世界中のバイヤーが集まるグアテマラ・チチカステナンゴの行き方とマーケット情報!おすすめ観光スポットもご紹介

世界中のバイヤーが買付けにやってくると評判のグアテマラのチチカステナンゴにあるチチマーケットに行ってきました。

実際に訪れてみた経験をもとに、行き方やマーケットの情報、周辺のおすすめ観光スポットをご紹介していきます。

目次

サンペドロ・ラ・ラグーナからチチカステナンゴへの行き方

サンペドロ・ラ・ラグーナからチチカステナンゴまでの行き方は2通り。

  1. 直行のシャトルバスで行く
  2. ボートとチキンバスを乗り継いで行く

この2通りありますが、所要時間が短く、料金も安い直行のシャトルバスがおすすめです。

パナハッチェルからはソロラ⇒エンクエントロス⇒チチカステナンゴという経路でバスを乗り継いで行くと、片道10ケツァールほどで行けるため、パナハッチェルで1泊してチチカステナンゴを目指す人もいたりします。

それでは、サンペドロから直行のシャトルバスの予約方法から行き方までをご紹介していきます。

チチカステナンゴ行きの直行バスの予約方法

直行バスの予約は、町中にある旅行代理店で予約するしかありません。旅行代理店によって値段が異なるので、色々と回ってみてください。

往復で50〜60ケツァールが相場だったんですが、道を一本入った旅行代理店が往復で45ケツァール(≒700円)と最安値だったので、ここでお願いしました。

予約時にもらう領収書のような手書きのチケットが乗車券になり、乗車時に提示を求められますので、捨てずに持っておきましょう。

場所は「Hotel Tiamit」の向かい側にあります。

Google maps:こちら

チチカステナンゴ行きの直行バスは週2便のみ

サンペドロ・ラ・ラグーナ⇔チチカステナンゴ間の直行シャトルバスは、チチカステナンゴのマーケットがオープンする木曜日と日曜日の7:00発のみ。週2便しか運行していません。

そのため、特に滞在日程が少ない場合は、しっかりと旅程を組んでおかないと、チチカステナンゴに行けないなんて事も出てきます。

チチカステナンゴ行きの直行バスに乗ってみた

出発時間の10分前までにお店の前にいてくれと言われたので、6:45頃にバスの予約手配をしてくれた旅行代理店の前で待機。ピッタリ7:00にピックアップしてくれました。

予約時にもらった手書きのチケットを提示してシャトルバスに乗り込みます。チケットは忘れないように持参しましょう。

所要時間は片道2時間半くらい。時間的にはそこまで長くはないため、トイレ休憩がありませんでした。

乗り心地は、結構ヒドく、もう二度とチチカステナンゴに行きたくないという人もいるほどかなり悪路なため、めちゃくちゃ揺れます。車の天井に頭をぶつけるんじゃないかってくらい揺れます。

しかも、砂埃が入ってくるので、結構空気も悪いです。車酔いしやすい人は酔い止め薬を飲んだ方が良いです。一番後ろが一番揺れるので、座席はなるべく前方へ。おすすめは助手席です。

9:30にシャトルバスターミナル到着。Googlemaps上に表示されていないため、近くのガソリンスタンドにピンを挿しておきました。

Google maps:こちら

シャトルバスターミナルからマーケットのメイン通りまで徒歩5分くらいです。

チチカステナンゴのチチマーケットの様子

布生地、刺繍生地、ウイピル(民族衣装)、雑貨のお店が数多く立ち並んでいます。まさにお買い物天国です。お店を見て回るのが楽しいのはもちろん、街行く人が身に付けている色鮮やかな民族衣装を見るのも面白いです。

かなり活気があります。チチカステナンゴは赤色のウイピル(民族衣装)を着ている人がほとんどです。

販売されているウイピル(民族衣装)も赤系が多めです。

ポーチや財布などの小物入れ。

ポシェットやバッグ。

色んなモノが並んでいます。

ハンモックもあったり。

靴もありました。

生地を販売するおばちゃんも。

実際に歩き回って一つ一つ商品を確かめてみましたが、タイなどの東南アジアで販売されている雑貨類に比べて、品質が良い物ばかりでした。結構しっかりしています。

全て一点物で同じデザインのものが無いため、気に入ったモノがあったら購入するのがチチマーケットの歩き方だと、滞在先のオーナーさんが教えてくれました。

また、欧米人のバイヤーがチラホラいて、容赦ない値段交渉をしている現場も見かけたり。日本の有名企業のバイヤーも買い付けに来るそうです。

僕はベルトをゲット。90ケツァール(≒1,400円)でした。

チチカステナンゴのマーケットでの注意点

  • 値段交渉すると安くなるけど、やりすぎに注意
  • スペイン語メインであまり英語が通じない
  • ATMが見当たらなかったため、お金をおろしていった方が良い
  • スリや置き引きに注意
  • カバンを持って行った方が良い
  • 時間が足りないかも?

お買い物をしに行く人がほとんどだと思いますが、マーケット周辺にATMが見当たらなかったため、お買い物をする意思のある方は、お金は多めにおろして行った方が良いです。クレジットカードは使えません。

そして、お店を回っている時に試着をしている隙を狙って、バッグの置き引きやスリの被害が頻繁にあるとの事なので、要警戒です。マーケット内に警察が巡回していますが、やっぱりまだまだ被害があるそうです。

サンペドロ・ラ・ラグーナ⇔チチカステナンゴの直行シャトルバスで行くと、滞在時間が4時間です。

女子3名と僕で行ったのですが、女性陣は「時間が足りない!」と言っていました。本気でお買い物をしたい場合は、前日入りをした方がいいかもしれません。

僕は2時間でお腹いっぱいでした。笑

チチカステナンゴのマーケット以外のおすすめ観光スポット

サントトマス教会

マーケットのど真ん中にある教会は、町の中心に位置しています。教会前にはたくさんの人がいて、花が売られていました。

普通のキリスト教の教会ではなく、周辺に住むマヤのキチェ族の霊場から教会へと建て替えられた歴史的背景があることから土着の宗教が入り混じった教会でもあるとの事。

昔ながらの伝統が色濃く残った民族工芸と宗教が混じった独特な活気が溢れるマーケットは「異様」そのもの。独特な空気感が漂っていて鳥肌モノです。

Google maps:こちら

墓地

マーケットから少し外れたところには、チチカステナンゴの墓地があります。今まで見たことのないカラフルでフォトジェニックな墓地。

まさに圧巻です。

Google maps:こちら

ランチはコメドール(食堂)で

おばちゃんお手製の料理が楽しめるコメドールがあります。あっさりしていて、日本人の舌にも合うと思います。これで20ケツァール(≒300円)。

疲れたらWiFiカフェへ

散策に疲れたらマーケット内にあるWiFiカフェで一息つくのもアリです。本気で買付けしに来ている場合は、メルカリなどでリサーチしながら買い付けすることも出来ますしね。

レモネード美味しかったです。13ケツァール(≒200円)。

まとめ

世界中からバイヤーが集まるほどお買い物天国として知られているチチカステナンゴ。お買い物をする気がある人はいつもより多めのお金を。お買い物をする気がない人はいつもより少なめのお金を。

魅力的なアイテムがたくさんあるので、満喫してくてくださいね!

時間が余ったら、ぜひ周辺散策もおすすめです。