25休憩

バスが出発して約2時間40分。カスカベルという街のバスターミナルで休憩です。

30分くらいあるのかな?と思っていたのですが、なんと1時間も休憩がありました。長い。

ちょっとした売店があるので、ここで夕飯を購入。

AM5:35カンポグランジ到着

早朝にカンポグランジのバスターミナルに到着。

バスターミナルは空港みたいな内観になっていて、売店も1つだけ空いていました。

軽食やコーヒー程度なら購入可能です。

ちなみにバスターミナル内にWiFiが飛んでいたので、検索程度なら利用可能です。動画を見るには遅くて無理でした。

コンセントもあるので、暇つぶしには困りません。

カンポグランジからボニート

カンポ・グランジからボニート行きのバスはCruzeiro do Sul社のみ。

チケットは、バスターミナルを出て右側のチケットブースで購入できます。

もちろん事前にネット予約しておけばカンポグランジのバスターミナルでチケットを購入する必要はありません。

料金はバスターミナル使用料を5レアル追加して74.41レアル(≒2,430円)。クレジットカード払いも可能で手数料0でした。

一番早いバスで8:00発ですが、運悪く満席で9:00発のバスに乗車。

この1時間が大きな差で、8:00発なら所要時間4時間で済んだにも関わらず、9:00発だと所要時間が6時間になってしまいました。

ここはネット予約しておいた方が良かったなと後悔。

また、日曜は本数が2本しか運行しておらず、8:00発がないので、必然的に9:00発になります。なるべく日曜の移動は避けた方が移動は楽です。ちなみに他の曜日は4本出ています。

AM9:00出発

前のバスと同じように、15分前くらいになると、荷物預けとパスポートチェックなどの手続きが開始。

バス車内も同じくエアコンが効いていて、トイレもあって、冷たいミネラルウォーターもありました。

PM12:00休憩

ランチ休憩でマラカジュという小さな町のバスターミナルに寄りました。

近くの食堂でご飯を食べました。ブラジル名物のフェジョアーダ。12レアル(≒390円)。

味が全体的に濃くて、しょっぱすぎて完食できず。

PM12:30に出発。

PM4:00ボニート到着

16時にボニートのバスターミナルに到着。

なぜ日曜日に移動しない方がいいかについてもう一つ理由がありまして、ボニートの街は、日曜日だとお店がほとんど開いていません。

スーパーマーケットでさえも空いておらず小さい売店くらいしか空いていないんです。

なので、ご飯が大変なんですね。

もし、日曜日に移動される場合は、食料を少し用意しておいた方が良いですよ。

ボニートに宿泊した宿はバスターミナルから徒歩3分だったので、かなり楽でした。

関連記事:ボニートおすすめ宿「papaya Hostel」宿泊レビュー!朝食が豪華

まとめ

フォス・ド・イグアスからカンポ・グランジ

  • 料金:114.8レアル(≒3,750円)
  • チケット:当日バスターミナルで購入
  • バス会社:EUCATUR社
  • 時間:16:45 → 翌5:35(計12時間50分)

カンポ・グランジからボニート

  • 料金:74.41レアル(≒2,430円)
  • チケット:当日バスターミナルで購入
  • バス会社:Cruzeiro do Sul社
  • 時間:9:00 → 16:00(7時間)※時差1時間

ボニートの現地ツアーについては「ボニートのおすすめ現地ツアー!透明度世界一のプラタ川のシュノーケリング体験」でまとめています。