4泊5日のキューバ旅行。計画は全く無しで入国したのですが、ハバナの街歩きは2日もあれば十分だということを初日の街歩きで感じました。
初日から「やべぇ、丸2日時間が余る。どうしよう?」と思っていたら、ホアキナの家に宿泊している日本人女性の方から声をかけて頂きました。
「明日、乗り合いタクシーで韓国人2人とトリニダーに行くんですけど、一緒に行きませんか?1人25CUCなんですが…」と。
若干食い気味で「行きます!」と、僕は即答しました。
僕なりの旅を上手に楽しむコツは、時に流れに流されることが大事だということを数多の経験から学んでいるので「何があるか分からんし、宿も取ってないけど、行けば分かるさ!韓国人と一緒なんてこれまた楽しみだ!」というノリでトリニダーへ行くことに。
ハバナからトリニダーに行くには「バス VS タクシーどっちがどう良いのか?料金は?手間は?」ということを比較しながら解説していきますので、参考にしていただければと思います。
目次
ハバナからトリニダーまでの料金 バス VS 乗り合いタクシー
まず、気になる料金です。料金を比較してみました。
バス:25CUC
乗り合いタクシー:25CUC
この時点で、バスでもタクシーでも料金的には互角の争いです。ただし、手配するタクシー会社によっては、30CUCになったり35CUCになったりするので、どこにお願いするかで料金が変動してきます。
ただし、バスの場合は、バス会社によって乗り場が違うため、移動費がかかる場合があります。
「Viazul(ビアスール)」社の場合は、新市街の革命広場近くの動物園の脇にバス乗り場があるので、そこまで移動する必要があります。
もし、旧市街エリアに宿泊している場合は、バス乗り場までタクシーでの移動費が5CUC程度かかり、トリニダーからハバナに戻ってきた際に、旧市街エリアに移動するのであれば同じようにタクシー移動費が5CUC程度かかるので、タクシーの方が10CUC安いという計算になります。
もう一社の「Trans tur(トランスツアー)」社の場合は、旧市街に宿泊しているのであれば、カピトリオ近くにあるホテル「Hotel Inglaterra」の前からバスに乗車出来るため、Trans tur社のバスが移動の手間がかからないので便利です。
しかし、タクシーなら宿まで迎えに来てくれるので、料金的には乗り合いタクシーが優位です。
ハバナからトリニダーまでの運行スケジュール バス VS 乗り合いタクシー
バスの場合は、1日の本数が限られているので、好きな時間帯のバスに予約できるかどうかはその時の予約状況次第です。しかもいつも満席になるとの噂なので、前日予約だと空席が無いこともあるそうです。
運良く空席があってもトリニダーに22時頃着の便になってしまうため、それだと何だか損した気分になりますよね。
ちなみに「Viazul(ビアスール)」社は、1日3本運行していますが、「Trans tur(トランスツアー)」社は1日1本しか運行していません。
一方でタクシーの場合は、こちらで細かい時間指定が出来ないものの、どこのタクシー会社も、夕方頃にトリニダーに到着するスケジュールになっています。
「朝に出発したい!」「◯時に出発したい!」という融通が利かないのが乗り合いタクシーのデメリットです。
バスの移動時間:6時間以上
乗り合いタクシーの移動時間:約4時間半〜5時間
時間帯を選べるという点ではバスの方が良いのですが、運が悪いと深夜着。でも、タクシーだと夕方着。そして、移動時間はタクシーの方が短い。
何とも優劣つけがたいので、ここは互角ということにしておきます。
ハバナからトリニダー行きの予約の手間 バス VS 乗り合いタクシー
まずはバス会社2社の予約方法から見ていきます。
「Viazul(ビアスール)」社:バスの予約方法は、バスターミナルで購入するかネット購入かの2通り。バスターミナルで購入するとなると、行くまでに手間とお金がかかりますし、30〜1時間並ぶ覚悟が必要との事。また、ネット購入の場合は、予約は簡単に出来ますが、プリントアウト必須です。
「Trans tur(トランスツアー)」社:バスの予約方法は、主要ホテルでの予約が可能です。カピトリオ近くの「パルケセントラル」で予約している人が多いです。
どちらにせよ少し面倒です。
乗り合いタクシーの場合は、ホテルやカサでお願いすれば、手配してくれるので、予約はかなり簡単です。どこかに出向く必要もありませんし、全部手配してくれるので楽チンです。
ここは問答無用で乗り合いタクシーに軍配が上がります。
ハバナからトリニダー行きの当日の流れ バス VS 乗り合いタクシー
バスの場合は、Viasul社だと出発30以上前までにバスターミナルでチェックイン手続きを行わないと、キャンセル扱いになる可能性があります。ちょっと早めです。バスターミナルまで行くのが苦痛です。
Trans tur社だと主要ホテルまでピックアップしに来てくれるのでだいぶ楽です。
ただ、乗り合いタクシーの場合は、宿泊先で待っていれば迎えに来てくれるので、バスに比べて断然楽です。
ここも乗り合いタクシーの勝ちでしょうね。
ハバナからトリニダー行きの乗り心地 バス VS 乗り合いタクシー
バスの場合は、色んな人のブログを見ていると、「車内が寒い!」という声がたくさん出てきます。温度調節出来ないのが痛いです。そして、車内にはトイレがないので、トイレ休憩までトイレに行けません。「急にお腹が…」という時に困ります。
一方で乗り合いタクシーの場合は、「寒い!」と言えば、温度調節をしてくれますし、トイレに行きたくなったらトイレ休憩を取ってくれます。そこは普通のタクシーと同じです。
しかし、セダンの車に運転手1名+乗客4名が乗ることになるなので、窮屈さを感じます。助手席に乗れれば問題ないのですが、もし運が悪くて後部座席で男3人という状況になると、かなり窮屈さを感じると思います。
寒さは上着を着れば何とかなりますが、窮屈さはどうにもなりません。なので、乗り心地という面では、バスに軍配が上がります。
バスと乗り合いタクシーはどっちがいい?
総合評価をするのであれば、僕は乗り合いタクシーが良いと思います。
予約が簡単、費用が若干安い、移動時間が短いというのは、旅をする上で大切な項目です。もし、ハバナからトリニダーに行く際は「乗り合いタクシー」で行かれてみてはいかがでしょうか?
最後に
僕がお世話になったタクシー会社の名刺をシェアしておきます。メールアドレスがありますが、電話予約が確実です。英語も通じます。
それすらも面倒な場合は、カピトリオのすぐ裏にあるカサ「ホアキナの家」にてホアキナさんにお願いすればタクシー会社に電話して手配までしてくれるので、ここは大いに甘えちゃいましょう。