ワット・ポーは、バンコク観光のメインとなる三大寺院をセットで観光する中の一つで、タイ最古の寺院であり、巨大な大寝釈迦仏のある寺院として有名です。
そして、もともとは、タイの医学として伝わるタイ式マッサージの総本山として拠点になっていたことから、寺院内のマッサージを受けにいく観光客も少なくありません。
それでは、バンコク市内からワット・ポーへの行き方、服装や所要時間などワット・ポーについて解説します。
目次
バンコク市内からワット・ポーの行き方
ワット・ポーの近くには駅がないため、以下の交通手段を使うのが一般的です。
- タクシー
- 電車+トゥクトゥク
- 電車+チャオプラヤー・エクスプレス(船)
の3つの方法が一般的。バスやバイクタクシーという選択肢もあるんですが、おすすめとは言えないので割愛します。
ホテルから直接タクシーでワット・ポーまで行くのが時間的にも料金的にもベスト。これが一番。
しかし、せっかくのタイ旅行なので「電車で一番近い駅まで行く+トゥクトゥク」や「電車で一番近い駅まで行く+チャオプラヤー・エクスプレス」でのアクセス方法もタイを存分に味わえるのでおすすめです。
行き方の詳細は「タイ三大寺院への行き方と効率の良い回り方!ワット・ポー、ワット・プラケオ、ワット・アルンを1日で楽しむ」にて書いているので、読んでみてください。
ワット・ポーの開門時間と所要時間目安
開門時間:8:30〜18:30
開門日:毎日
所要時間目安:1時間
ワット・ポーの服装と注意点
ワット・プラケオ同様に入場するには服装チェックがあります。しかし、服装チェックをされるのは、大寝釈迦仏の建物の入口のみです。
実際に、僕は帽子を被って敷地内に入ろうとした際に「帽子取ってね!」と注意されました。
服装が整っていないだけで入場できなくなってしまうので、きちんとした服装を心がけた方が良いですね。では、入場できない服装とはどんなものがあるのでしょうか?まとめてみました。
ワット・ポーに入場できない服装
先ほども書いた通り、ワット・ポーで服装チェックされるのは大寝釈迦仏の建物の入口のみで、それ以外で服装チェックされることはありません。
と言っても、ワット・ポーのメインの見どころは大寝釈迦仏の建物なので、きちんとした服装を。では、大寝釈迦仏の建物に入場できない服装は以下です。
- 肩が出る服
- おへそが出る服
- 短パン
- スパッツ
- ダメージ加工されたズボン
がNGとされています。しかし、肩が出る服でも何かを羽織って肩が出ないようにしたりすればOKのようでした。他にも、七分丈ズボン、膝が隠れるスカートで大寝釈迦仏の建物に入場出来ている人がいましたが、最低限の備えはしておいた方が良さそうです。
その他、仏殿や本堂内は靴や帽子がNGです。脱いで入ります。そして、立ったまま仏像に拝んだり、足を向けて座ったりするのもマナー違反となるので注意が必要です。
ワット・ポーの入場料
入場料:100バーツ(300円)
入場料が100バーツ。そして、入場券にミネラルウォーターの引換券が付いています。寺院内でミネラルウォーターがもらえますので、もらっておきましょう。水分補給大事!
ワット・ポーの見どころと中の様子
上記画像はワット・ポー内の全体像が描かれたマップです。
ワットポーの見どころは「大寝釈迦仏」「本堂の座釈迦仏」「ラーマ王4代の仏塔」「回廊の仏像」が有名ですが「マッサージ屋」ももう一つの名物として知られています。
大寝釈迦仏
長さ46m、高さ15mの仏像を一目見ると思わず「デケェ!!」とつぶやいてしまう迫力。横たわっているのは悟りのポーズ。
こんな狭い所に収められて悟りを開けるのか?と思ってしまうほど大きいです。
正面顔、横顔ともにイケメンではありません。
足の裏には、須弥山図、捧げ物、神々などのバラモン教の真理が108面の螺細細工画に描かれています。そして、超人であることを表す32の身体的特徴の一つともされています。
大寝釈迦仏の背中側には、108個の托鉢が並んでいて、鉢の中に1枚ずつ硬貨を入れていくと煩悩がなくなると言われています。しかし、108枚もの硬貨を用意すること自体が容易ではありません。
用意している時点で煩悩が無くなってしまうんじゃないかと思わされるくらいでして、何事にも全て過程が大事なんだと言わんばかりのメッセージを感じさせてもらえました。
108個の托鉢が終わる頃に、後頭部を見る事ができます。これはこれで何か意味があるんでしょう。
「どうだい?私は何もしていなくてもお前は変われただろう?大事なのはそういう事なんだ。お前にはすでに自分を幸せにする力が宿っているんだよ」
そんな事を言っているような気がしてなりません。
回廊の仏像
本堂を囲む回廊には、100体以上の黄金の仏像が並んでいます。
ラーマ王4代の仏塔
その他仏像
ワット・ポー内にあるマッサージ屋
ワット・ポーのもう一つの名物であるマッサージ屋さん。外から中の様子を伺うことが出来ないようになっていますが扉を開けて見ると・・・
予約待ちのお客さんがたくさん!
せっかくなので受けてみようと思ったんですが、30分待ちと言われてさすがに待てず、写真だけパシャリ。
マッサージ屋さんの前にある小さな広場では、マッサージ師が休憩しています。
マッサージの金額は画像の通りです。
【タイマッサージ】
- 30分:260バーツ
- 60分:420バーツ
【フットマッサージ】
- 30分:280バーツ
- 60分:420バーツ
【タイ式オイルマッサージ】
- 60分:620バーツ
8:00〜19:00まで営業しています。
ワット・アルンへの行き方
ワット・アルンには、ワット・ポー近くの渡し船乗り場に乗れば数分で行くことが出来ます。詳しい行き方は「ワット・アルンに行ってきたよ!行き方と渡し船の乗り方」に書いているので、参考になれば幸いです。
まとめ
迫力満点のワット・ポーに行く前に108枚の硬貨の用意をお忘れなく!
三大寺院巡りをした際の動画もアップしているので、ぜひご覧ください。行き方や寺院の様子などイメージしやすいと思います。
関連記事:タイ三大寺院への行き方と効率の良い回り方!ワット・ポー、ワット・プラケオ、ワット・アルンを1日で楽しむ