ドイツ旅行やヨーロッパ周遊旅行、そしてフライトの都合上
- ミュンヘンからプラハ
- プラハからミュンヘン
を移動する事があるかもしれませんが移動は簡単です。
しかもミュンヘン⇔プラハ間は約360kmと東京から名古屋までの距離と同じくらいで約1,850円〜移動できることから日帰りで訪れる人も多いです。
そこで気になる移動手段。
「ミュンヘン⇔プラハ間はどうやって移動したらいいの?」
という疑問に答えるべく、移動手段を細かくまとめておきますので、ご参考になれば幸いです。
関連:効率良く巡る!プラハ観光のおすすめスポット19選とモデルコース
目次
ミュンヘン⇔プラハへの行き方・アクセス方法
ドイツ・ミュンヘン(Munich)⇔チェコ・プラハ(Prague)間の移動手段は
- 飛行機:50分/約13,000円〜
- 電車(DB):約5時間/約3,700円(29.9ユーロ〜)
- バス:約5時間/約1,850円〜(14.9ユーロ〜)
の3つの方法があります。
結論から先にどんな人に何がおすすめかを述べると
- 短時間で行きたい⇒飛行機がおすすめ
- 安く行きたい⇒バスがおすすめ
です。
それぞれの細かい部分についてメリット・デメリットを詳しくご紹介していきます。
飛行機でミュンヘン(MUC)⇔プラハ(PRG)間を移動する方法
ミュンヘンからプラハ、プラハからミュンヘン間は直行便が飛んでおり約50分でアクセスすることができます。直行便の料金は約12,480円〜レガシーキャリアのルフトハンザが就航しています。
フライトでかかる所要時間は短いですが、2都市の空港⇔市内の移動時間とチェックイン時間を踏まえて合計所要時間は最低でも約3時間半かかることを見越しておきましょう。電車やバスよりも約1時間半早く行けます。
上記はスカイスキャナーで検索した値段です。
公式ページ:スカイスキャナー
飛行機のメリット
他の移動時間に比べて移動時間が短いです。
飛行機のデメリット・注意点
それぞれ空港⇔市内までの移動にかかるお金を合わせると、安くても14,000円はかかると思っておいた方がいいでしょう。バスに比べると12,000円高いです。
乗継便のLCCも飛んでいますが、料金約9,000円、所要時間約6時間なので電車やバスを選んだ方が料金は安くかかる時間も短いので飛行機は微妙です。
そして、隠れたデメリットとしてドイツ内の空港ではストライキがよく起こることで有名です。タイミング悪くストライキとかぶってしまうと飛行機が遅延、最悪の場合は欠航になります。すると、その後の計画が全て台無しになってしまいます。
「何が何でも予定が狂うことは避けたい…」と思う人にとっては他の移動手段を検討された方がいいと思います。
電車でミュンヘン⇔プラハ間を移動する方法
ミュンヘン⇔プラハ間は電車(DB)が2種類運行しており、日本の新幹線のようなICE、特急列車のALEXがそれぞれ1日に何本も運行しています。
DB
- 料金:29.90〜49.90ユーロ
- 所要時間:5時間〜5時間半
- 乗換:1回(ニュンベルグでバスに乗換)
- 発着駅:ミュンヘン中央駅⇔プラハ中央駅バスターミナル
ALEX
- 料金:38ユーロ
- 所要時間:約6時間
- 乗換:0回
- 発着駅:ミュンヘン中央駅⇔プラハ中央駅
電車(DB)のチケットは当日に駅で購入することも可能ですが、ネット予約よりも高くなることが多いので事前にネット予約するのがおすすめです。
公式ページ:DB
英語での予約が難しいと感じる方やヨーロッパ周遊旅行を計画している方は、ヨーロッパ内の国鉄が乗り放題になるユーレイルグローバルパスという鉄道パスがあるので、購入を検討してみるのもありだと思います。
日本語サイトで予約できるだけではなく日本語でのカスタマーサポートもあります。ただし手数料が取られるのでやや割高になります。英語でのやり取りにストレスを感じる場合は、以下の日本語公式ページをチェックしてみてください。
公式ページ:レイルヨーロッパジャパン
電車(DB)のメリット
1日に運行している本数も多いので日帰りも可能です。そしてヨーロッパ鉄道旅を味わうことが出来るので、憧れがある人にとってはたまらない経験になるでしょう。
電車(DB)のデメリット・注意点
ICEとALEXどちらを選んでもバスよりも割高です。そして、ICEの場合は結局バスに乗り換えになるのでやや面倒ですし直前購入だと高額になります。
ALEXの場合は、バスよりも所要時間がかかる上に料金も高いです。
バスでミュンヘン⇔プラハ間を移動する方法
ヨーロッパでは定番のFlixBusのバスの場合だと片道14.9ユーロ(≒1,850円)〜、所要時間は約5時間です。旅程が決まっている場合は、なるべく早めに購入したり、セールのタイミングが上手く噛み合えば上記料金よりも安価なチケットを購入できます。
バスはFlixbusの他にDBが運営しているInterCity busもありますが、Flixbusよりも値段が高いのでここでは割愛させて頂きました。
ミュンヘン中央駅⇔プラハ中央駅を結ぶ路線なため交通アクセス的にも便利です。ミュンヘン⇔プラハ間は1日約20本運行しています。運行数が多いので直前予約で乗れないことはほとんどありません。
公式ページ:FlixBus
バスのメリット
移動手段の中で最安値です。バスからの景色も楽しめます。
またFlixBusの場合は、他の移動で1回乗車しておくと次回以降利用できるFlixBusのクーポンがもらえる事が多いです、そのため、当区間に乗車する前にFlixBusを利用していると片道14.9ユーロ(≒1,850円)以下で乗車することも可能です。
早朝から深夜まで幅広く運行しているため、時間帯を選べるだけではなく、夜行バスに乗車すれば翌早朝に到着するので、宿泊代と時間を節約することも可能です。(かなり体力を消耗しますが…笑)
バスのデメリット・注意点
バスに大きな荷物を預け入れる荷物サイズが80 x 50 x 30 cm合計20 kg1個までは無料ですが、それ以上の量と重さが超える場合は追加料金が発生します。
上記荷物とは別に、車内に荷物を無料で持ち込むことができ荷物サイズは42 x 30 x 18 cm合計7 kgです。
もし日帰りや1〜2泊の短期滞在で出発地に戻ってくる場合は、移動前日に宿泊したホテルに荷物を預けて移動すると身軽に動き回れるので上手に工夫すれば荷物のデメリットは解消されます。
またバスチケット予約をする際は全て英語表記になっている点に難易度が高く感じる人もいるかもしれません。
もし英語表記が苦手で難しそうだと感じる方は、英語が苦手な方でもスムーズに予約できるように分かりやすく図解でまとめた記事を書いていますので、ぜひご参考ください。(パリからブリュッセル行きの路線での予約を図解していますが、要領は同じです。)
サイトの作りがシンプルなので予約は簡単ですし、予約後に送られてくるメールを提示すれば乗車できるので、チケットの印刷をする必要がなく乗車もスムーズです。
安く行きたい場合はバスがおすすめです。
まとめ
- 飛行機:50分/約13,000円〜
- 電車(DB):約5時間/約3,700円(29.9ユーロ〜)
- バス:約5時間/約1,850円〜(14.9ユーロ〜)
ミュンヘンからプラハもしくはプラハからミュンヘンに行くには
- 所要時間が短い方法がいい!⇒飛行機
- 鉄道旅を味わってみたい!⇒電車
- とにかく安く移動したい!⇒バス
という選び方をすれば間違いなしです。難易度的にはバスが一番簡単です。旅程と目的、そして予算に合わせて選んでみてくださいね。
電車とバスの料金と運行日程を一括比較できるGOEUROというサイトもありますが、GOEURO経由で予約すると手数料が追加で請求されるので、GOEUROで比較しつつ、予約は公式サイトからにするとお得にチケットを購入できます。
公式ページ:FlixBus
良きヨーロッパの旅を!
プラハから気軽にアクセスできる世界遺産の街チェスキークルムロフへの移動方法も書いていますので、ご参考になれば幸いです。
・1日で巡れる!チェスキー・クルムロフのおすすめ観光スポット8選とモデルコース