アディスアベバからダナキルツアーに参加するために滞在しなければならないメケレまでの行き方をご紹介します。
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目次 [show]
アディスアベバからメケレまでは飛行機orバスの二択
アディスアベバからメケレまでは
- 飛行機
- バス
のどちらかの手段を利用して行くことになります。
僕は、アディスアベバ⇒メケレまではバス。メケレ⇒アディスアベバまでは飛行機。どちらも利用してみましたので、それぞれの特徴とお得情報を盛り込んでまとめておきますね。
飛行機で行く
アディスアベバからメケレは1日4〜5便ほど飛んでいて、所要時間が1時間なので、とても利用しやすいです。(バスだと14〜16時間です)
しかし、金額がバスに比べて約10倍の2万円近くなるため、日本人旅行者はあまり利用していなそうな印象です。実際にブログに書いている人もほとんどいません。
ですが、この航空券。半額になったらいかがでしょうか?8,000〜9,000円になったら乗ろうかな?と思う人も少なくないと思うんですね。
実は、ある条件を達していたら、半額になります。その条件とは・・・
「エチオピアに入国する際にエチオピアン航空を利用して入国していること」
です。たったこれだけです。
もし、この条件に達していたら、飛行機を検討されてもいいのではないでしょうか。後述しますが、バス移動はなかなか大変でしたよ。
また、エチオピアに入国する際にエチオピアン航空を利用していたら、アディスアベバ⇔メケレ間だけではなく、国内どの路線でも何度でも航空券半額が適用されます。(エチオピアン航空のみ対象)
予約はエチオピアン航空のHPでも可能ですが、ETTやエチオピアン航空のチケットオフィスに出向いて購入するのをおすすめします。
ダナキルツアーに申し込むついでにETTで購入サポートしてもらうのが一番ですね。
便名とメケレの到着日時を伝えておけばメケレのETTスタッフによる無料ホテル送迎が来てくれますよ。タクシーだと200ブル(≒800円)かかるのでお得です。
アディスアベバのETTの場所は以下です。
バスで行く
アディスアベバからメケレ行きのバスはどのバス会社も1日1便のみ。早朝4時半発。所要時間は14〜16時間。
バスチケットの購入方法
色んなブログを見ていると、バスチケットは当日でも大丈夫と書いている人がいましたが、絶対に前日までには購入しておいた方が良いです。
僕はバスチケットを出発前日に購入したのですが、バス会社3つほど回ってやっと購入出来ました。当日は満席だったので、事前購入を強くおすすめします。
そして、バスチケットの購入方法は
- 自力でバス会社に出向いてチケットを購入する
- ETTでダナキルツアーに申し込んだついでにバスチケットの購入サポートしてもらう
の2通りです。
ダナキルツアーに申し込むなら、少し手数料がかかりますが、ETTでサポートしてもらうのを推奨します。理由はバスチケット購入が結構面倒ですし、バスチケット購入後にホテルまで送迎してくれるからです。
念のため、自力で購入する方法も書いておきますね。
自力でバス会社に出向いてチケットを購入する
自力でバス会社に出向いてチケットを購入するには、バス会社のチケットオフィスまで行かなければいけません。
アディスアベバからメケレ行きのバスは
- SELAM BUS社
- SKY BUS社
の2社が有名です。
それぞれチケットを購入する場所が離れているので、どちらもチェックしておきましょう。というのも、どちらかに行ったら売り切れている事が十分に考えられますので。
料金は、片道474ブル(≒1,896円)。
SELAM BUS社
SKY BUS社

ショッピングセンターの2階にあります。写真真ん中がSKY BUS社のチケットオフィスです。
料金にはほとんど差はありません。しかし、エチオピア内でどちらのバス会社も利用しましたが、SELAM BUS社の方が運転も荷物の扱いも対応も全ての面でSKY BUS社よりも良かったです。
ETTでバスチケットの購入サポートしてもらう
ETTでダナキルツアーに申し込むなら、購入サポートしてもらえます。
自力で購入すると片道474ブル(≒1,896円)ですが、25USドル(≒2,730円)となり割高で、一見損するように見えるかもしれません。
でも、プラス800円支払って購入サポートしてもらうだけの価値は十分にありますよ。
バスチケットオフィスまで車で移動ですし、当日バスターミナルまでの送迎&メケレ到着後にホテル送迎が付いてきます。
これだけでも1,600円くらいかかるものなので、値段的にもお得。そして時間の節約にもなります。

ということで、僕は購入サポートしてもらい、バスチケットをSKY BUS社にて購入。
実はどこも満席で購入までに3社回りました。これ、自分で回ってたら絶対に心折れてましたね。40ヶ国近く旅していて、こういうのは慣れていますが、アディスアベバはワケが違います。おそらく購入できていませんでした。
街中で人に聞いてもウソばかり教えられますし、迷ったらさらに迷うアディスアベバ。お願いして本当に良かったです。
バスで行く当日の流れ
AM4:15 ホテルを出発
ホテルをチェックアウトすると、ETTのスタッフがホテルの目の前まで車で迎えに来てくれていました。
走ること約5分。バスターミナルに到着。
AM4:30 乗車

バスターミナルに到着すると、メケレ行きのバスが停車していたので、荷物を預けて荷物タグをもらい、乗車。荷物代はかかりませんでした。
車内は思っていたほど汚くないですが狭め。座席上の荷物入れもかなり狭いです。
そして、結局出発したのはAM5:00。予定よりも30分遅れて出発しました。エチオピアのバスは遅れるのが普通です。

出発すると、500mlの水とパンケーキとマフィンの中間くらいのお菓子が配られました。実質これが朝食です。
ランチタイムまでレストランに寄らないので、もし朝食を食べたい場合は、何かしら食べ物を用意しておいた方が良いと思います。
バスはかなり揺れながら走行していくため、嘔吐する人続出です。しかもなぜか窓を開けたがらないんですよ。
という事は、臭いが密閉された状態になるので、ある意味過酷です。そして、ここで悟りました。
世界一過酷なツアーはバス移動から始まっていたのだ、と。
ランチタイムまでトイレ休憩が1回。ただし、ちゃんとしたトイレがあるわけではなく、野ションor野グソです。笑
車内ではずっとテレビや音楽が流れていました。
PM1:00 ランチタイム

ランチタイムは30分間。いくつかお店がありますが、みんなが行くお店に行くのが無難です。
インジェラなどのエチオピア料理だけではなく、パスタもありました。これで30ブル(≒120円)。
ランチ後は、ひたすら走行し、トイレ休憩を1回はさんでメケレに到着。
PM9:00 メケレ到着
メケレに到着し、荷物タグと引き換えに荷物を受け取ってホテルへ。
ホテルまでの移動は、バスターミナルまでETTのスタッフが迎えに来てくれているので「ETT!!ETT!!」と、言いながら何とかスタッフを見つけてください。ツアー代金の中に含まれているサービスで無料送迎です。
メケレのホテルは
- union penssion(コスパの良いWiFiが使える安宿)
- milano hotel(ETTの隣)
どちらかがおすすめです。
まとめ
メケレまで行くほとんどの人がETTでダナキルツアーに申し込むと思いますので、飛行機で行くにしてもバスで行くにしてもETTのスタッフにサポートしてもらうのがベストです!
関連記事:ダナキル砂漠ツアーの行き方・お得な申込方法・料金・持ち物・全日程の流れなどのまとめ
飛行機
- 料金:片道8,000〜9,000円(半額対象者)
- 所要時間:約1時間
- 運行:1日4〜5便
- 送迎:アディスアベバ市内から空港、空港からメケレ市内までの送迎あり(ETTでツアーに申込んだ場合)
バス
- 料金:片道474ブル(≒1,896円)ですがETTの購入サポートだと25USドル(≒2,730円)
- 所要時間:14〜16時間
- 運行:1日1便
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