特に海外旅行がはじめての方にとって、一番の不安要素と言っても過言ではない英語力。
僕自身が今まで世界二周してきた経験をもとに、どれくらいの英語力があれば旅行に困らないのかシェアします。
目次
僕の英語力は中学2年生レベル
僕の英語力のしゃべりは中学2年生くらいのレベル。聞き取りは中学3年生レベルです。
これくらいの英語力で旅行に困ることはありませんでした。
余談ですが、旅行の様子を撮影しているYouTube動画をアップしているのですが、コメント欄にて「英語下手すぎ」ってバカにされるくらいです。それくらい僕は英語レベル低いです。
旅で出会った人と深い話はできないけれど、旅行だけで考えるなら十分!
十分に世界二周を楽しめました!!
レストランで恥ずかしい思いをすることは皆無でしたし、道も聞けますし、騙されることもないですし、現地ツアーにも普通に申し込めます。
そして、友だちも作れます。
僕は「旅行に困らないくらいの英語力があればいい」と目的を定めているので、しゃべりは中学2年生レベル、聞き取りは中学3年生レベルとしていますが、目的に応じて苦労しない程度でOKだと思ってます。
僕はいまのところ旅行に困らない程度のコミュニケーションを取れればOKにしてる。
確かに、もっと英語力があれば、もっと楽しめるかもだけど、英語力があれば楽しめるわけではない。
ペラペラで喋れるにこしたことはないけどペラペラである必要はない。
なぜ、そこまで高度な英語力が必要ないのか?理由は3つです。
海外旅行に高度な英語力がなくてもいい3つの理由
1:大事なのは流暢にペラペラ話すことではなくコミュニケーションを取ること
キレイな英語を話せるようになるのは、カッコいいし大事かもしれない。でもゴールじゃない。
ゴールはコミュニケーションを取ること。ここを見失ってはいけません。英語ができることに自己陶酔するなんて最悪。
だって、日本人でも日本語でのコミュニケーションが下手くそな人いっぱいいるじゃないですか。
それと同じで、ペラペラな英語を話せることと上手なコミュニケーションは決してイコールではありません。
そして、テストの点数は現場ではあまり活きないんですよね。
TOEICが高得点の人でも、英語が話せない人いっぱいいるし、コミュニケーション下手な人もいっぱいいます。
英語力が大事なのではなく、ノリと笑顔とリスペクトが大事!
ここを見誤るとどれだけ英語力が高くても、海外旅行が全然楽しくならないです。
2:ペラペラになるまで訓練してたら老人になってしまう
自分が納得のいく英語ペラペラってどれくらいでしょうか?
現地の人たちと深い話が出来るまで英語力を高めようと思うと、ガッチガチに英語しか話せない環境に身をおいたり、毎日何時間も英語の勉強を何年もしないと無理です。
さすがに、人生の全てを捧げて英語の勉強に何年間も費やすのは、仕事などあって無理ですよね。
そう考えると、ペラペラになるまで英語の勉強してたら、老人になっちゃいます。
もう、小さい事を気にしてないで、行こ。さっさと海を渡ろう。
3:英語力が低くても詐欺や騙されやすくはならない
英語力が低いと、詐欺に遭いやすくなるんじゃないか?騙されやすいんじゃないか?と思うかもしれませんが、決してそんな事はありません。
むしろ、英語に自信を持ち始めた段階の人たちの方が詐欺に遭いやすかったり騙されやすい傾向にあります。
なぜなら「油断」してしまうからです。そして調子に乗ってしまうから脇が甘くなってしまうんですね。
ちなみに、各国・各都市ごとに代表的な詐欺のテンプレートがあるので、訪れる前に「都市名 詐欺」とGoogle検索すれば、ある程度回避できます。
例えば、当ブログでもトルコでの詐欺の手口について記事にしています。
関連:トルコ旅行で遭遇した詐欺師とやりあった話|詐欺のテンプレートを知っておこう
そして、何をするにもきちんと相場の値段があるので、事前にGoogle検索で調べて準備&対策しておけばOKです。
海外旅行で英語を話す時に大事な4つのこと
1:恥ずかしがらないこと
海外旅行に行くと気づくことなのですが、英語を話す時に恥ずかしがっているのは日本人だけです。
海外で英語圏以外の国の人の英語を聞いていると、めちゃくちゃな英語ですが堂々と話しています。
南米圏の人の英語はスペイン語に聞こえるほど何言っているか分かりづらいのですが、堂々と話しています。
例えば、僕も英語を話すのが恥ずかしかった時期があったのですが、その時にメンタルブロックを崩壊してくれたエピソード。
旅で出会ったイタリア人に「Can you speak english?(英語できる?)」と聞いたら、Ofcourse!!(もちろんだ!)と言うから軽く話してみたことがあります。
そしたら、その人、挨拶しか出来なかったんですよ!Good morning以外何も通じねぇじゃん!って自分が英語できないからと恥ずかしがっているのが滑稽に思えてきて爆笑してしまったのが記憶に新しいです。
「これくらいでも英語出来るって言っちゃっていいんだ!」とメンタルブロックが外れた瞬間でした。
むしろ、英語力が低いことが武器になることがあり、頑張ってる感が伝わったり、ユーモアとして伝わる可能性があって、こいつ面白いと思ってもらえたら良くしてくれることがたくさんあります。
僕はボビーオロゴン戦略と呼んでいるのですが、ボビーみたいな存在になれれば最強です。
そして、英語らしい発音している自分に対して「寒い」「はずい」と思っていたけど、英語らしい発音しないと通じないことがたくさんあります。
例えばlightとright。日本語読みだと、どちらも「ライト」と発音するんですが、英語発音だと若干違うんですね。
「お前は証明のことを言っているのか?右のことを言っているのか?何を言ってるんだ!?笑」と、インド人に茶化されたのがいい思い出です。
とにかく恥ずかしがらないこと!プライドなんて持っててもただのゴミ!
2:使えるツールは使い倒す
英語に自信がなければ、使えるツールはとことん使い倒しましょう。特におすすめなのが3つ。
- Google翻訳
- 指差し会話帳
- ポケトーク
この3つあれば怖いものなしですよ。
3:使用頻度の高そうな英語はメモ帳に保存しておく
レストラン、ホテル、乗り物など海外旅行で聞くことは大体決まっています。
なので、渡航前に使いそうな英語はメモに残しておきましょう。
例えば、Google翻訳はネット環境がないと使えないことがあるので、スマホのメモ帳アプリに残しておくとか。
指差し会話帳の書籍を持ち歩くのが嫌ならスマホアプリをダウンロードするとか。
事前準備次第で余裕です!
4:敬意を忘れずに
この記事の中で一番強く伝えたいのがこれです。
「英語ができなくても大丈夫ではなく、英語ができない自分を受け入れてくれてありがとう!という敬意を持とうね」ってこと。
そして、その優しさを受け取ったら、日本に来ている外国人にも優しくしてあげましょう!
そんな優しい世界になったらいいなと思ってます。
まとめ
海外旅行に必要な英語力は、しゃべりは中学2年生レベル、聞き取りは中学3年生レベルで十分です!
もし、不安なら短期間語学留学するorオンライン英会話のレッスンを3回くらいやっておくと、不安を解消できますよ。