EUの首都と呼ばれるベルギー・ブリュッセルは、街の規模が小さく、中心地に集まっているため、1日あれば徒歩だけで十分に観光スポットを回り切ることが出来ます。
また、パリやバルセロナなどの他の観光都市に比べて人混みもなく、のんびりしているため、流れている時間が穏やかです。
世界で最も美しい広場と呼ばれ世界遺産登録されている「グラン=プラス」や珍スポットの「小便小僧」「小便少女」など、実際に足を使ってブリュッセル観光をしてみたおすすめスポットとモデルコースをご紹介します。
目次
ブリュッセル観光のアドバイス
ブリュッセルの治安は一部悪いエリア(ブリュッセル南駅など)がありますが、観光スポットではないため、基本的には心配なく観光することが出来ます。
物価は日本と比べて同じくらいか、お店によっては少し安い印象があります。名物のワッフルも3ユーロ以下で楽しむことができ、ビールもすごく安いです。ケバブ屋さんが安くて美味しかったのがビックリ。4ユーロでお腹いっぱいになれます。
観光スポットを回りながら、ワッフル、チョコレート、ベルギービールを食べ飲み歩きし、レストランではブリュッセル名物のムール貝のワイン蒸し、フライドポテト、牛肉をビールで煮込んだカルボナード・フラマンドを楽しむのがおすすめです。
それでは、1日あれば歩いて回れる観光スポットを見ていきましょう。
ブリュッセル観光のおすすめモデルコース
- ブリュッセル王宮
- ロワイヤル広場
- 芸術の丘
- 小便小僧博物館
- 小便小僧の銅像
- 1ユーロワッフル店
- ベルギーチョコレート店「Leonidas」
- グラン=プラス(世界遺産)
- ギャルリ・サンチュベール
- ベルギービール店
- 本格派ベルギーワッフル店「Belgaufra」
- 本格派ベルギーワッフル店「Vitalgaufre」
- 小便少女の銅像
- サン・ミッシェル大聖堂
- キレイな住宅街
ブリュッセル王宮
国賓を迎えるなどの公式行事に使われる建物で、普段は見ることのできない豪華絢爛な内部が、夏の間だけ一般公開されています。国王がベルギー国内にいる時は、王宮の屋根に国旗が掲げられます。
王宮前のちょっとした庭になっていて、手入れが行き届いていてとてもキレイです。ぜひ外で満足せずに中に入ってみましょう。
数々の豪華な調度品に息を呑む事間違いなしです。所要時間は15〜30分。トラムで訪れる場合は、92番or94番に乗車し、Royal駅で下車してすぐです。
Google maps:こちら
開門時間:10:30〜15:45(7月下旬から9月上旬まで)
定休日:月曜
住所:Rue Brederode 16, B-1000 Bruxelles
入場料:無料
ロワイヤル広場
ブリュッセル王宮から中心地の方に歩いていくとすぐに、楽器博物館、王立美術館、裁判所、クーデンベルグの丘などに囲まれたロワイヤル広場に出ます。石畳の道路に路面電車トラム。そして、ヨーロッパならではの車。とても絵になる広場。
楽器博物館の屋上にあるレストランからはブリュッセルの街並みが一望でき、王立美術館は古典モノから近代モノまで揃う豊富なアートを鑑賞することができ、ギュッと凝縮されたエリアです。
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住所:Place Royale 10, 1000 Bruxelles
芸術の丘
ロワイヤル広場を抜けて、坂を下っていくと、フランス式庭園の公園があります。ここがブリュッセルの中で最も景観の美しい場所のひとつと言われる芸術の丘。
とても気持ちの良い場所で、天気の良い日はのんびり時間を過ごしたくなる場所です。
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小便小僧博物館
小便小僧が世界的に有名になり、世界中から小便小僧用の衣装が寄付された事で
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開館時間:10:00〜17:00
定休日:月曜
住所:Rue du Chên 19, 1000 Brussel
入場料:大人8ユーロ
小便小僧の銅像
ベルギーのブリュッセルと言えば、定番の小便小僧の銅像。しかし、思った以上に小さく、気づかぬうちに通り過ぎてしまうかもしれません。それほどひっそりと佇んでいるので、見逃さないように要チェックです。また、時間帯によって小便小僧が服を着るので、それも見ものです。
ちなみにこの銅像。本物の銅像は盗まれて、レプリカらしいですよ。
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1ユーロワッフル店
B級グルメ中のB級グルメ感が漂う1ユーロワッフルのお店が、小便小僧の銅像の通りに数店舗立ち並んでいます。
各店舗手を変え品を変え、小便小僧が出迎えてくれます。ちなみに、ここのワッフルは本格的なベルギーワッフルではなく、あくまでも観光用。本格的なベルギーワッフル店は後述します。
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(※地図のピンの隣のお店が1ユーロワッフル店です。)
ベルギーチョコレート店「Leonidas」
地元の人に愛されているベルギーチョコレート店の「Leonidas」。日本で売られている価格とどれくらい差があるのかを日本のAmazonと比較してみましたが、全然値段が違いました。
ここで買うと安いので、おみやげにピッタリです。チョコレートも美味しいと評判。街中を歩いていると何店舗も見かけますが、店舗によって品揃えが異なっています。「これは!」と思ったチョコレートがあったら、買っておくのがおすすめです。
下記地図で示しているのは、小便小僧から100mほどの場所にある「Leonidas」です。
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グラン=プラス
世界で最も美しいといわれる広場グラン=プラスは、1998年に世界遺産に登録された広場です。広場を囲む市庁舎や博物館などの建築物が美しく、広場には大道芸人もチラホラ。
↑市庁舎。
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ギャルリー・サンチュベール
全長212mのガラス張りの屋根に覆わているヨーロッパ最古のアーケード。「女王」、「王」、「王子」の3つの通りがあります。
カフェやおみやげ用のチョコレートをじっくり見て回ると面白いです。なんせ、ピエールマルコリーニなどの日本で売られている半分くらいの値段でブランドチョコレートを購入することが出来るんです。
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ベルギービール店
ベルギーと言えば、ワッフル以外にも有名なベルギービール。街中を歩いていると、何店舗かビール専門店があります。ベルギーでしか飲めないビールが多数あるので、ビール好きは必見です。
日本では見ることすらもないビールが豊富に揃っているので、見ているだけでもワクワクします。ラベルデザインも素敵です。
本格的なベルギーワッフル店
Belgaufra
現地の人に人気の「Belgaufra」というワッフル店。本格的なベルギーワッフルを味わえます。値段は2ユーロを超えるため、1ユーロワッフルの倍以上の値段になりますが、全然違います。出来たての温かいワッフルで美味しかったですよ。
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Vitalgaufre
個人的にはこちらの方が好きだったワッフル店。味がチョコレート、ラズベリー、バニラなどから選べます。こちらは注文したら目の前で作ってくれるので、エンタメ感もあって目で楽しんで舌でも楽しむお得感がありました。
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小便少女の銅像
小便小僧だけではなく小便少女もいます。なんとシュールなんでしょうか、ベルギーのブリュッセルという街は。檻の中に銅像があり、きちんと鍵がかかっています。盗まれないように鍵がかかっているのでしょうか。これは謎です。
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サン・ミッシェル大聖堂
ブリュッセルの代表的スポットであるサン・ミッシェル大聖堂は、外部内部ともにとても凝った作りをしていて明るめの教会です。
パイプオルガンが印象的です。
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キレイな住宅街
もし時間があったら住宅街に迷い込んでみてください。とてもキレイな一軒家が並んでおり、歩いているだけでワクワクします。特に観光スポットという感じではないのですが、ローカルな雰囲気を味わうには最高です。
主要スポットから少し離れると、住宅街があり、その中には、八百屋さんや魚屋さんなどブリュッセルでの生活の様子を垣間見ることが出来るので、少し違った角度から街を楽しむことが出来ます。
ローカルな雰囲気を味わえるAirbnbで宿を予約するのもありだと思います。
関連記事:オシャレな屋根裏部屋!ブリュッセルでAirbnbに宿泊したレビュー
まとめ
今回は、王宮からスタートしましたが、サン・ミッシェル大聖堂からスタートするのも良いと思います。昼も夜も治安の悪さを感じることはほとんどなく、安心して街歩きをすることが出来ました。
ただし、ブリュッセル南駅周辺は、あまり治安が良くないので、立ち寄る際や宿泊先に選ばないようにしましょう。
観光するにあたって、バスなどの交通機関を利用することはありませんでしたが、少し遠くに行く場合は、バスなどを利用してみましょう。
実際に観光してみて、ブリュッセル中央駅周辺に観光スポットやレストランやおみやげ屋さんが充実しているので、このエリアのホテルに宿泊するのがおすすめです。