パリで安くて美味しいフレンチが食べれるおすすめのレストラン「シャルティエ」

パリに行くなら美味しいフランス料理が食べたい！と思ってレストランを探してみると「高い。高すぎる。。」と意外と値が張ってなかなか踏み込めない事があるかもしれません。

しかし、お手頃価格でフランス料理が楽しめる大衆レストランがあるんです。その名も「シャルティエ」。

ディナーの時間帯はめちゃくちゃ行列が出来ると聞いていたので、ランチの時間帯に行ってきました。実際に行ってみた感想と場所や行き方をご紹介します。

フランス料理の大衆レストラン「シャルティエ」

「シャルティエ」は「美味しいものをお値打ち価格で提供する」というまさに大衆レストランのコンセプトで1896年に創業。創業当時から現在までフランスのビストロ料理を出し続けているお店です。

お値段も手軽。雰囲気も気取っていない。入口は広いため、とても活気があり、連日満席と大人気店です。観光客だけではなくフランス在住者からも支持されています。

お店の外にあるメニューを覗いてみると、フランス語表記のメニューしかなくてビビっていたんですが、お店の中に入ると英語表記のメニューもありました。ただでさえ写真がないメニューだと料理の想像がつかないのにフランス語だともう完全にギャンブルです。笑

ただし、価格を見てみると「安い」ということに気づけるのではないでしょうか。

ENTREESは前菜で2〜3ユーロほど。POISSONSは魚料理。PLATSは肉料理。LEGUMESは野菜。FROMAGESはチーズ。DESSERTSはデザート。GRACESはアイス。

他のレストランと比較しても安い価格帯ですし、メニューも豊富です。

さて、オープン当時からほとんど変わっていないと言われる内装も見どころ。そんな「シャルティエ」の場所を地図を使って見ていきましょう。

Google maps：こちら

定番の観光スポットからは少し離れた場所に位置しているため、少し行きづらい場所かもしれません。しかし、メトロの8番か9番を利用しGrands Boulevards(グラン・ブールヴァール)駅まで行けば、お店まで徒歩1分圏内です。

観光で街を回っている場合は、回数券等で公共交通機関をお得に乗りこなしているだろうと思いますので、立ち寄りやすいのではないでしょうか。

営業時間：11:30〜0:00(定休日なし)
住所：7 rue du Faubourg Montmartre 75009 Paris
電話番号：+330147708629

外観からは想像がつかないほど奥行きと高さがあるので、とても広く感じます。そして、大衆食堂とは思えない内装。大衆を謳いながらこのオシャレさは、やはりここがパリだからなのでしょうか。

子供からおじいちゃんおばあちゃんまで多くの世代のお客さんで満席でした。

料理を注文すると、メモを取り始めたと思ったら、テーブルクロスにそのまま書き込みはじめてビックリ！注文のとり方がかっこいいです。

前菜はアボカドのエビマヨソースサラダ。アボカドを半分にカットした上にエビマヨソースがかかっているシンプルなサラダ。可もなく不可もなく。アボカドにエビマヨソースが乗ってる！というそのままな感じです。

前菜とともにバケットが供されました。一緒にフレンチマスタードも。

「マスタード」よりも辛く「からし」よりも辛くない。つけすぎても強烈にツンと来ることはないけれど、しっかり刺激を感じる絶妙感にどハマリしてしまい、今でも恋しいです。薬味・調味料好きにはたまらないものでした。

バケットも美味しかったです。さすがはフランス！

メインで注文したのが、牛ミンチのグリル。見た目は完全にハンバーグですね。料理はとてもシンプルで、牛ミンチを焼いた上にソースがかけただけ。ミンチは赤身が多く、脂身が少なめ。赤身が大好物な僕にとって、これもドハマり。脂っぽさがなく、あっさりしていて食べ応えがあり、最高でした。

日本にもこういうハンバーグ？牛ミンチのグリル？を食べられるお店が増えて欲しいです。ソースもお上品な味。フライドポテトは普通のフライドポテトでした。

こちらは妻が注文したシチュー。メニューに「Traditional」と書いてあり、迷わず注文していました。が、僕ら夫婦には口に合わず、美味しいと感じませんでした。

お肉は煮込まれていて柔らかくホロホロ。でも、味が・・・

前菜、サングリア、ビール、メイン2品を注文して合計で29ユーロ(≒3,770円)でした。1人1,500〜2,000円の予算ですね。

パリのレストランの中では、価格が安く、料理が出てくるのも早くて、とびっきり美味しいわけではありませんが、そこそこ美味しい料理を楽しめる「シャルティエ」は、要チェックです。