イタリア旅行やヨーロッパ周遊旅行で
- ベネチアからボローニャ
- ボローニャからベネチア
を移動する事があるかもしれませんが移動は簡単です。ベネチア⇔ボローニャ間は約150kmですが、約600円(4.99ユーロ)〜移動できます。
短距離なので日帰り旅行も十分に可能です!
そこで気になる移動手段。
「ベネチア⇔ボローニャ間はどうやって移動したらいいの?」
という疑問に答えるべく、移動手段を細かくまとめておきますので、ご参考になれば幸いです。
目次
ベネチア⇔ボローニャ間の行き方・アクセス方法
イタリア・ベネチア(Venice)⇔イタリア・ボローニャ(Bologna)間の移動手段は
- 飛行機:約7時間/約3,000円〜
- 電車(トレニタリアorイタロ):約1〜2時間/約1,560円〜(12.9ユーロ〜)
- バス:約2時間/約600円〜(4.99ユーロ〜)
の3つの方法があります。
結論から先にどんな人に何がおすすめかを述べると
- 短時間で行きたい⇒電車がおすすめ
- 安く行きたい⇒バスがおすすめ
です。
それぞれの細かい部分についてメリット・デメリットを詳しくご紹介していきます。
飛行機でベネチア⇔ボローニャ間を移動する方法
ベネチア⇔ボローニャ間は直行便が飛んでおらず乗継が必要となります。
飛行機で行く場合の合計所要時間は、2都市の空港⇔市内の移動時間とチェックイン時間を踏まえて合計所要時間は最低でも約7時間くらいは見ておくべきです。
料金的にも時間的にも電車とバスに比べて何もメリットがないので、選択肢から除外した方がいいと思います。
上記はスカイスキャナーで検索した値段です。
公式ページ:スカイスキャナー
飛行機のメリット
特にありません。
飛行機のデメリット・注意点
所要時間が最も長く、料金は最高値。
下記記事では、ベネチア市内のメストレからベネチア・マルコポーロ空港までバスで行く方法も細かく書いています。参考になれば幸いです。
関連:メストレからベネチア・マルコポーロ空港へバスでの行き方|ATVOがおすすめ
電車でベネチア⇔ボローニャ間を移動する方法
ベネチア⇔ボローニャ間は電車が2種類運行しており、イタロ(ITALO)、トレニタリア(TRENITALIA)が運行しています。
イタロの方が運行本数が多く料金が安いので、おすすめはイタロです。
- 所要時間:約1〜2時間
- 運行間隔:1時間に1本以上
- 料金:約1,560円〜(12.9ユーロ〜)
- 乗換:なし
- 発着駅:ベネチア・メストレ駅(Venezia Mestre) ⇔ ボローニャ中央駅(Bologna Centrale)
電車のチケットは当日に駅で購入することも可能ですが、ネット予約よりも高くなることが多いので事前にネット予約するのがおすすめです。
英語での予約が難しいと感じる方やヨーロッパ周遊旅行を計画している方は、ヨーロッパ内の鉄道が乗り放題になるユーレイルグローバルパスという鉄道パスがあるので、購入を検討してみるのもありだと思います。
日本語サイトで予約できるだけではなく日本語でのカスタマーサポートもあります。ただし手数料が取られるので、やや割高になりますがとても便利です。
英語でのやり取りにストレスを感じる場合は、以下の日本語公式ページをチェックしてみてください。
公式ページ:レイルヨーロッパジャパン
電車のメリット
1日に運行している本数が多く片道1〜2時間なため日帰りが可能です。そしてヨーロッパ鉄道旅を味わうことが出来るので、憧れがある人にとってはたまらない経験になるでしょう。
電車のデメリット・注意点
トレニタリアとイタロどちらを選んでもバスよりも割高です。直前購入だとさらに高額になります。
バスでベネチア⇔ボローニャ間を移動する方法
ヨーロッパでは定番のFlixBusのバスの場合だと片道4.99ユーロ(≒600円)〜、所要時間は約2時間です。
旅程が決まっている場合は、なるべく早めに購入したり、セールのタイミングが上手く噛み合えば上記料金よりも安価なチケットを購入できます。
- 所要時間:約2時間
- 運行間隔:1日13本
- 料金:約600円〜(4.99ユーロ〜)
- 乗換:なし
- 発着駅:ベネチア・メストレ(Mestre) or ベネチア・トロンケット(Tronchetto)⇔ ボローニャ中央駅(Bologna Central bus station)
ベネチア⇔ボローニャ間は1日13本運行しています。
ベネチアのバス停は2ヶ所あり、島にあるトロンケット(Tronchetto)、本土にあるメストレ(Mestre)から選べます。そのため、滞在場所に近いバス停を選ぶと良いでしょう。
ボローニャのバス停は、ボローニャ中央駅です。
ちなみにバス予約の際には、ベネチアは「Venice」、ボローニャは「Bologna」と検索すれば出てきます。
公式ページ:FlixBus
バスのメリット
移動手段の中で最安値です。バスからの景色も楽しめます。
またFlixBusの場合は、他の移動で1回乗車しておくと次回以降利用できるFlixBusのクーポンがもらえる事が多いです、そのため、当区間に乗車する前にFlixBusを利用していると片道4.99ユーロ(≒600円)以下で乗車することも可能です。
バスのデメリット・注意点
バスに大きな荷物を預け入れる荷物サイズが80 x 50 x 30 cm合計20 kg1個までは無料ですが、それ以上の量と重さが超える場合は追加料金が発生します。
上記荷物とは別に、車内に荷物を無料で持ち込むことができ荷物サイズは42 x 30 x 18 cm合計7 kgです。
もし1〜2泊の短期滞在で出発地に戻ってくる場合は、移動前日に宿泊したホテルに荷物を預けて移動すると身軽に動き回れるので上手に工夫すれば荷物のデメリットは解消されます。
またバスチケット予約をする際は全て英語表記になっている点に難易度が高く感じる人もいるかもしれません。
もし英語表記が苦手で難しそうだと感じる方は、英語が苦手な方でもスムーズに予約できるように分かりやすく図解でまとめた記事を書いていますので、ぜひご参考ください。(パリからブリュッセル行きの路線での予約を図解していますが、要領は同じです。)
サイトの作りがシンプルなので予約は簡単ですし、予約後に送られてくるメールを提示すれば乗車できるので、チケットの印刷をする必要がなく乗車もスムーズです。
安く行きたい場合はバスがおすすめです。
まとめ
- 飛行機:約7時間/約3,000円〜
- 電車(トレニタリアorイタロ):約1〜2時間/約1,560円〜(12.9ユーロ〜)
- バス:約2時間/約600円〜(4.99ユーロ〜)
ベネチア⇔ボローニャ間の移動は
- 所要時間が短い方法がいい!⇒電車
- とにかく安く移動したい!⇒バス
という選び方をすれば間違いなしです。飛行機は微妙です。旅程と目的、そして予算に合わせて選んでみてくださいね。
ちなみに、もし時間に余裕がある場合は、少し足をのばしてフィレンツェまで行かれるのもいいですね!
電車とバスの料金と運行日程を一括比較できるomioというサイトもありますが、omio経由で予約すると手数料が追加で請求されるので、omioで比較しつつ、予約は公式サイトからにするとお得にチケットを購入できます。
電車:イタロ / トレニタリア / レイルヨーロッパジャパン
バス:FlixBus
良きヨーロッパの旅を!