人生で一度は見てみたい自然界の賜物セノーテ。カンクンから行けるセノーテは有名なセノーテが3つありますが、今回はその中でも最も人気を誇るグランセノーテの行き方と帰り方、そして注意点などもご紹介していきます。
そして、グランセノーテに訪れるなら「グランセノーテ⇒トゥルムの街中(ランチ&街歩き)⇒トゥルム遺跡⇒プラヤデルカルメン(経由)⇒カンクン」という旅程を組むとかなり満足度の高い1日となります。
それではまずは、実際にグランセノーテを訪れてみた経験をもとに、効率良く存分に観光を楽しむプランを考慮し、カンクンからグランセノーテまでの行き方と帰り方をざっくりと。
- カンクンからトゥルム行きのバスチケットを購入
- カンクンのADOバスターミナルからトゥルム行きのバスに乗る
- トゥルムからタクシーでグランセノーテへ(80ペソ)
- グランセノーテ入場(180ペソ)
- グランセノーテからタクシーでトゥルムへ(100ペソ)
- トゥルムからコレクティーボでトゥルム遺跡へ(20ペソ)
- トゥルム遺跡からコレクティーボでプラヤデルカルメンへ(45ペソ)
- プラヤデルカルメンからコレクティーボでカンクンへ(38ペソ)
それでは詳細をご紹介していきます。
目次
カンクンからグランセノーテに自力で行く方法と一言アドバイス
グランセノーテはカンクンから約130kmの場所にあり、自力で行くには、バスやコレクティーボなどを乗り継ぐかレンタカーで行くことになります。
そして、周辺にはトゥルム遺跡やもう一つのセノーテであるセノーテドスオホスがあり、どちらも外せないスポットです。
もちろん1日で全て回り切る事も出来ますが、かなり急ぎ足になる&かなり体力を消耗するため、1泊2日でじっくり訪れると心身ともに楽です。
ちなみに、グランセノーテのツアーに参加すると、約15,000円ほどかかりますが、自力で行くと約3,000円で行けるので、自力で行くことをおすすめします。なんとその差額12,000円です。自力で行ってもボッタクられる心配はないですし割と簡単でした。
以下はグランセノーテの場所です。
Google maps:こちら
前日にトゥルム行きのバスチケットを購入
グランセノーテは「トゥルム」という町から5kmほどの場所に位置しているため、まずはトゥルムまで行く必要があります。
バスチケットはカンクンのダウンタウンエリアにあるADOバスターミナルで購入しました。グランセノーテは朝一番が一番キレイと評判だったので、始発で行こうと決めていたのですが、始発が5時台だったため、前日にバスチケットを購入しておきました。
なぜ前日購入したかというと、バスチケットを購入できる窓口が開いているかわからない事が心配だったからです。
価格は二人で片道242ペソ。一人あたり121ペソ(≒726円)でした。どうやら時間帯や曜日を変えると料金も変動するようです。バスチケットの仕組みを理解できませんでしたが、目安にして頂ければと思います。
ADOのバスターミナルの場所は以下です。ダウンタウンにある2つの日本人宿「カサ吉田」と「ロサス・シエテ」からは徒歩5分くらいです。立地が最高なのはさすが日本人宿です。
Googleマップで追いかけたい方は以下参照です。
Google maps:こちら
カンクンのADOバスターミナルからバスでトゥルムまで行く
カンクンからトゥルム行きの始発は朝の5:30。「20分前には来ておいてね」と言われていたので、5:10頃にADOバスターミナルへ。
トゥルム行きのバスに乗り込みます。バスが出発して1時間後。途中でプラヤデルカルメンのバスターミナルに10分くらい停車しますが、ここで降りないようにご注意ください。
出発から約2時間半。8:00くらいにトゥルムのバスターミナルに到着。
ちなみに、バス車内はエアコンがガンガン効いてめちゃくちゃ寒いので、上から羽織るものを持参していくことをおすすめします。僕はバス車内で、ユニクロのウルトラライトダウンを着ていましたが、丁度いいくらいでした。
バス以外にもPlaya Expressというコレクティーボ(乗合バス)で行く方法もあります。ADOバスターミナルから出ていて予約無しで乗車可能です。トゥルムまで76ペソで行けますが、プラヤデルカルメンで自力で乗り換えしなければいけない手間があり、バスよりも時間がかかります。そのため、バス推奨です。
トゥルムからタクシーでグランセノーテに行く
トゥルムからグランセノーテまで行くにはタクシーを利用するのが一般的です。バスも出ているみたいですが、本数が少なくどれだけ待てば良いかも分からなかったので、タクシーで行くことに。料金は80ペソ。
他のブログでは50ペソで行けたと書いてありましたが、それは3年前の話。交渉してみましたが全くダメな感じでした。値上がりしていっているんでしょうね。
また、トゥルムの街中からグランセノーテまでの距離が5kmくらいなので、歩けないことはないです。(クソ暑くてしんどいですが。笑)
他にもレンタサイクル店が数多くあるので、自転車で行くのもアリですね。レンタサイクルの相場は1日で150ペソ。タクシー往復なら180ペソ。差額30ペソ(≒180円)だったので、そんなに変わらないですね。
トゥルム遺跡に行くならもう少し差額が出てきますが、それでも500円くらいしか変わらないので、どっちを取るかですね。
僕はタクシーにしました。トゥルムの街中から10分ほど走るとグランセノーテに。
グランセノーテについて
8:30くらいにグランドセノーテに到着。駐車場にはまだほとんど人がいませんでした。
グランセノーテの入場料
グランセノーテの入場料は180ペソor10米ドル。年々値上がりしているようです。入場すると更衣室やトイレもあるので、水着に着替えていない人も安心です。
グランセノーテの営業時間
8:10〜16:45
レンタル可能な道具と料金
- シュノーケリングゴーグル:80ペソ
- ロッカー:30ペソ
- ライフジャケット:50ペソ
シュノーケリングゴーグルは、カンクンにある大きめのスーパーマーケット(ウォルマート、メガスーパーなど)で100ペソくらいで販売されているので、カンクンで2回以上シュノーケリングゴーグルをレンタルする予定があるなら購入した方がお得です。
そして、鍵付きのロッカーがレンタル出来るので、貴重品の管理も安心です。
朝一番だとあまり人もいませんでしたし、何よりめちゃくちゃキレイでした!
光のカーテンすごすぎて感動です。
時間が経過するにつれ人が多くなってきて、どんどん透明度が下がってしまっていたので、グランセノーテは朝一番がおすすめです。逆に朝一番じゃないとグランセノーテの良さが半減してしまいます。
グランセノーテからカンクンまでの帰り方!トゥルム遺跡に寄るのがおすすめ
グランセノーテからトゥルムまでタクシーで行きます。料金は100ペソでした。数台停まっているタクシーに交渉しまくりましたが全員一致の100ペソ。揺るぐことはありませんでした。数年前に書かれた他のブログの情報よりも全体的に値上がりしているので、もしかしたらこれからも値上がりしていくかもしれませんね。
トゥルムの街中からカンクンまで帰るには、バスとコレクティーボ(乗合バン)の2つの手段があります。個人的にはコレクティーボで帰る事をおすすめします。理由はトゥルム遺跡の存在です。詳細はコレクティーボで帰る方法をご紹介時に後述します。
バス:トゥルムからカンクン行きのバスに乗る
トゥルムにあるADOバスターミナルからカンクン行きのバスが1日8本運行しています。料金は152ペソ。なぜ行きと帰りの金額が違うのかは謎です。もしかしたら、あらかじめ往復で購入しておくと安くなるのかもしれません。
トゥルムからは他にもカンクン空港、チチェンイッツァ、隣国ベリーズのベリーズシティ行きの路線もあります。上手に旅程を組みと効率よく他の都市にも旅が出来るので、ぜひショミレーションしてみてください。
場合によっては、トゥルムに滞在してそのままカンクン空港に行って帰国or次の国に移動するのもありだと思いますし、ベリーズに行ってブルーホールを見に行くプランもたまりません。意外とアクセスに融通が効きます。
バスターミナルの場所は以下です。
Google maps:こちら
コレクティーボ(乗合バン):トゥルムからプラヤデルカルメン経由カンクン
なぜ、コレクティーボをおすすめするかというと、トゥルム遺跡の存在です。トゥルムにはグランセノーテ以外にトゥルム遺跡というマヤ遺跡があり、ぜひ訪れておきたい場所です。
関連記事:トゥルム遺跡について(準備中)
しかし、トゥルム遺跡に訪れるとなると、トゥルムの街中から少し離れ、タクシーかコレクティーボで行く必要があります。タクシーだと値段が張りますが、コレクティーボだとかなり安くトゥルムの街中からトゥルム遺跡まで20ペソで行けます。
そして、もし、バスで帰る場合は、トゥルムの街中まで戻らなければいけない手間とお金がかかる上に、本数も少ないため、好きな時に帰ることが出来ません。
一方で、コレクティーボならトゥルム遺跡からプラヤデルカルメン行きが30分に1本くらいの間隔で出ています。そのまま帰れるので楽なんです。料金は45ペソ。僕はこちらを利用しました。
※コレクティーボの場合は、トゥルムからカンクンまでの直行便はなくプラヤデルカルメンで乗り換えが必要です。
プラヤデルカルメンからカンクンまでは38ペソ。合わせると103ペソとなり、トゥルムからバスで帰るよりも安上がりです。
なので、グランセノーテからの帰りは「グランセノーテ⇒トゥルムの街中(ランチ)⇒トゥルム遺跡⇒プラヤデルカルメン(経由)⇒カンクン」という旅程だと100%満喫して無駄なく安く効率よくカンクンまで帰ることが可能です。
まとめ
行きと帰りが違う交通手段となるため、少し変則的な移動の仕方ですが、上記方法でグランセノーテを往復するとかなり満喫出来ることと思います。
また、トゥルムからタクシーで30分程の場所に「セノーテドスオホス」というセノーテもあるので、こちらも合わせて訪れてみるのもアリですね。
僕はセノーテイキルにも訪れましたが、グランセノーテの方が断然に好きです。透明度が全然違いました。ぜひ楽しんできてくださいね!グランセノーテに行くなら、朝一番は絶対に死守です!